甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

サカナのことば 自然17

2018年01月31日 18時52分19秒 | 自然とことば

 ダメだと思っていた皆既月食、少しモヤはかかっているけれど、何となくいけそうです。でも、赤黒い月って、そんなにありがたいことなのかどうか。少し微妙です。大きな火星みたいに見える天体じゃないの? と、すぐ日和ってしまうけれど、まあ、せっかくチャンスを与えてくれているのだから、寒いけど、とりあえず感謝して見させてもらいます。

 それにしても、皆既月食の「既」はどうしてついているのでしょう。みんなすべてが既に月食になったって、変ですね。どういう意味なんだろう。

 また、あとで調べてみます。天体ショーにわくわくできる私は、しあわせです。ありがたく見させてもらいます。サカナのことばを見てもらいましょうか。

◆ 魚のことば ……空欄に適当な魚の名前・言葉を入れてください。

1a【( )登り】……物の程度・地位などが急に上がること。
1b【○○○の寝床(ねどこ)】……細長い家などのたとえ。

→○○○は、水中でまっすぐ登ったり下りたりして泳ぐことからこういうことばが生まれたのだと思われます。そして、細長い穴倉みたいなところで寝ているから、細長いおうちも、こういうふうに呼んだみたいです。

2【( )のフン】……長々と続く様子や人にくっついて離れない様子。  
→私たちの普段の生活の中で、そのような生態を眺めることができる魚は何でしょう?
昔はウチでも飼ってたんですけど、もう長い間仲良くしていません。わりと近ごろのは短命です。昔は何十年と生きていて、とても大きくてたくましかったのに、近ごろはわりと生命力が弱くなっているんだろうか。まるで今の人間と同じかな……。

3【(ゴ )押し】……無理に自分の考えを押し通そうとすること。  
→谷川の石の上にへばりついている魚の「かじか」の別名は? うちの子は、川遊びをしてこのサカナをつかまえて、水槽で飼ってたことがありますよ。テナガエビも、小さなナマズも家で飼っていました。ナマズが死んだときは、それなのにショックだったので、お墓をちゃんと作ってあげました。人生でたった一度のナマズを飼った体験でした。かわいんだけど、金魚とか、すべてを呑み込んでしまうので、かわいいやら、悲しいやらでしたね。

4a【五月の( )の吹流し】……さっぱりとしていて心に何の不満も無いこと。
→はらわたを持たない五月だけの魚? 実は、空しか泳げない魚です。リアルのサカナではありません。

4b【まな板の( ○○ )】……相手がするがままにされている状態。運の尽き。   
→普通はだれだって抵抗したり、反発したりするものですが、自分の力ではどうにもできないと悟ったら、居直ってこの魚のようになるのでしょうねえ。いや、私はずっとジタバタしていたいんだけど、果たしてどうなることか。

5【二匹目の(  )】……他人の成功をマネして、自分も同じ方法で取り組むこと。
→柳の下に水たまりがあると、その魚はいるかもしれないらしい。そんなはかない希望をもとに人間は集まるらしい。漢字では「泥鰌」と書きます!

6【( )の頭も信心から】……つまらないものでも信心の対象となればひどくありがたく思われること。
→節分の日、豆をまく前に、○の頭をひいらぎ[柊]の小枝に刺して戸口に飾るという風習がありました。庶民の魚は玄関の守りもしてくれてたのです。もうすぐこのサカナのシーズンだけど、基本はいつでも獲れるのだと思われます。イベントにニオイのするものとして取り上げられたんでしょう。鬼も逃げるくらいの神通力があるんですね。

7【腐っても( )】……真に優れたものは、古くなったり、いたんだりしてもそれなりの値打ちがあるということ。
→おメデ○○時の高級魚は? これはオヤジギャグなんだろうか。それとも、赤くて立派で、布袋様がかわいがっているから、珍重されるんだろうか。私は、残念ながら、そんなに好きではありません。たぶん、いいのを食べた経験がないのでしょうね。お口はお子ちゃまですからね。

8【( )を読む】……[年齢などを]自分の都合のいいように適当に数をごまかすこと。
→青魚の代表で、すばやく扱わないと腐ってしまう魚は?

 知らない間に、6番から海の魚に変わっていました。川の魚は、そんなにことわざ業界では扱われていないんですね。アユも、フナも、ナマズも、食べられていたし、人々のくらしになじんでいたはずなんですが、どういうわけか、ことわざにはならなかった。

 それくらいいつでも食べられていたということかもしれません。私は、残念ながら、めったに食べなかったので、アユの塩焼きを見ただけで、しり込みしてしまいます。

 ああ、本当に私って、何のためにトシくってきたのか、何も体験しないで、ボンヤリと年取ってきただけなんですね。情けないです。ラーメンも、ギョーザも、サカナも、何にも食べないで、何を食べてきたんでしょう。

 うちの奥さんなら、すぐに「あなたは練り物を食べてきたし、今でも好きでしょ」と言ってくれるかな。そうです。私はカマボコ大王でもあったのです。情けない。でも、母は、「いや、私はそんな食生活をさせなかった」というだろうけど、そうかもしれないけど、私は私の勝手な食の道を歩んできたのかもしれません。

     
★ 解答 1・うなぎ[鰻]  2・金魚      3・ゴリ
     4・こい[鯉]   5・どじょう[泥鰌]  6・いわし[鰯]
     7・たい[鯛]   8・さば[鯖]


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