中小企業診断士 地域活性化伝道師のブログ

地域活性化を目指すプロフェッショナル人材をリンクさせイノベーションを目指す中小企業診断士、地域活性化伝道師です。 

不得手な部分はアウトソーシングする!

2013年08月06日 05時00分00秒 | 2013中小企業白書を読む!
おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。

昨日は2012年度中小企業白書 203ページの「業務プロセスの見直しの取組状況」をみましたが、今日は204ページの「業務プロセスの見直しの際に重視した取組」をみます。

業務プロセスの見直しの際に重視した取組を見ると、小規模事業者では5割近くの事業者が「経営層が陣頭指揮を執った」と回答していますが、中規模企業では、約5割の企業が「実務の中心的な人物に主導させた」と回答し、次いで、「社内のヒアリングを実施した」と回答する企業が多くなっていることが分かります。

次に、業務プロセスを見直さなかった理由を見ると「見直す必要を感じなかった」が、全体の3分の1程度ですが、見直す必要を感じながら見直しを行わなかった理由としては「推進できる人材がいなかった」、「ITの知識が不足していた」等が挙げられていることが分かります。

業務プロセスの改善に限らず、従業員20名以下の小規模事業者の経営者は、思ったことの全てを自分自身でやらなければならず、これが自社技術などの得意部門であれば、寸暇を惜しんでできるでしょうが、不得手な業務は相当なストレスになると思います。

これまでも何度も書きましたが、得意な部分で生産性を上げ、不得手な部分はアウトソーシングすること。これがまさに現代のITを用いた業務プロセスの在り方だと思います!
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