今年初めての登山は、伊豆半島の金冠山と達磨山になった。富士山の展望に優れ、解放感満点の尾根道をたどるハイキングコースだ。まずは、修善寺からだるま山レストハウスの駐車場まで向かった。到着時間が10時近くとなり、駐車場は、ほぼ満車状態となっていたが、空きスペースをギリギリ見つけ、なんとか駐車することができた。
だるま山レストハウスからの景色は、伊豆三絶(伊豆を代表する絶景三ヶ所)の一つに数えられている。駿河湾越しに見える富士山は、まさに絶景だ。この日は、こんな景色を一日中見ながら歩けるコースだ。
だるま山レストハウスからすぐに伊豆山稜線歩道に入る。ここからが、金冠山への登山道だ。
平坦で広く開放された気持ち良い登山道が始まる。
初心者向けの歩きやすい道が続き、この日も多くの登山者が歩いていた。
前方に鉄塔が見えてきた。鉄塔の先が金冠山の頂上だ。
戸田峠への分岐点を過ぎると10分ほどで金冠山山頂816mに到着する。
金冠山の標柱の先には、富士山がしっかり見えている。ただ、この日は思ったよりも強い風が吹いていて、山頂写真を撮るのも一苦労。体が動かないようにじっとしているのが大変だ。
金冠山から戸田峠への分岐まで戻り、戸田峠方面に向かう。熊笹が一面に生い茂り、風景が一変する。
コンクリートで舗装された道をしばらく下る。
戸田峠に到着する。車道を渡ったところに登山道がある。
富士山を背中にして達磨山への登山道を進む。このあたりは大きな木が無いので西風がもろに体に吹きつけ、体が吹き飛ばされそうになる。
急な階段を幾段も上りきったところで、小達磨山山頂890mに到着する。こちらは展望もなく、座って休憩できるスペースもない。
小達磨山山頂から階段を降りていくと、熊笹が広がる稜線に出る。正面に蛇行する西伊豆スカイラインと達磨山が見えてきた。
達磨山の斜面の熊笹が波打っている様子が見える。風が更に強くなり、まっすぐ歩くのも難しい。
後ろを振り返れば、相変わらず富士山がキレイに見えている。
熊笹の中の階段を、風にも負けず登っていく。
達磨山山頂982mに無事到着。
下山は、元来た道を戻っていく。帰りは、目の前で富士山がずっと見守ってくれている。
まだ、時間が早いので、修善寺温泉の筥湯(はこゆ)に寄っていく。その昔、鎌倉幕府二代将軍源頼家が入浴していたという伝説の温泉だ。檜造りで、今流行りの日帰り入浴施設とは異なり、内風呂のみのシンプルなつくりだが、檜の香りと天窓から青空を臨むことができ、 ゆったり、のんびりと温泉情緒を楽しむことができる。
温泉の入り口横にある展望楼「仰空楼(ぎょうくうろう)」からは、修善寺の街並みを一望できる。
こちらは、独鈷の湯(とっこのゆ)。修善寺温泉の中心を流れる桂川河畔に湧く修善寺温泉発祥の湯だ。大同2年(807)、修善寺を訪れた空海(弘法大師)は桂川で病気の父の身体を洗う少年の孝行の心に打たれ、持っていた仏具(独鈷杵)で川の岩を打ち霊泉湧き出させた。その湯につかったところ父親の病気はたちまち癒え、温泉療法が広まったと伝わる。現在も自然石を使用しており、修善寺温泉の象徴的存在だ。
最後に、修善寺の名前の由来となったお寺で、修善寺温泉の中心にある「修禅寺」に参拝していく。正式な呼称は「福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)」といい、平安時代初期の大同2(807)年、弘法大師(空海)の開基と伝わる。
金冠山・達磨山の登山道は、初心者向けの歩きやすい道が続く。今回は、たまたま強風だったが、風が無く穏やかな日だったら、富士山をずっと眺めて歩ける素晴らしいコースだ。さいわい天気はよくて、気温も高かったので、景色を堪能した一日となった。
