おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2013年度ものづくり白書 33ページの「収益還流が難しい国」をみましたが、今日は34ページの「国際経済・貿易に関するモデル」をみます。
1962年にオランダの第1回ノーベル経済学賞を受賞した経済学者のヤン・ティンバーゲンは、二国間の貿易額は、「(1)距離が近い国ほど貿易額が多い」、「(2)その二つの国の経済規模が大きいほど貿易額が多い」という国際経済・貿易に関するモデルを提示したそうです。
実際に、日本の貿易について約20年前の1990年と2012年を比較する下のようになります。
これらを踏まえると、今後の国際貿易の方向感としては、
(1)日本に近く経済規模の拡大する地域、つまりアジア諸国との貿易は確実に増える
(2)(自動車やエレクトロニクス分野で我が国からの最終製品輸出ばかりでなく現地生産化が進む中でも貿易額が増大することから、)アジア諸国との貿易では従来の輸出入品目とは異なる様々な商品が貿易されるようになる、ということが予想されるとあります。
つまり、現時点では国際貿易で取引される商品を持っていない中小・中堅企業にも大きなチャンスが
あるといえるということです。
昨日は2013年度ものづくり白書 33ページの「収益還流が難しい国」をみましたが、今日は34ページの「国際経済・貿易に関するモデル」をみます。
1962年にオランダの第1回ノーベル経済学賞を受賞した経済学者のヤン・ティンバーゲンは、二国間の貿易額は、「(1)距離が近い国ほど貿易額が多い」、「(2)その二つの国の経済規模が大きいほど貿易額が多い」という国際経済・貿易に関するモデルを提示したそうです。
実際に、日本の貿易について約20年前の1990年と2012年を比較する下のようになります。
これらを踏まえると、今後の国際貿易の方向感としては、
(1)日本に近く経済規模の拡大する地域、つまりアジア諸国との貿易は確実に増える
(2)(自動車やエレクトロニクス分野で我が国からの最終製品輸出ばかりでなく現地生産化が進む中でも貿易額が増大することから、)アジア諸国との貿易では従来の輸出入品目とは異なる様々な商品が貿易されるようになる、ということが予想されるとあります。
つまり、現時点では国際貿易で取引される商品を持っていない中小・中堅企業にも大きなチャンスが
あるといえるということです。