第３４４話 こおろぎに学べ ホスピタリティ

皆さん　こんばんは。

夕方から　ずいぶん涼しい風が　吹いていて

今　２階の部屋では　半そでが寒いくらい・・・です。





今日は　少々愚痴を　書きたいと思います。

仕事の事ですが　今日は　ある会社の新商品が発売される日です。

朝から　その会社の資料関連　帳票（事務的書類）の

整理をしていました。

・・・なんで　こんなに種類が　あるの！

　まったく・・・・・・

　お店に来店される方の　約３割ぐらいが　お手元の証券を

　や　保険会社からのパンフレットや　郵便物を

　もってこられます。

　その全ての方　１００％が　皆さん　同じ事を

　最初に　おっしゃいます。

　「ぜんぜん　わからなくて・・・」

　１００％のお客様が　最初にその言葉を・・・

　それって　とっても　失礼な事だと　思います。

　お客様の　自尊心を　傷つけているのです。

　わからない・・・それは　自分の理解力が少ない。

　少々　極端な　表現ですが　近頃　１日おきに

　父に電話していて　よくわかります。

　年老いてくると　理解力が衰えるのは　当たり前

　私達は　そう思ってしまうのですが

　８０年以上も　人生を自分の力で生き抜いてきた

　父達世代　わからな事が　増えることは

　とても　苦痛なのです。

　年齢を重ねなくても　仕事で　日々　文字にふれることが

　ないお仕事　体力を使うお仕事　飲食のお仕事

　私達の大切な　食料　お米や野菜を作る方

　・・・・・

　どうしても　小さな文字や　漢字から　離れていくのは

　当然なのです。

　お客様が　申し込みをされる時　少しとまどいながら

　書く場所がわからなかったり　漢字がわからなかったり

　小さな事でも　お客様は　気恥ずかしい態度をされます。

　いいとか　悪いの問題ではないのです。



　申し訳ないのは　こちらのほうです。

　なぜ　もっとわかりやすく　できないの　

　法律的に難しいのもわかる。

　でも　商品を　ゴチャゴチャさせるタイプの　保険会社さんに

　言いたい。　もっと　現場を　学習しろ　！

　お客様の　かかえる本当の問題を理解してほしい。

　以前　ＰＡＳＯＮＡの法則について　教えてもらった事が

　あります。お客様は　どんな事に　耐えられないほどの

　腹立たしさを覚えるのか？

　自分が理解できないって　とっても腹が立つのですよ。
　
　お金を　払っていて　わからない　。

　自尊心を傷つけられる・・・辛いことなんです。

　（自尊心を　傷つける・・　以前　私の失敗談で　書いたと思います。

　　傷つけている事にも　わかっていない　大バカ者でした。）


　　　　　　　

　　冷静に　冷静に・・・

　夏の疲れが　でやすい時期　こおろぎが　外で鳴いてくれます。

　１日の　つかれを　そっと　そっと　癒してくれます。

　自分では　整理できない　腹だたしさ　複雑な想い

　体の疲れ　日々のストレス

　こおろぎさんは　知ってか　知らずか　

　窓の　外で　泣いてくれるんですよね。

　ホスピタリティという言葉を　使うのであれば

　とことん　理解するべきです。

　今日は　ぜひ窓をあけて　こおろぎさんの声や

　秋の風に　心を癒してもらってください。

　今日も　１日有り難う　ございました。