今年もいろんな山に行けたが、一番の目玉は、ロングトレイル(長距離自然道)のコースをいくつも歩けたことだ。信越トレイルを始め、美ヶ原・霧ヶ峰分水嶺トレイル、浅間・八ヶ岳パノラマトレイル、京都トレイルなど山のピークを目指すだけの目的では無いのも楽しいことを発見したことが大きい。また、百名山だけではなく、二百名山、三百名山、名も知らぬ低山にも素晴らしい山がたくさんあり、日本の山の四季折々の変化は世界にも誇れるものでは無いかと改めて感じた。
1.1月 竜ヶ岳1485m(山梨県)
麓の富士本栖湖リゾートの竜神池からダブルダイヤモンド富士が見られるとのことで、まず竜神池まで行こうとしたのだけれど、富士山が雲に隠れてダイヤモンド富士が見られないことがわかったのでそのまま竜ヶ岳に登った。山頂に着く頃には、富士山がよく見えるようになり、南アルプスの展望なども楽しめた。
2.2月 幕山626m(神奈川)
梅園で有名な幕山に登る。麓には湯河原梅園があり、ちょうど梅の宴が開かれ観光客で賑わっていた。梅は少し早かったが、紅梅や白梅の梅の絨毯を楽しめた。
3.3月 山の辺の道(奈良県)
古代大和の山辺に通した道である日本現存最古の道を歩く。春日山の麓から奈良盆地の東南にある三輪山の麓までの35キロを歩き、いにしえの人たちの思いにはせる。
4.4月 京都トレイル:京北コース(京都府)
京都トレイルで新しく新設された京北コースの残りを歩く。昨年末に歩いたコースの残りで、全長50キロのコースを全て完歩する。桜の名所がいくつかあって楽しめた。
5.4月 岩籠山765m(福井県)
敦賀三山の一つで、山頂の東に広がるクマザサの平原は「インディアン平原」と呼ばれ、なだらかな草原に花崗岩の巨岩が点在するのが見どころだった。
6.4月 山本山324m、賤ヶ岳421m(滋賀県)
琵琶湖の周りの近江湖の辺の道のうち、山本山から賤ヶ岳に続く山岳コースを歩く。賤ヶ岳古戦場や古墳群、山本城跡など歴史を感じる道だ。
7.5月 鷲ヶ岳1671m(岐阜県)
鷲ヶ岳は、鷲退治の伝説が残る山だ。3時間ほどで帰ってこられる登りやすい山だったが、クマザサで覆われた山頂部から下山途中には、白山がよく見えた。
8.5月 湧蓋山1500m(大分県)
初心者でも安心な気持ちのいい草原歩きやミヤマキリシマが楽しめたいい山だった。下山後の温泉もよかった。
9.5月 阿蘇五岳:根子岳1433m、烏帽子岳1337m、杵島岳1321m、高岳1592m、中岳1506m(熊本県)
阿蘇の全容を遠くから眺めるとお釈迦様が横になっているように見えるが、その形をなす5つのピークに全て登る。異形な山容の根子岳、ミヤマキリシマが満開の烏帽子岳、コンクリートで固められた登山道の杵島岳、噴火口が間近に見える中岳、阿蘇最高峰の高岳と個性的な5つのピークを楽しめた。
10.6月 釈迦ヶ岳1800m(奈良県)
世界遺産・大峯奥駈道のルートであることが有名で、アクセスが悪いにも関わらず多くの登山者がいる。山頂には、釈迦如来像があり、遮るものの無い360°の大パノラマが広がっている。
11.6月 山上ヶ岳1719m(奈良県)
山上ヶ岳は、今なお女人禁制を守る大峰信仰の根本道場の中心をなしている。男性だけのパーティで清浄大橋から登り出し、最後の茶屋までは整備された広い登山道で女子供でも安心して登れる道だったが、大峯山寺の手前あたりから険しい道となり、修験道の行場がいくつか現われ緊張する道に変わった。
12.6月 第1回 信越トレイル:セクション1~3(長野県)
信越トレイルは、長野と新潟の県境である斑尾山を含めた関田山脈のほぼ尾根沿いを縦走する総延長約110kmのロングトレイル(長距離自然道)だ。第1回は、セクション1 斑尾山→万坂峠→袴岳→赤池、セクション2 赤池→希望湖→毛無山→涌井、セクション3 涌井→富倉峠→黒岩山→仏ヶ峰登山口を歩き通す。ブナの森をはじめとする豊かな自然や、文化・歴史が色濃く残る里山である。歩行距離32キロ。
