とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

明日は衆院選、投票を忘れずに。

2014-12-13 18:03:33 | 政治
何のために行うのかもはっきりしないまま衆議院が解散され、年末の慌ただしい時期に選挙が行われることになってしまった。この選挙に関わる費用は、700億円にも上るという。これだけのお金があったら、もっといろんなことに使えるのにと思うのは誰もだろう。そんな状況でも、この機会を見過ごすわけにはいかない。

投票率の低下が叫ばれ、与党の圧勝が予測されるなか、作家のいとうせいこうさんが、衆院選にあたってつづった文章が、ネット上で共感を呼んでいるそうだ。タイトルは「一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)」で、無党派層の「私たち」を渡り鳥の群れに例え、群れが突然、旅に出るきっかけとなるのは「一羽の鳥」だと説いている。「私たちが変わったところで政治家が変わらないのだから意味がない」と考えるのは、「政治不信というキャンペーン」によって「無力」さを刷り込まれているからであり、選挙期間中「むしろ無力なのは選挙に落ちるかもしれない政治家の方」で「結果を決めるのは『私たち』以外にない」と訴えている。

「一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)」の一部抜粋

自分一人が投票したところで何も変わらない、と多くの人は思う。選挙を前にして自分が無力であると感じる。その感覚に傷ついて無関心になる人もいる。
だが、「自分一人が投票したところで何も変わらないと思う一人」が投票すると社会が変わる。
私は何度かそういう選挙を見てきた。
デモも同様である。
……

とても、素晴らしい文章であり、もっと早くから読んでいたらと思った。
明日の選挙には、多くの人が意思表示のために投票に行って欲しいものだ。

「一羽の鳥について(あらゆる選挙に寄せて)」の全文は、こちらから。
http://politas.jp/articles/213