夢*想*花

人生○○年!!今までは家族のために頑張った。
これからは、自分のために楽しい、好き、糧になるを目標に過ごしたい。

* 矢車草 *

2019-05-15 19:19:23 | 編物
    矢車草が咲きました。
   

   

   ピンクとか白も有ったのですが、我が家にきて三年目となると、この二色になりました。
  石川啄木の歌に矢車草を読んだものがあります。

 函館の青柳町こそかなしけれ
             友の恋歌矢ぐるまの花


  私たち世代の「青春の愛読書」的な存在だったのではないでしょうか?
  どの詩も切ない感情を読んでいますし、心に響くものがあります。
   「一握の砂」 どの詩も好きです。
  また、読みなおしたいと思っています。

  今の若い人達は啄木を知っているでしょうか?
  豊かな時代に育った若者には、日々の貧しい暮らしの中から歌われた、この心情が理解出来るでしょうか?

 私は 友がみなわれよりえらく見ゆる日よ            
             花を買ひ来て妻としたしむ
 
 この歌が好きです。

  (1886-1912)岩手県日戸村生れ。本名一。生後まもなく、父が渋民村宝徳寺住職となる。
  唯一の男子として両親の愛情を一身に受け、村人からは神童と騒がれ、気位高く育つ。盛岡中学在学時に「明星」に感銘、
  17歳の時、文学を志して上京するが、健康を害し帰郷。20歳で処女詩集『あこがれ』を出版、天才詩人の評判を得る。
  が、自分の才能と自負心と、両親妻子を養わねばならぬ貧困の現実とに引き裂かれ続け、肺結核で不遇の生涯を閉じた。
  歌集『一握の砂』、友人らの尽力で死後出版された『悲しき玩具』、詩集『呼子と口笛』等がある。

                                   (インターネットより転載)
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