13.7月 第2回 信越トレイル:セクション4~6(長野県)
第2回は、セクション4 仏ヶ峰登山口→小沢峠→鍋倉山→関田峠、セクション5 関田峠→牧峠→宇津ノ俣峠→伏野峠、セクション6 伏野峠→野々海峠→三方岳→天水山を歩き通す。天水山周辺のブナ林は信越トレイルの中でも屈指のブナ林だ。歩行距離33キロ。
14.7月 羅臼岳1661m、阿寒岳1497m(北海道)
それぞれ2度目の百名山。羅臼岳は、天候がめまぐるしく変化したが、山頂に着くと一転霧が晴れ、知床半島やオホーツク海が一望できた。阿寒岳は、雌阿寒岳に登ったが、一日中快晴で頂上付近から望むことができる火口は、周囲に硫黄の匂いが立ちこめ、活火山を間近で体験できた。
15.8月 第3回 信越トレイル:セクション7~9(長野県)
第3回は、セクション7 天水山→里山出合→森宮野原駅、セクション8 森宮野原駅→中子里山出合→妙法育成牧場→結東、セクション9 結東→見倉→大赤沢→小赤沢を歩き通す。見倉の吊り橋は、映画のロケ地にもなったスリルある吊り橋だ。歩行距離34キロ。
16.8月 樽前山1041m(北海道)
札幌から約1時間。山頂がドーム型になっているひと際目立つ山が樽前山だ。今も火山ガスが噴出している活火山だが、7合目まで車で登ることができ、登山道も整備されているため気軽に登ることができる。三重式活火山という珍しいカルデラを形成していて、火口中央部に突き出た樽前溶岩ドームは一見の価値がある。
17.9月 美ヶ原・霧ヶ峰分水嶺トレイル(長野県)
長野県の長和町長門牧場から、日本百名山の2つの峰、霧ヶ峰から美ヶ原へ至る全長38kmのトレイルだ。分水嶺とは日本海と太平洋の水系を分ける分水界連続線のことで、この分水線の主に北側は日本海へ、南側は太平洋に水が流れる境界線となっている。日本を代表する高原をつないで行く高原ハイキングコースとも言える。その爽やかな風や澄んだ空気の中を歩く気持ちの良さに加えて、トレイルから眺める八ヶ岳をはじめ南、中央、北それぞれのアルプスの山脈を見ることができ、正に山岳パノラマハイキングコースといえる。
18.9月 赤兎山1629m(福井県)
石川県との県境にある山。丸みを持った優しい山容で、うさぎのような形をしているためこの名前が付けられたといわれている。特徴的な赤い屋根の避難小屋付近では時期になるとニッコウキスゲなど珍しい高山植物を見られるという。下山後は、時間が有ったので福井の恐竜博物館に寄る。
19.9月 泉ヶ岳1175m(宮城県)
仙台の北西端にそびえ立つ山で、船形連峰の一支脈をなしている。地形がなだらかなので、家族連れでも登山を楽しめる。頂上からの眺めは雄大で、仙台市街・蔵王連峰・仙台湾まで見渡すことができる。後半は、当日開催されていたトレイルランレースの選手とすれ違い、応援しながらの下山となった。
20.10月 第4回 信越トレイル:セクション10(長野県)
第4回は、セクション10 小赤沢⇒苗場山2145mだ。苗場山頂ヒュッテで宿泊して小赤沢まで戻る。季節は秋となり苗場山頂周辺の草紅葉が一番の見頃だった。信越トレイルはこれで全コース制覇となり、信越トレイルクラブから全コース制覇の全線踏破証も発行してもらう。
21.10月 塔ノ岳1491m、丹沢山1567m、蛭ヶ岳1673m、檜洞丸1601m(神奈川県)
丹沢山は、広い意味で丹沢山地全体を指す。日本百名山に選ばれているが「個々の峰ではなく、全体としての立派さ」と評価されているので、大倉から、塔ノ岳、丹沢山、丹沢山塊の最高峰である蛭ヶ岳、第4位の檜洞丸を経て、西丹沢自然教室まで1泊2日で縦走した。蛭ヶ岳からは結構厳しい下りが続き、下山は日没過ぎになってしまった。最終バスは19時となり、真っ暗なバス停でバスを待ったのが忘れられない思い出になった。
22.10月 浅間・八ヶ岳パノラマトレイル(長野県)
