おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は小規模企業白書(2015年版)の114ページ「フリーランスの売上及び利益の傾向(直近3年間)」をみましたが、今日は114ページ「仕事の発注者のうち、固定客が占める割合」をみます。
下図から仕事の発注者のうち、固定客(継続的に業務の発注をする顧客)が占める割合を見ると、固定客は7割以上とする回答が半数近くを占めていることが分かります。
この結果について白書は、特定の者を対象として事業を営むことは、契約の金額や内容の面での交渉力を弱める側面もあると考えられるが、事業の安定化という利点もあると考えられる、としています。
確かに固定客は事業を安定化させますが、その反面、下請的な性格が強くなってしまうので、収入を依存するために従順になってしまう恐れがあります。
この状態を避けるためにも、信頼できる固定客の数を増やし、結果として、固定客への売上比率が高まることがベストな方向性だと思います。
昨日は小規模企業白書(2015年版)の114ページ「フリーランスの売上及び利益の傾向(直近3年間)」をみましたが、今日は114ページ「仕事の発注者のうち、固定客が占める割合」をみます。
下図から仕事の発注者のうち、固定客(継続的に業務の発注をする顧客)が占める割合を見ると、固定客は7割以上とする回答が半数近くを占めていることが分かります。
この結果について白書は、特定の者を対象として事業を営むことは、契約の金額や内容の面での交渉力を弱める側面もあると考えられるが、事業の安定化という利点もあると考えられる、としています。
確かに固定客は事業を安定化させますが、その反面、下請的な性格が強くなってしまうので、収入を依存するために従順になってしまう恐れがあります。
この状態を避けるためにも、信頼できる固定客の数を増やし、結果として、固定客への売上比率が高まることがベストな方向性だと思います。