おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 8ページの「自動車産業の波及効果」をみましたが、今日は10ページの「製造業が輸出で稼ぐ力の低下」をみます。
貿易収支の内訳を90年代と比較すると、自動車を中心とする「輸送用機器」や工作機械などの「一般機械」は貿易黒字を維持・拡大させていることが分かります。
その一方、「電気機器」の貿易黒字が縮小しており、2012年の「電気機器」の黒字額は3.0兆円と、2007年の約6割の水準に留まっていることが分かります。
2011年に、東日本大震災による国内生産の停滞や世界経済の減速に伴う輸出の低迷、及び原子力発電所の稼働停止に伴う化石燃料の輸入増加によって31年ぶりに貿易赤字に転落し、さらに2012年の貿易赤字は、過去最大となる6.9兆円に達しています。
この貿易収支の赤字化の背景には「電気機器」の中核であるエレクトロニクス産業の競争力が低下し、貿易黒字を稼ぐ力が衰えつつあることが一因となっているとのことです。
では、その詳細を明日見ていきましょう!
昨日は2013年度ものづくり白書 8ページの「自動車産業の波及効果」をみましたが、今日は10ページの「製造業が輸出で稼ぐ力の低下」をみます。
貿易収支の内訳を90年代と比較すると、自動車を中心とする「輸送用機器」や工作機械などの「一般機械」は貿易黒字を維持・拡大させていることが分かります。
その一方、「電気機器」の貿易黒字が縮小しており、2012年の「電気機器」の黒字額は3.0兆円と、2007年の約6割の水準に留まっていることが分かります。
2011年に、東日本大震災による国内生産の停滞や世界経済の減速に伴う輸出の低迷、及び原子力発電所の稼働停止に伴う化石燃料の輸入増加によって31年ぶりに貿易赤字に転落し、さらに2012年の貿易赤字は、過去最大となる6.9兆円に達しています。
この貿易収支の赤字化の背景には「電気機器」の中核であるエレクトロニクス産業の競争力が低下し、貿易黒字を稼ぐ力が衰えつつあることが一因となっているとのことです。
では、その詳細を明日見ていきましょう!