昨年の今頃、このプランを計画していたのだが、雨で中止となり、先日1年越しで行くことになった。このコースは、岩場やロープ、鎖が連続してあり、なかなかスリルがあって面白いコースなので、天気がいい日に行けることになって楽しみだった。
まずは文化洞トンネルを出て、坂を下ったところにある西浜小学校の登山者用駐車場に車を止める。小学校の駐車場の一部が、登山者用の駐車場になっているなんて珍しい。駐車場を出ると、毛無山・十二ヶ岳登山口の案内看板に従って坂を上っていく。
ほどなくして、文化洞トンネル手前の空き地にある十二ヶ岳登山道入り口看板前に到着する。
トンネルの上にある登山道を歩く。松林の中の急登がしばらく続き、傾斜が緩くなってからは適度なアップダウンを繰り返すと最初のピークである毛無山山頂1500mに到着する。ここからは河口湖の西岸などが良く見える。
毛無山からは稜線を歩くルートで、12個の小ピークが連続し、それぞれのピークには一ヶ岳、二ヶ岳、三ヶ岳の順に最高峰である十二ヶ岳と名が付く。まずは、一ヶ岳を通過。
ロープの急斜面を下る。
上りもロープが頼りだ。
三ヶ岳を通過。
西湖の深緑色の湖面が広がっている。富士山の山頂は、雲がかかっていてよく見えない。
長いロープの下りがまたもや出てくる。
五ヶ岳を通過。
八ヶ岳も通過。
何度目かの岩場の上りだ。
十一ヶ岳に到着する。ここまで来るだけで、かなりのアップダウンがあり、どこにもロープが張られていた。だが、本当の核心部は、これからだ。
十一ヶ岳の下りから核心部が始まる。めちゃくちゃ長いロープが設置された急傾斜の斜面は落石が起きやすく、十分注意が必要だ。一人ずつロープが終わるまで順番待ちする。
十一ヶ岳を下っていく途中で十二ヶ岳の急斜面を登っていく人の姿が見えた。あんな断崖絶壁のような斜面を上って行けるのだろうかという不安がよぎる。
この斜面を下り切ったところが、十二ヶ岳とのコルで、両側は切れ落ちていてアルミ製の吊り橋が架けられている。この吊り橋を渡るのが一番の恐怖だ。
一人ずつ慎重に渡ると、橋の対岸は鎖場となっていて、鎖を頼りによじ登る。
その後も、何度も急傾斜の斜面に設置されたロープや鎖を使い、もういい加減に嫌になってきたころ、核心部が終わり、十二ヶ岳山頂1683mに到着する。ちょうど富士山の雲が取れ、山頂が姿を現してきていた。
十二ヶ岳山頂からは、富士山と西湖が一望でき、絶好の撮影スポットだ。
さらに金山に向けて縦走を続ける。この間にも、急斜面にロープが設置されている。斜面の長さは10mくらいで、きつい所で70度くらいはありそうだ。
金山山頂1686mに到着する。ここから節刀ヶ岳まで行くつもりだったが、時間に余裕がなくなってきていたので、そのまま鬼ヶ岳方面に向かう。
振り返って十二ヶ岳を眺める。三角錐状のピラミダルな山だ。
鬼ヶ岳山頂1738mに到着する。
山頂には鬼の角のような一本岩が突き立っており、これが鬼ヶ岳のシンボルと言える。
鬼ヶ岳からは、雪頭ヶ岳1710mを経由して根場いやしの里に下山して行く。
雪頭ヶ岳の頂上の草原からは。まるでさえぎるもののない富士山の展望を見ることができたはずだが、午後からは雲がかかって良く見えなくなってしまった。
その後の下山道は、ロープや鎖はなく、歩きやすい道が続き、根場いやしの里まで無事下山できた。
根場には、あらかじめもう1台の車を駐車させておいたので、西湖湖畔を歩くことなく登山口駐車場までは車で移動し、いずみの湯で汗を流してから帰路についた。久しぶりに、ロープや鎖場のあるアスレチックな登山を楽しむことが出来て、メンバー全員大いに楽しめたようで良かった。
