おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は小規模企業白書(2015年版)の109ページ「フリーランスという働き方についての満足度」をみましたが、今日は110ページ「フリーランスになる前の職業」をみます。
下図からフリーランスになる前の職業についての集計を見ると、「中小企業の役員・正社員」とする者が最も多く6割弱を、次いで「大企業の役員・正社員」が2割弱を占めていることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/48/4b14291bec20854272acc07def3f4782.png)
この結果について白書は、企業での実務経験がフリーランスとして身を立てるための強みになっていることが想像できる。対照的に教員や公務員は極めて少ない、とあります。
次に、フリーランスになる前職の従事年数を見ると、回答者全員の平均は11年余りとなっているが、内訳を見ると、年数にばらつきが見られることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f8/f4da247be38bd89da47083588ae153b1.png)
この結果について白書は、すなわち「5年未満まで」、「5年以上10年未満まで」、「10年以上15年未満まで」とする回答が多く、三つを合わせて約7割を占めるが、対照的に、前職の従事年数が「15年以上」になると回答者は急減し、約3割となっている。
このことから、フリーランスになるまでには、数年以上をかけ、企業等で働きながら技能や経験を培う必要があることが分かる、とあります。
数年間その業務に注力しながらも、どこにビジネスシーズがあるのか、それを考えるための時間として考えることが肝要ってことですね。
昨日は小規模企業白書(2015年版)の109ページ「フリーランスという働き方についての満足度」をみましたが、今日は110ページ「フリーランスになる前の職業」をみます。
下図からフリーランスになる前の職業についての集計を見ると、「中小企業の役員・正社員」とする者が最も多く6割弱を、次いで「大企業の役員・正社員」が2割弱を占めていることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/48/4b14291bec20854272acc07def3f4782.png)
この結果について白書は、企業での実務経験がフリーランスとして身を立てるための強みになっていることが想像できる。対照的に教員や公務員は極めて少ない、とあります。
次に、フリーランスになる前職の従事年数を見ると、回答者全員の平均は11年余りとなっているが、内訳を見ると、年数にばらつきが見られることが分かります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/f8/f4da247be38bd89da47083588ae153b1.png)
この結果について白書は、すなわち「5年未満まで」、「5年以上10年未満まで」、「10年以上15年未満まで」とする回答が多く、三つを合わせて約7割を占めるが、対照的に、前職の従事年数が「15年以上」になると回答者は急減し、約3割となっている。
このことから、フリーランスになるまでには、数年以上をかけ、企業等で働きながら技能や経験を培う必要があることが分かる、とあります。
数年間その業務に注力しながらも、どこにビジネスシーズがあるのか、それを考えるための時間として考えることが肝要ってことですね。