とまぴーSTYLE

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今日も豊かな一日になりますように・・・

「凍原」

2015-02-16 10:56:51 | 


桜木紫乃(著)

世代を遡り、過去と現在を繋ぐ謎を解く。

ミステリーだったのだ、何も知らずに手にした。
読み進むと、まるで松本清張氏や森村誠一氏の推理小説を彷彿させる。
じっくりと心に訴えかけてくる。
じわじわと心に沁みる。

樺太からの引き揚げ。
そのときも、そこからも壮絶な人生。

女であること。
女である所以に。

殺人の動機はよくわからない。
なぜ、殺人が行われなければなかったのか。
ミステリーの結末としては消化不良。

一人一人の生きざまがスクリーンに映されるように目に写る。

「人生は染め直すことができるのよ」

だとしたら、
私のこれからは何色に染めようか…

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