とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2014スカイツリー&柴又観光:前半

2014-12-01 22:13:27 | 観光
11月最後の週末は、東京1泊旅行だった。東京の娘の家に泊まることが出来たので、いつもは日帰りしていたスカイツリーマラニックを前日から夫婦で行くことにしたのだ。マラニック当日は、走りながら観光はできるのだが、スカイツリーの展望台に行く時間はないので、前日ゆっくりスカイツリーを見学し、ついでにマラニックコースにない場所の観光を欲張って計画した。

まず、午前中は東京スカイツリーの天望デッキ(350m)の入場券を予約してあったので、娘と落ち合ってスカイツリーのエレベーター乗り場に向かった。ただ、あいにくの小雨模様の天気で鉛色の空が広がっていた。


エレベーターに乗車する人は、思ったほど多くなく長く待たずにすんなり乗車し一気に350mの天望デッキまで行けた。富士山などの遠くの景色は望めなかったが、下界のビルや街並みがまるでマッチ箱を並べたように良く見えた。既に東京タワーより高い場所にいる訳で、それだけでも凄い景色である。


フロアーでは、着ぐるみのショーが行われ、子供たちが楽しそうに見学していた。


天望デッキには、タッチパネルの大型モニターがあり、天望デッキからの眺望を見る事が出来る。天気が悪い日でも、モニターで確認できるという訳だ。しかも、指で触った場所を拡大できるので、子供も大人も手を出して触りまくっていた。


天望デッキからさらに天望回廊(450m)まで追加料金を払って上ってみる。さらに100m高い地点からの景色は、一味違うようだ。この日は、やや風が強く強風の場合はエレベーターの運行が中止になるかもしれないと聞いていたので気になっていたのだが、幸い運行中止になることはなかった。しかし、450mもあると風の影響は無視できない。ごく僅かだが、スカイツリーが揺れていたのを感じることが出来た。ちょっと不安になり、一通り見学して、再び天望デッキまで戻る。天望回廊と天望デッキを往復するエレベーターは天井がガラス張りなので、降下する様子が手に取るようにわかる。


天望デッキには、ガラス床があり、340m下の景色が見える。絶対割れる事はないと分かっていても、この上に立つと怖くて仕方がない。


スカイツリーを見学してから、葛飾柴又に向かう。今回は、寅さんの故郷柴又に行くのが一番の目的だ。柴又駅のホームに降り立つと、寅さんがこのホームでさくらに見送られたり、マドンナと別れたシーンがいろいろ浮かんでくる。


柴又駅を出る。


駅前広場には、寅さんの像がある。寅さんの足の指は、みんなが触るのでピカピカ光ってる。


駅前には、こんなレトロな駄菓子屋がある。昭和の雰囲気が未だに残っていて、見ているだけで楽しくなる。


柴又帝釈天参道入り口には、渥美清寄贈の常夜燈がある。寅さんこと渥美清さんの柴又との関わり合いの深い事が、良く分かる。


こちらは、山田洋次監督書による寅さんのお馴染みの口上が刻まれた石碑だ。


柴又帝釈天参道の商店街を歩いていく。佃煮屋、煎餅屋、漬物屋等下町らしいお店が立ち並んでいる。


ここが、寅さん映画第1作から第4作まで、実際に撮影に使われた「とらや」だ。




お昼を過ぎ、お腹が空いてきたので「とらや」で昼食とした。店内には、寅さんシリーズのポスターが所狭しと飾られている。




折角だから、名物の草団子を頼んでみた。草だんごの特徴は、鮮やかなヨモギの色をした餅の上に、小豆の餡が1:1くらいの割合で乗っかっているところだ。餡を餅に一杯乗せて食べると美味しい。


この階段は、寅さんシリーズで実際に使われた階段だという。寅さんが、この階段から下りてこないかなと期待してしまう。ただ、この階段は店内改装があった為二階まで行くことはできず、天井で塞がれてしまっている。


参道を抜けると、帝釈天だ。境内に行くと御前様や源公が掃除をしてないかなと想像してしまう。


「2014スカイツリー&柴又観光:後半」に続く。