長野県の東部、雄大な浅間連峰や八ヶ岳連峰を望む風光明媚なエリアにあり、安藤百福センターを起点に、畑や田んぼ、雑木林など、多様な里山の自然と歴史を楽しめるコースだ。布引観音コース(5.0km)、蓼科・八ヶ岳展望コース(4.5km)、浅間・森林浴コース(4.0km)、御牧ヶ原コース(9.3km)、千曲川コース(約16km)の全てを歩き、浅間山や八ヶ岳の展望を楽しんだ。
23.11月 竜門岳904m(奈良県)
竜門岳は、奈良県吉野町の北東、宇陀町との境界に、堂々たる風格をもってそびえる。山頂には一等三角点補点の石標と岳ノ明神と呼ばれる高皇産霊神(たかみむすびのかみ)を祭る小祠が、桜の古木に囲まれひっそりと建っている。山麓には『今昔物語』で知られる久米仙人穴居跡や『太平記』で有名な楠正行の妻、弁ノ内待が世を忍んで住んだと伝えられる竜門寺跡などの史跡や伝説が多く残っている。下山後は、談山神社の紅葉を見ていく。
24.11月 大山1252m(神奈川県)
丹沢大山国定公園に位置する大山(おおやま)は、神奈川県伊勢原市を表玄関に、標高1252mのピラミッド型の美しい山容を誇る。江戸の人口が100万人の頃、山頂への登山が許されたひと夏で20万人が訪れたといわれ隆盛を極めた山でもある。当日は、小雨にもかかわらず多くの登山者が訪れ、賑わっていた。特に大山寺の紅葉は目が覚めるような美しさだった。
25.12月 網掛山544m(三重県)
網掛山は、山全体に自然が残る珍しい山だ。浅間山から網掛山・もみじ谷にかけ自然を手軽に満喫出来、秋は斜面が赤く染まり、その美しさに圧倒される。地元の登山愛好家によって発見された約1kmにわたるもみじ谷のもみじ群生が素晴らしい紅葉を見せてくれた。
26.12月 三国山1102m(神奈川県)
箱根外輪山のピークの1つで、芦ノ湖の西側に位置する山。かつては駿河、相模、伊豆の三国の境にあったために名付けられたが、現在は静岡県と神奈川県の境のみとなっている。箱根スカイラインが近くを通るが、外輪山の縦走路は展望が良く、芦ノ湖、駿河湾、富士山を眺めながらのハイキングとなった。桃源台からは、海賊船に乗り船上から山々を見て箱根町に戻った。
1.1月 竜ヶ岳1485m(山梨県)
麓の富士本栖湖リゾートの竜神池からダブルダイヤモンド富士が見られるとのことで、まず竜神池まで行こうとしたのだけれど、富士山が雲に隠れてダイヤモンド富士が見られないことがわかったのでそのまま竜ヶ岳に登った。山頂に着く頃には、富士山がよく見えるようになり、南アルプスの展望なども楽しめた。
2.2月 幕山626m(神奈川)
梅園で有名な幕山に登る。麓には湯河原梅園があり、ちょうど梅の宴が開かれ観光客で賑わっていた。梅は少し早かったが、紅梅や白梅の梅の絨毯を楽しめた。
3.3月 山の辺の道(奈良県)
古代大和の山辺に通した道である日本現存最古の道を歩く。春日山の麓から奈良盆地の東南にある三輪山の麓までの35キロを歩き、いにしえの人たちの思いにはせる。
4.4月 京都トレイル:京北コース(京都府)
京都トレイルで新しく新設された京北コースの残りを歩く。昨年末に歩いたコースの残りで、全長50キロのコースを全て完歩する。桜の名所がいくつかあって楽しめた。
5.4月 岩籠山765m(福井県)
敦賀三山の一つで、山頂の東に広がるクマザサの平原は「インディアン平原」と呼ばれ、なだらかな草原に花崗岩の巨岩が点在するのが見どころだった。
6.4月 山本山324m、賤ヶ岳421m(滋賀県)
琵琶湖の周りの近江湖の辺の道のうち、山本山から賤ヶ岳に続く山岳コースを歩く。賤ヶ岳古戦場や古墳群、山本城跡など歴史を感じる道だ。
7.5月 鷲ヶ岳1671m(岐阜県)
鷲ヶ岳は、鷲退治の伝説が残る山だ。3時間ほどで帰ってこられる登りやすい山だったが、クマザサで覆われた山頂部から下山途中には、白山がよく見えた。
