おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 7ページの「生産面での製造業の波及効果」をみましたが、今日は8ページの「自動車産業の波及効果」をみます。
仮に海外生産の増加などによって、日本の自動車輸出がゼロになったと想定するとどうなるのでしょうか。
上図をみると、自動車産業における生産額の減少を含めた国内生産全体の減少額は25.3兆円になると試算され、平成17年産業連関表では国内生産が972.0兆円であるため、約3%の国内生産が失われることになります。
また国内雇用への影響については96万人減少します。これは平成17年産業連関表における雇用表では、我が国における雇用者数は6,670万人であるので、自動車輸出がゼロとなることによって6,574万人の水準まで下がることとなり、約1%の雇用が失われることに相当します。
96万人が失業する可能性があると考えると、自動車産業の裾野の広さと波及効果の高さが分かりますね。
昨日は2013年度ものづくり白書 7ページの「生産面での製造業の波及効果」をみましたが、今日は8ページの「自動車産業の波及効果」をみます。
仮に海外生産の増加などによって、日本の自動車輸出がゼロになったと想定するとどうなるのでしょうか。
上図をみると、自動車産業における生産額の減少を含めた国内生産全体の減少額は25.3兆円になると試算され、平成17年産業連関表では国内生産が972.0兆円であるため、約3%の国内生産が失われることになります。
また国内雇用への影響については96万人減少します。これは平成17年産業連関表における雇用表では、我が国における雇用者数は6,670万人であるので、自動車輸出がゼロとなることによって6,574万人の水準まで下がることとなり、約1%の雇用が失われることに相当します。
96万人が失業する可能性があると考えると、自動車産業の裾野の広さと波及効果の高さが分かりますね。