参考1.金冠山・達磨山の高低図&コースタイム
参考2.金冠山・達磨山のコースマップ
だるま山レストハウスからの景色は、伊豆三絶(伊豆を代表する絶景三ヶ所)の一つに数えられている。駿河湾越しに見える富士山は、まさに絶景だ。この日は、こんな景色を一日中見ながら歩けるコースだ。
だるま山レストハウスからすぐに伊豆山稜線歩道に入る。ここからが、金冠山への登山道だ。
平坦で広く開放された気持ち良い登山道が始まる。
初心者向けの歩きやすい道が続き、この日も多くの登山者が歩いていた。
前方に鉄塔が見えてきた。鉄塔の先が金冠山の頂上だ。
戸田峠への分岐点を過ぎると10分ほどで金冠山山頂816mに到着する。
金冠山の標柱の先には、富士山がしっかり見えている。ただ、この日は思ったよりも強い風が吹いていて、山頂写真を撮るのも一苦労。体が動かないようにじっとしているのが大変だ。
金冠山から戸田峠への分岐まで戻り、戸田峠方面に向かう。熊笹が一面に生い茂り、風景が一変する。
コンクリートで舗装された道をしばらく下る。
戸田峠に到着する。車道を渡ったところに登山道がある。
富士山を背中にして達磨山への登山道を進む。このあたりは大きな木が無いので西風がもろに体に吹きつけ、体が吹き飛ばされそうになる。
急な階段を幾段も上りきったところで、小達磨山山頂890mに到着する。こちらは展望もなく、座って休憩できるスペースもない。
小達磨山山頂から階段を降りていくと、熊笹が広がる稜線に出る。正面に蛇行する西伊豆スカイラインと達磨山が見えてきた。
達磨山の斜面の熊笹が波打っている様子が見える。風が更に強くなり、まっすぐ歩くのも難しい。
後ろを振り返れば、相変わらず富士山がキレイに見えている。
熊笹の中の階段を、風にも負けず登っていく。
達磨山山頂982mに無事到着。
下山は、元来た道を戻っていく。帰りは、目の前で富士山がずっと見守ってくれている。
まだ、時間が早いので、修善寺温泉の筥湯(はこゆ)に寄っていく。その昔、鎌倉幕府二代将軍源頼家が入浴していたという伝説の温泉だ。檜造りで、今流行りの日帰り入浴施設とは異なり、内風呂のみのシンプルなつくりだが、檜の香りと天窓から青空を臨むことができ、 ゆったり、のんびりと温泉情緒を楽しむことができる。
温泉の入り口横にある展望楼「仰空楼(ぎょうくうろう)」からは、修善寺の街並みを一望できる。
こちらは、独鈷の湯(とっこのゆ)。修善寺温泉の中心を流れる桂川河畔に湧く修善寺温泉発祥の湯だ。大同2年(807)、修善寺を訪れた空海(弘法大師)は桂川で病気の父の身体を洗う少年の孝行の心に打たれ、持っていた仏具(独鈷杵)で川の岩を打ち霊泉湧き出させた。その湯につかったところ父親の病気はたちまち癒え、温泉療法が広まったと伝わる。現在も自然石を使用しており、修善寺温泉の象徴的存在だ。
最後に、修善寺の名前の由来となったお寺で、修善寺温泉の中心にある「修禅寺」に参拝していく。正式な呼称は「福地山修禅萬安禅寺(ふくちざんしゅぜんばんなんぜんじ)」といい、平安時代初期の大同2(807)年、弘法大師(空海)の開基と伝わる。
金冠山・達磨山の登山道は、初心者向けの歩きやすい道が続く。今回は、たまたま強風だったが、風が無く穏やかな日だったら、富士山をずっと眺めて歩ける素晴らしいコースだ。さいわい天気はよくて、気温も高かったので、景色を堪能した一日となった。
参考1.金冠山・達磨山の高低図&コースタイム
参考2.金冠山・達磨山のコースマップ