萌えてばかりもいられない!

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大盛りを考えてみる(大盛り考)

2011-05-16 05:18:34 | 日々の疑問
以前、テレビの朝のニュースの新聞朝刊紹介で、大盛りの規定というのが紹介されたのを覚えている。

随分昔なのでうろ覚えだが、「えっ?これで大盛り?」という苦情が出ないようにと一定の増量率の基準を定めたと聞いた。
当時は「なるほどね・・・」という程度の感想が洩れ、続いて『笑かしてくれるなぁ、真面目な人種って』、って程度に思った記憶しかなかったが、最近大盛りを自粛している(震災とか復興支援とかじゃなくてダイエットのため)せいか、急にその記事のことを思い出した。(←本当の理由は最後に)

実はベースとなっている元の価格と大盛りによって発生する追加金額の関係がしっかり皆さんの中で合致しているのだろうか?という疑問が沸いてきた。

どういうことかというと、、、、
ラーメン600円に対して100円で大盛りにした場合、金額の増加率は16.6%である。
じゃあ物体の方はというと、250gの生麺を290g超まであげてもらう必要が出現する。
もちろんスープだって同率で増やしてもらう必要が存在し、器を16.6%大きくする必要もあるわけだ。器を変えないというのはだからおかしい話になる。

次に替え玉という行為、この麺量が普通の1玉追加だとすると、麺量では倍になる。
スープのことを度外視すると、100円で麺一玉を認識するため、消費者にとてもわかりやすい提供方法だといえる。

次に疑問なのは、基本この大盛りが100円であることがほとんどな場合、低価格のものではハードルがあがっていくということである。

280円で提供される牛丼、これの大盛り100円増しの金額増加率は実に+35.7%
これは明らかに普通盛りが『これ少ねぇ~』という感想が下地にあるか、大盛りが『わっこれ食えるか?』ぐらいの感想が洩れないといけない増加量なのだ。

でも何故か低価格で提供されると、そんなことは忘れ、ベースが安い分気兼ねなく、上記のような感想が洩れることもなく100円増しの大盛りを選んでしまう。

200円増しの特盛りは実に71.4%増。(ベースが280円の場合)
これなら並盛りを2杯頼んだ方が納得性が高まるというものだ。

この並2杯という注文の光景を私は牛丼太郎の代々木店(立ち食い)で何人も見かけたことがある。ここのファンはかなり賢いイメージがある。(決して思考過程も体型もスマートではないが・・・)

牛丼太郎には実はかなりのコアなファンというのがいて、以前はホームページがないため、アンオフィシャルなサイトが牛丼太郎の店舗情報とかを一生懸命拾って発信していた。
かなりブラックな情報も入っていて面白かった。

それが「いまさらですが」という前書きをひっさげて牛丼太郎がホームページをとうとう開設したようだ。ほとんど店舗情報とメニュー情報しかない、まだ寂しい感じではあるが・・・。


おおっと、大盛りの話が、牛丼太郎の話に変わっていた!ありゃりゃりゃ。

でも、やっぱり全メニュー大盛り一律100円増しって書き方。分かりやすいけど、安いメニューほど損をする仕掛けであることは事実なのだと思いますよ。

ってことだと思うので、皆さんも是非納得して大盛りにしてください。(笑)



昨日、深大寺(じんだいじ)に行き、門前で蕎麦大もり(ひっさびさに)を250円増しで注文したけど、全然納得できる量じゃなかったmacがお送りいたしました!


ちゃんちゃん!
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