おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 58ページの「マイスター制度」をみましたが、今日は59ページの「技術と競争力」をみます。
日本のものづくりは主要国の中でも「技術力」では優位性があることはこれまで何度も見てきましたとおりであり、さらにその技術力について同業の外国企業と比較した自社の優位性の自己評価をみても、海外企業に対して技術面で優位性を保っていると認識していることが分かります。
しかしながら、事業競争力について同業の外国企業と比較した自社の優位性を尋ねると、技術力の優位性の自己評価の場合に比べて、「自社が優位」(日本企業が優位)との回答比率が大きく低下することが分かります。
これを仔細に見ると、韓国企業に対しては70.5%が技術面で依然として優位性があるものの、33.3%が事業競争力で劣っていると回答しており、中国企業に対しても85.3%と40.8%となっています。
白書には技術は「頭脳」、設備は「筋肉」とありますが、日本企業は頭では分かってことを体で動かせるようにしなくてはなりませんね。
昨日は2013年度ものづくり白書 58ページの「マイスター制度」をみましたが、今日は59ページの「技術と競争力」をみます。
日本のものづくりは主要国の中でも「技術力」では優位性があることはこれまで何度も見てきましたとおりであり、さらにその技術力について同業の外国企業と比較した自社の優位性の自己評価をみても、海外企業に対して技術面で優位性を保っていると認識していることが分かります。
しかしながら、事業競争力について同業の外国企業と比較した自社の優位性を尋ねると、技術力の優位性の自己評価の場合に比べて、「自社が優位」(日本企業が優位)との回答比率が大きく低下することが分かります。
これを仔細に見ると、韓国企業に対しては70.5%が技術面で依然として優位性があるものの、33.3%が事業競争力で劣っていると回答しており、中国企業に対しても85.3%と40.8%となっています。
白書には技術は「頭脳」、設備は「筋肉」とありますが、日本企業は頭では分かってことを体で動かせるようにしなくてはなりませんね。