参考1.今回のコースマップ
参考2.今回の高低図&コースタイム
まずは文化洞トンネルを出て、坂を下ったところにある西浜小学校の登山者用駐車場に車を止める。小学校の駐車場の一部が、登山者用の駐車場になっているなんて珍しい。駐車場を出ると、毛無山・十二ヶ岳登山口の案内看板に従って坂を上っていく。
ほどなくして、文化洞トンネル手前の空き地にある十二ヶ岳登山道入り口看板前に到着する。
トンネルの上にある登山道を歩く。松林の中の急登がしばらく続き、傾斜が緩くなってからは適度なアップダウンを繰り返すと最初のピークである毛無山山頂1500mに到着する。ここからは河口湖の西岸などが良く見える。
毛無山からは稜線を歩くルートで、12個の小ピークが連続し、それぞれのピークには一ヶ岳、二ヶ岳、三ヶ岳の順に最高峰である十二ヶ岳と名が付く。まずは、一ヶ岳を通過。
ロープの急斜面を下る。
上りもロープが頼りだ。
三ヶ岳を通過。
西湖の深緑色の湖面が広がっている。富士山の山頂は、雲がかかっていてよく見えない。
長いロープの下りがまたもや出てくる。
五ヶ岳を通過。
八ヶ岳も通過。
何度目かの岩場の上りだ。
十一ヶ岳に到着する。ここまで来るだけで、かなりのアップダウンがあり、どこにもロープが張られていた。だが、本当の核心部は、これからだ。
十一ヶ岳の下りから核心部が始まる。めちゃくちゃ長いロープが設置された急傾斜の斜面は落石が起きやすく、十分注意が必要だ。一人ずつロープが終わるまで順番待ちする。
十一ヶ岳を下っていく途中で十二ヶ岳の急斜面を登っていく人の姿が見えた。あんな断崖絶壁のような斜面を上って行けるのだろうかという不安がよぎる。
この斜面を下り切ったところが、十二ヶ岳とのコルで、両側は切れ落ちていてアルミ製の吊り橋が架けられている。この吊り橋を渡るのが一番の恐怖だ。
一人ずつ慎重に渡ると、橋の対岸は鎖場となっていて、鎖を頼りによじ登る。
その後も、何度も急傾斜の斜面に設置されたロープや鎖を使い、もういい加減に嫌になってきたころ、核心部が終わり、十二ヶ岳山頂1683mに到着する。ちょうど富士山の雲が取れ、山頂が姿を現してきていた。
十二ヶ岳山頂からは、富士山と西湖が一望でき、絶好の撮影スポットだ。
さらに金山に向けて縦走を続ける。この間にも、急斜面にロープが設置されている。斜面の長さは10mくらいで、きつい所で70度くらいはありそうだ。
金山山頂1686mに到着する。ここから節刀ヶ岳まで行くつもりだったが、時間に余裕がなくなってきていたので、そのまま鬼ヶ岳方面に向かう。
振り返って十二ヶ岳を眺める。三角錐状のピラミダルな山だ。
鬼ヶ岳山頂1738mに到着する。
山頂には鬼の角のような一本岩が突き立っており、これが鬼ヶ岳のシンボルと言える。
鬼ヶ岳からは、雪頭ヶ岳1710mを経由して根場いやしの里に下山して行く。
雪頭ヶ岳の頂上の草原からは。まるでさえぎるもののない富士山の展望を見ることができたはずだが、午後からは雲がかかって良く見えなくなってしまった。
その後の下山道は、ロープや鎖はなく、歩きやすい道が続き、根場いやしの里まで無事下山できた。
根場には、あらかじめもう1台の車を駐車させておいたので、西湖湖畔を歩くことなく登山口駐車場までは車で移動し、いずみの湯で汗を流してから帰路についた。久しぶりに、ロープや鎖場のあるアスレチックな登山を楽しむことが出来て、メンバー全員大いに楽しめたようで良かった。
参考1.今回のコースマップ
参考2.今回の高低図&コースタイム