8.5月 湧蓋山1500m(大分県)
初心者でも安心な気持ちのいい草原歩きやミヤマキリシマが楽しめたいい山だった。下山後の温泉もよかった。
9.5月 阿蘇五岳:根子岳1433m、烏帽子岳1337m、杵島岳1321m、高岳1592m、中岳1506m(熊本県)
阿蘇の全容を遠くから眺めるとお釈迦様が横になっているように見えるが、その形をなす5つのピークに全て登る。異形な山容の根子岳、ミヤマキリシマが満開の烏帽子岳、コンクリートで固められた登山道の杵島岳、噴火口が間近に見える中岳、阿蘇最高峰の高岳と個性的な5つのピークを楽しめた。
10.6月 釈迦ヶ岳1800m(奈良県)
世界遺産・大峯奥駈道のルートであることが有名で、アクセスが悪いにも関わらず多くの登山者がいる。山頂には、釈迦如来像があり、遮るものの無い360°の大パノラマが広がっている。
11.6月 山上ヶ岳1719m(奈良県)
山上ヶ岳は、今なお女人禁制を守る大峰信仰の根本道場の中心をなしている。男性だけのパーティで清浄大橋から登り出し、最後の茶屋までは整備された広い登山道で女子供でも安心して登れる道だったが、大峯山寺の手前あたりから険しい道となり、修験道の行場がいくつか現われ緊張する道に変わった。
12.6月 第1回 信越トレイル:セクション1~3(長野県)
信越トレイルは、長野と新潟の県境である斑尾山を含めた関田山脈のほぼ尾根沿いを縦走する総延長約110kmのロングトレイル(長距離自然道)だ。第1回は、セクション1 斑尾山→万坂峠→袴岳→赤池、セクション2 赤池→希望湖→毛無山→涌井、セクション3 涌井→富倉峠→黒岩山→仏ヶ峰登山口を歩き通す。ブナの森をはじめとする豊かな自然や、文化・歴史が色濃く残る里山である。歩行距離32キロ。
13.7月 第2回 信越トレイル:セクション4~6(長野県)
第2回は、セクション4 仏ヶ峰登山口→小沢峠→鍋倉山→関田峠、セクション5 関田峠→牧峠→宇津ノ俣峠→伏野峠、セクション6 伏野峠→野々海峠→三方岳→天水山を歩き通す。天水山周辺のブナ林は信越トレイルの中でも屈指のブナ林だ。歩行距離33キロ。
14.7月 羅臼岳1661m、阿寒岳1497m(北海道)
それぞれ2度目の百名山。羅臼岳は、天候がめまぐるしく変化したが、山頂に着くと一転霧が晴れ、知床半島やオホーツク海が一望できた。阿寒岳は、雌阿寒岳に登ったが、一日中快晴で頂上付近から望むことができる火口は、周囲に硫黄の匂いが立ちこめ、活火山を間近で体験できた。
15.8月 第3回 信越トレイル:セクション7~9(長野県)
第3回は、セクション7 天水山→里山出合→森宮野原駅、セクション8 森宮野原駅→中子里山出合→妙法育成牧場→結東、セクション9 結東→見倉→大赤沢→小赤沢を歩き通す。見倉の吊り橋は、映画のロケ地にもなったスリルある吊り橋だ。歩行距離34キロ。
16.8月 樽前山1041m(北海道)
札幌から約1時間。山頂がドーム型になっているひと際目立つ山が樽前山だ。今も火山ガスが噴出している活火山だが、7合目まで車で登ることができ、登山道も整備されているため気軽に登ることができる。三重式活火山という珍しいカルデラを形成していて、火口中央部に突き出た樽前溶岩ドームは一見の価値がある。
17.9月 美ヶ原・霧ヶ峰分水嶺トレイル(長野県)
長野県の長和町長門牧場から、日本百名山の2つの峰、霧ヶ峰から美ヶ原へ至る全長38kmのトレイルだ。分水嶺とは日本海と太平洋の水系を分ける分水界連続線のことで、この分水線の主に北側は日本海へ、南側は太平洋に水が流れる境界線となっている。日本を代表する高原をつないで行く高原ハイキングコースとも言える。その爽やかな風や澄んだ空気の中を歩く気持ちの良さに加えて、トレイルから眺める八ヶ岳をはじめ南、中央、北それぞれのアルプスの山脈を見ることができ、正に山岳パノラマハイキングコースといえる。
18.9月 赤兎山1629m(福井県)
