おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士 地域活性化伝道師の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は2018年版「ものづくり白書」の22ページ「図 113-1 過去1年間で製品・部材を国内生産に戻したケースがある企業割合」を読みましたが、今日は23ページ「図 113-3 製品・部材の生産を国内に戻した理由【累積】(第1位~第5位)」を見ます。
下図から過去1年間で国内に生産を理由を見ると、人件費、リードタイムの短縮、品質管理上の問題などが上位となっていることが分かります。
実際に、中国の一般工職(ワーカー)の賃金水準は高くなっていることが分かる(図 113-4)。また、更なる国内回帰のために改善を期待する国内立地環境要因を聞いたところ、 「工場労働者の確保」「高度技術者・熟練技能者の確保」などの人材関連が多く、立地環境として人材確保が課題として浮き彫りになっている。
昨年度調査と比較すると、「工場労働者の確保」「高度技術者 ・ 熟練技能者の確保」の割合はいずれも大きく上昇しており、人材不足感の高まりがうかがえる(図 113-5)、とあります。
中国でのワーカーの人件費が高騰し採算が合わなくなってきたから日本に戻ってきた。しかし、日本ではワーカーが確保できない。まさに海外展開した中小企業が直面している状況です。本当に悩ましい状況ですね!!
昨日は2018年版「ものづくり白書」の22ページ「図 113-1 過去1年間で製品・部材を国内生産に戻したケースがある企業割合」を読みましたが、今日は23ページ「図 113-3 製品・部材の生産を国内に戻した理由【累積】(第1位~第5位)」を見ます。
下図から過去1年間で国内に生産を理由を見ると、人件費、リードタイムの短縮、品質管理上の問題などが上位となっていることが分かります。
実際に、中国の一般工職(ワーカー)の賃金水準は高くなっていることが分かる(図 113-4)。また、更なる国内回帰のために改善を期待する国内立地環境要因を聞いたところ、 「工場労働者の確保」「高度技術者・熟練技能者の確保」などの人材関連が多く、立地環境として人材確保が課題として浮き彫りになっている。
昨年度調査と比較すると、「工場労働者の確保」「高度技術者 ・ 熟練技能者の確保」の割合はいずれも大きく上昇しており、人材不足感の高まりがうかがえる(図 113-5)、とあります。
中国でのワーカーの人件費が高騰し採算が合わなくなってきたから日本に戻ってきた。しかし、日本ではワーカーが確保できない。まさに海外展開した中小企業が直面している状況です。本当に悩ましい状況ですね!!