西又峠の車道を横断して満観峰への登山道に入る。入り口には何も目印がなく、うっかりしていると見過ごしてしまいそうな道だ。入り口の枯れ草をかき分けて進んでいくと道であることが分かった。
いきなり樹林帯の急登となり、息が切れそうになる。
六地蔵がある祠まで来た。
10:36。祠のすぐ下が野田沢峠だ。車道が通っていて、この辺りに車を止めて山に登る人もいるようだ。
石段を登って行く。この石段を登りきると、明瞭なトラバース道が出てくるが、そこを進んでいくと行き止まりとなってしまう。我々も当然のごとく、行き止まりまで行って引き返した。良く見まわし、尾根に進む道を見つけて正規のルートに戻ることが出来た。
ロンショウへの上りは特にきつかったが、何とか登りきる。あとは、ぐんぐん下って宇津ノ谷峠まで下りてきた。昔は、かまぶろがこの辺りにはあったらしい。
12:10。道の駅宇津ノ谷峠に到着する。ここで昼食だ。
12:43。道の駅からつたの細道に入って行く。
つたの細道とは、平安時代から室町時代後期まで使用された古代の官道である。
近くには沢が流れ、これまでのトレイルコースとは全く違う趣の気持ちいいハイキングコースだ。
12:55。つたの細道の最高点に到着する。「駿河なるうつの山辺のうつつにも夢にも人にあはぬなりけり」という在原業平の歌碑が立っている。富士山も右隅に見えている。
つたの細道から満観峰に向かってさらに進む。木々がなくなり見晴らしのいい場所が見えてきた。焼津港方面が良く見える。
13:57。満観峰山頂に到着する。名前の通り、富士山をはじめとして静岡市内を一望できる素晴らしい眺めだ。
470mの山頂で記念写真。
山頂周辺は整備されていて、家族連れで来ても楽しめる広場となっている。
14:32。鞍掛峠に到着する。満観峰からの下りは、東海自然歩道になっているので整備された道で走りやすい。当初の予定では、ここからさらに高草山に行くつもりであったが、さらに厳しいアップダウンが続くという事で、もう上りたくないという声があがり、そのまま楽なロードの道に進むことになった。
花沢の集落方面に下って行く。
14:54。花沢の里に到着する。万葉集に「やきつべに我行きしかば駿河なる阿部の市道に逢いし児らはも」と詠まれた奈良期の東海道と云われる「やきつべの小径」に花沢の里があるそうだ。この集落は、国重要伝統的建造物群保存地区に指定され、長屋門造りの民家があり、風情ある伝統的な家並みが昔の街道の面影を偲ばせてくれる。あまり観光地化されていないのがよく、焼津にこんな集落があるとは全く知らなかった。
15:40。花沢から走りやすいロードとなり、東海道線沿いの道を走りサンライフ焼津に到着する。ここで風呂に入れるので、ゴールとすることにした。
サンライフ焼津を出ると焼津駅までは歩いて10分くらいだ。駅前の居酒屋で、お疲れさん会をやってから解散する。中藁科保育園前バス停からサンライフ焼津までの全走行距離は、23.7キロ。累積標高差上り1615m、下り1685mだった。当初、それほど大変なコースとは思っていなかったが、実際走って見るとかなりマニアックなコースで、健脚向けだという事が良く分かった。静岡市・焼津市近辺の山は低山ばかりだが、傾斜が半端じゃない。この辺りの山を甘く見ていたようだ。おかげでいいトレーニングになった。
参考1.コースマップ(西又峠~野田沢峠~)
参考2.コースマップ(~宇津ノ谷峠~つたの細道~)
参考3.コースマップ(~満観峰~焼津市内~)
参考4.コースマップ(~サンライフ焼津)
参考5.高低図(西又峠~サンライフ焼津)
いきなり樹林帯の急登となり、息が切れそうになる。
六地蔵がある祠まで来た。
10:36。祠のすぐ下が野田沢峠だ。車道が通っていて、この辺りに車を止めて山に登る人もいるようだ。
石段を登って行く。この石段を登りきると、明瞭なトラバース道が出てくるが、そこを進んでいくと行き止まりとなってしまう。我々も当然のごとく、行き止まりまで行って引き返した。良く見まわし、尾根に進む道を見つけて正規のルートに戻ることが出来た。
ロンショウへの上りは特にきつかったが、何とか登りきる。あとは、ぐんぐん下って宇津ノ谷峠まで下りてきた。昔は、かまぶろがこの辺りにはあったらしい。
12:10。道の駅宇津ノ谷峠に到着する。ここで昼食だ。
12:43。道の駅からつたの細道に入って行く。
つたの細道とは、平安時代から室町時代後期まで使用された古代の官道である。
近くには沢が流れ、これまでのトレイルコースとは全く違う趣の気持ちいいハイキングコースだ。
12:55。つたの細道の最高点に到着する。「駿河なるうつの山辺のうつつにも夢にも人にあはぬなりけり」という在原業平の歌碑が立っている。富士山も右隅に見えている。
つたの細道から満観峰に向かってさらに進む。木々がなくなり見晴らしのいい場所が見えてきた。焼津港方面が良く見える。
13:57。満観峰山頂に到着する。名前の通り、富士山をはじめとして静岡市内を一望できる素晴らしい眺めだ。
470mの山頂で記念写真。
山頂周辺は整備されていて、家族連れで来ても楽しめる広場となっている。
14:32。鞍掛峠に到着する。満観峰からの下りは、東海自然歩道になっているので整備された道で走りやすい。当初の予定では、ここからさらに高草山に行くつもりであったが、さらに厳しいアップダウンが続くという事で、もう上りたくないという声があがり、そのまま楽なロードの道に進むことになった。
花沢の集落方面に下って行く。
14:54。花沢の里に到着する。万葉集に「やきつべに我行きしかば駿河なる阿部の市道に逢いし児らはも」と詠まれた奈良期の東海道と云われる「やきつべの小径」に花沢の里があるそうだ。この集落は、国重要伝統的建造物群保存地区に指定され、長屋門造りの民家があり、風情ある伝統的な家並みが昔の街道の面影を偲ばせてくれる。あまり観光地化されていないのがよく、焼津にこんな集落があるとは全く知らなかった。
15:40。花沢から走りやすいロードとなり、東海道線沿いの道を走りサンライフ焼津に到着する。ここで風呂に入れるので、ゴールとすることにした。
サンライフ焼津を出ると焼津駅までは歩いて10分くらいだ。駅前の居酒屋で、お疲れさん会をやってから解散する。中藁科保育園前バス停からサンライフ焼津までの全走行距離は、23.7キロ。累積標高差上り1615m、下り1685mだった。当初、それほど大変なコースとは思っていなかったが、実際走って見るとかなりマニアックなコースで、健脚向けだという事が良く分かった。静岡市・焼津市近辺の山は低山ばかりだが、傾斜が半端じゃない。この辺りの山を甘く見ていたようだ。おかげでいいトレーニングになった。
参考1.コースマップ(西又峠~野田沢峠~)
参考2.コースマップ(~宇津ノ谷峠~つたの細道~)
参考3.コースマップ(~満観峰~焼津市内~)
参考4.コースマップ(~サンライフ焼津)
参考5.高低図(西又峠~サンライフ焼津)