石川県との県境にある山。丸みを持った優しい山容で、うさぎのような形をしているためこの名前が付けられたといわれている。特徴的な赤い屋根の避難小屋付近では時期になるとニッコウキスゲなど珍しい高山植物を見られるという。下山後は、時間が有ったので福井の恐竜博物館に寄る。
19.9月 泉ヶ岳1175m(宮城県)
仙台の北西端にそびえ立つ山で、船形連峰の一支脈をなしている。地形がなだらかなので、家族連れでも登山を楽しめる。頂上からの眺めは雄大で、仙台市街・蔵王連峰・仙台湾まで見渡すことができる。後半は、当日開催されていたトレイルランレースの選手とすれ違い、応援しながらの下山となった。
20.10月 第4回 信越トレイル:セクション10(長野県)
第4回は、セクション10 小赤沢⇒苗場山2145mだ。苗場山頂ヒュッテで宿泊して小赤沢まで戻る。季節は秋となり苗場山頂周辺の草紅葉が一番の見頃だった。信越トレイルはこれで全コース制覇となり、信越トレイルクラブから全コース制覇の全線踏破証も発行してもらう。
21.10月 塔ノ岳1491m、丹沢山1567m、蛭ヶ岳1673m、檜洞丸1601m(神奈川県)
丹沢山は、広い意味で丹沢山地全体を指す。日本百名山に選ばれているが「個々の峰ではなく、全体としての立派さ」と評価されているので、大倉から、塔ノ岳、丹沢山、丹沢山塊の最高峰である蛭ヶ岳、第4位の檜洞丸を経て、西丹沢自然教室まで1泊2日で縦走した。蛭ヶ岳からは結構厳しい下りが続き、下山は日没過ぎになってしまった。最終バスは19時となり、真っ暗なバス停でバスを待ったのが忘れられない思い出になった。
22.10月 浅間・八ヶ岳パノラマトレイル(長野県)
長野県の東部、雄大な浅間連峰や八ヶ岳連峰を望む風光明媚なエリアにあり、安藤百福センターを起点に、畑や田んぼ、雑木林など、多様な里山の自然と歴史を楽しめるコースだ。布引観音コース(5.0km)、蓼科・八ヶ岳展望コース(4.5km)、浅間・森林浴コース(4.0km)、御牧ヶ原コース(9.3km)、千曲川コース(約16km)の全てを歩き、浅間山や八ヶ岳の展望を楽しんだ。
23.11月 竜門岳904m(奈良県)
竜門岳は、奈良県吉野町の北東、宇陀町との境界に、堂々たる風格をもってそびえる。山頂には一等三角点補点の石標と岳ノ明神と呼ばれる高皇産霊神(たかみむすびのかみ)を祭る小祠が、桜の古木に囲まれひっそりと建っている。山麓には『今昔物語』で知られる久米仙人穴居跡や『太平記』で有名な楠正行の妻、弁ノ内待が世を忍んで住んだと伝えられる竜門寺跡などの史跡や伝説が多く残っている。下山後は、談山神社の紅葉を見ていく。
24.11月 大山1252m(神奈川県)
丹沢大山国定公園に位置する大山(おおやま)は、神奈川県伊勢原市を表玄関に、標高1252mのピラミッド型の美しい山容を誇る。江戸の人口が100万人の頃、山頂への登山が許されたひと夏で20万人が訪れたといわれ隆盛を極めた山でもある。当日は、小雨にもかかわらず多くの登山者が訪れ、賑わっていた。特に大山寺の紅葉は目が覚めるような美しさだった。
25.12月 網掛山544m(三重県)
網掛山は、山全体に自然が残る珍しい山だ。浅間山から網掛山・もみじ谷にかけ自然を手軽に満喫出来、秋は斜面が赤く染まり、その美しさに圧倒される。地元の登山愛好家によって発見された約1kmにわたるもみじ谷のもみじ群生が素晴らしい紅葉を見せてくれた。
26.12月 三国山1102m(神奈川県)
箱根外輪山のピークの1つで、芦ノ湖の西側に位置する山。かつては駿河、相模、伊豆の三国の境にあったために名付けられたが、現在は静岡県と神奈川県の境のみとなっている。箱根スカイラインが近くを通るが、外輪山の縦走路は展望が良く、芦ノ湖、駿河湾、富士山を眺めながらのハイキングとなった。桃源台からは、海賊船に乗り船上から山々を見て箱根町に戻った。