とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2023つくばマラソンツアー:1日目つくばサイエンススポット観光

2023-11-28 18:11:38 | 観光
茨城県のフルマラソンをまだ走ったことがなかったので、つくばマラソンを走ろうとエントリーした。つくばには筑波山に登りに来たことが2回ほどあるので、知らない場所ではないが、筑波研究学園都市として開発が進み、現在は日本国内最大の学術都市となっているつくばの研究施設を見学してみたいと思い、マラソンの前日は、いくつかの研究施設を見て回ることにした。

つくばには、東京秋葉原からつくばエクスプレスに乗れば最短45分で行くことが出来、アクセスは非常に便利だ。つくば駅前から出るサイエンスツアーバスの一日乗車券を買って、まずは、つくばエキスポセンターに寄る。つくばエキスポセンターは、屋外にそびえ立つ高さ50mのH-Ⅱロケット実物大模型が目印だ。


つくばエキスポセンターは、科学技術を見て・触れて・楽しむ科学館である。科学の不思議を学びながら体験できる展示のほか、世界最大級のプラネタリウムでは大迫力の映像と美しい星空の世界をお楽しむことが出来る。また、館内には宇宙食をはじめ、科学グッズ、宇宙関連グッズ、星座グッズなどを取り揃えたミュージアムショップもある。


館内を一通り見学した後、世界最大級のプラネタリウムでは、四季折々の星座や天文現象の映像を楽しめるのだが、当日朝早く起きて、寝不足気味だったので、あまりにも眠りやすい環境に、ついうとうと眠りこけてしまったのが残念。

昼食は、つくばエキスポセンター前にある店で、サンドウィッチとカレー、コーヒーなどを頼み軽く済ます。

次に向かったのは、産業技術総合研究所 サイエンス・スクエア つくばだ。こちらでは、産総研の最新の研究と成果をわかりやすく紹介している「産業技術」のショールームである。脳波を用いて意思伝達を手助けする「ニューロコミュニケーター」、夢の素材として大きく期待される「カーボンナノチューブ」など、未来の暮らしに役立つ技術が紹介されていて、まさに最先端の科学の一端を垣間見ることが出来る。

サイエンス・スクエア つくばを出ると、前にあるイチョウ並木が素晴らしい。黄色い絨毯で覆われた地面が目に染みる。


奥の方では、イチョウの葉に埋もれるように横たわっている子供がいて楽しそうだった。


イチョウ並木の横にある地質標本館にも立ち寄る。ここは、地球科学専門の博物館で、「地球の歴史」「生活と鉱物資源」「生活と地質現象」「岩石・鉱物・化石の系統的展示」の4つのテーマの展示室があり、動く模型や映像、 音声等も使って紹介している。

糸魚川―静岡構造線活断層系の説明版。


説明版の横には岡谷断層のはぎ取り標本が展示されている。


最後に寄ったのは、地図と測量の科学館。ブラタモリでも紹介された施設だというのでかなり楽しみにしていた。地図や測量に関する歴史、原理や仕組み、新しい技術などを総合的に展示している。地図が好きなので、この施設の展示は特に面白かった。


地図の記号当てクイズは、意外と難しく半分以上わからなかったが、いい勉強になった。


つくばで有名な場所と言ったら、宇宙航空研究開発機構(JAXA) 筑波宇宙センターもあるのだが、以前来た時にJAXAだけは入ったことがあったので、今回は時間の関係もあり割愛し、宿泊予定の研究学園駅前のホテルに向かった。

「2023つくばマラソンツアー:2日目つくばマラソン」に続く。