甘い生活 since2013

俳句や短歌などを書きます! 詩が書けたらいいんですけど……。

写真や絵などを貼り付けて、二次元の旅をしています。

エイトマンと「ミスターモンキー」

2020年08月16日 05時44分29秒 | Back To The 80's

 エイトマンといえば、それはもうボクの中では、香川の友人と決まっています。宴会では、「さあ、オイドン、エイトマンやろか!」とみんなに言われ、仕方なく彼は四年間エイトマンの踊りを披露し、ボクが結婚した時の二次会で、わざわざ大阪の梅田でも、披露してくれました。

 自分の結婚式ではやらなかったけれど、エイトマンといえば彼しかいなかった。

 踊りは、彼が考案したものだったのか、どこかで教えてもらったのか、主題歌をそのまま手ぶり・身振りでやる踊りで、その場でつっ立ったままでやれてしまう盆踊りみたいな、手わざが光る芸でした。それを希望したということは、ボクたちも声を揃えて歌わなくてはならなくて、みんなでその場で大合唱したものでした。

 そう、彼を「オイドン」と呼ぶのは、松本零士さんの「男おいどん」の主人公に似ているからでしたね。だから、本来は一人称である「オイドン」を彼に呼びかける時に使ってしまう。

 三年前に彼に会いに行った時、ちゃんと彼に「オイドン」と言えたかな? ボクの中では言えたと思ったんだけど、面と向かっては言えなかったかもしれません。お互いに立派な大人(オッチャン)ですから。でも、ボクの中では今もオイドンなんです。だから、もし一緒に飲む機会があれば、「オイドンとこはどう?」「オイドンのとこのお子さんは?」とか言えるでしょう。

 会ってすぐ「オイドン!」と呼びかけるのはムズカシイかな。どうだろう。

 三年前はグレーのフィットに乗ってました。すぐにNボックスに変えてそこからまた車中泊始めたり、いろんなことにチャレンジしているみたいです。英語の研究家でもあるので、文法をどのように伝えるのか、動画も作ってたけど、最近は作ってるのかな? 真面目におもしろおかしく作ってたし、youtubeに今も動画はあるんでしょうね。あとで検索してみます。



 どうしてエイトマンでしたっけ?

 そうでした。エイトマンの原作は平井和正さんで、絵が桑田次郎さん(後に二郎さん)でしたけど、その桑田次郎さんの訃報に接して、いっぺんに四十年前にさかのぼってしまったということでした。

 四十年以上前から、本当は五十年くらい前から、ボクたちはエイトマンに親しんできました。別の友人は、全巻持ってるとか、DVD持ってるとか、エイトマンのセリフが好きだったとか、いろいろですけど、ボクはそんなにエイトマンに肩入れした人間ではなかったと思うんです。一通りのファンでした。

 ところが、大学生になってみたら、小さい時に見たエイトマンをお座敷芸にしている人がいて、漫画研究会に身を置いて、不思議なマンガを描く彼にひかれ、彼と同じ下宿に入ることになり、一緒にサークルにも入り、何かと彼と一緒だったから、エイトマンは特別な存在になったのだと思います。テレビ放送から何年も過ぎて、実際に見ることはできない過去のものなのに、エイトマンはどういうわけか、ボクたちの世界では、ライブで瞬間的に立ち上がる存在でした。不思議です。


 下宿の2階の右手の2つ目が彼の部屋でした。南側だから、カーテンしなきゃいけないのに、彼はどういうわけかブラインドみたいなのを下げてた。この方がいいとか何とか、彼は講釈してたけれど、何か不思議、そして時々は面倒と思いつつ、ブラインドを開けたり閉めたりしてました。

 3年になって、彼の下宿に入らせてもらったんですけど、私は1階の左手の2つ目の部屋でした。北側で、ボクとしてはそれでよかったけれど、冬は寒かったでしょうね。もう思い出せないくらい昔です。確かにコップに水を張ってたら、凍るくらいの寒さだったはずだけど、それをコタツで寝たり起きたりしてしのいだのだから、とんでもない学生時代ではありました。


 そんな中で、友人はどちらかというと、マイナー調のフォークが好きなんだけど、ハッチャケる時はハッチャケちゃいますから、当時のディスコ音楽の中で、アラベスクの「ハロー・ミスター・モンキー」が好きで、格闘系のクラブ主催のダンスパーティー(略称ダンパ)では、この曲がかかると、彼は元気よく踊ってました。

 ボクもおっちょこちょいの酔っ払いですから、とんぼ返りはできないけれど、側転したり、寝転がったり、とんでもない踊りをしてました。酔いすぎると、あくる朝は、布団の中で砂まみれで、「これはどうしたことか?」とビックリすることもありました。途中から記憶がなくなるというのも、何回か経験しました。二日酔いも経験したんですね。昔も今も、アホは治らない。

 懐古的になっている今は、ポンコツMDで「ミスター・モンキー」を聞いたりします。編集したMDには、ビージーズやマイケル・ジャクソンなど、当時の音楽が入っていて、その中にジンギスカンという西ドイツのディスコクループの音楽も入っていて、最近はこちらに気を引かれたりします。ゴツゴツしてる耳ざわりが心地よい感じです。何だか不思議です。 

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