前日の夜は、有馬温泉の湯にどっぷりつかり、ザ・グランリゾート有馬に宿泊。朝7時前に宿を出発する。
坂を下り、有馬温泉街まで来ると橋の袂に、豊臣秀吉の正室ねねの像が‥。
そして、そのずっと先には、ねねを見守るかのように、太閤秀吉が座っている。秀吉は1583年(天正11年)に有馬温泉に入湯して以降、1594年(文禄3年)までに9度有馬の湯に浸かったという大の有馬温泉好きで、有馬には正室ねねの別邸も作っていたという。
その先の有馬温泉駅から、神戸電鉄、地下鉄、JR神戸線を乗り継ぎ、曽根駅で下車する。曽根駅で地元のIさんと合流し、Iさんの案内の元、播磨アルプスの登山口に向かう。
国道2号線を渡ると、豆崎登山口だ。
豆崎登山口は、国道沿いであまり目立たない。Iさんの案内がなければ、迷いそうな場所だった。
坂を上っていくと、経塚山古墳の石室がある。4〜5世紀頃の竪穴式石室らしい。
やがて、岩だらけの道が始まる。
見晴らしがいい場所からは、姫路城が見える。
そして、進行方向には、キノコがにょきにょき生えたような形の岩山が見えてきた。
やがて、岩山の近くまで来ると、急斜面の岩盤の上を這いつくばって登っていく登山者の姿が小さく見えてきた。まさかあんなとこに行くのかとビクビクする。
百間岩という岩盤の登りだしの手前に展望台があり、そこで一休み。
いよいよ岩登りのスタートだ。
百間岩は、結構急だが滑ることはなく、グリップが効いてすいすい登っていける。
あとからあとから多くの登山者が上がってくるので、休んではいられない。
これこそ、播磨アルプスの面白さだ。低山ながら、市街地からすぐに本場のアルプスをほうふつさせる景観が簡単に味わえる。
最後の一登り。
一つのピークを制覇したところで、まだ遥か先にも同じような岩山が連なっている。最高峰の高御位山(たかみくらやま)は、まだずっと先だ。
高御位山に行くまでに、いくつもの小さな山を越えていく。それぞれ標高200m前後の低山だが、どこで見ても素晴らしい展望が広がっている。高御位山山頂のすぐ手前に、ベンチが置かれた休憩場所があるので、そこでランチ休憩する。
休憩場所から岩を一登りすると、別名“播磨富士”とも呼ばれる高御位山山頂304mだ。
山頂には高御位神社が鎮座し、絶景とあわせて神秘的な雰囲気が漂っている。旧印南郡で最古最高の神社と言われ、古くから山全体を御神体として崇めてきた山岳信仰の名残があり、古文書「播磨国印南郡高御位山略縁記」には、神がここに降臨されたと記されている加古川市を代表するパワースポットだという。
最高峰からは、一転して岩盤を下っていく。
下りもちょっと足を踏み外したら、大怪我しそうな場所だけに慎重に下る。
振り返って後ろを見ると、今まで歩いてきた播磨アルプスの縦走路と最高峰の高御位山が見える。
下っていく途中にあった岩は、太閤岩と呼ばれているらしい。秀吉が志方城を攻めた際、腰をおろして軍兵の采配をとっていたと言い伝えられている。
「太閤岩」に座り、軍兵の采配の気分を味わってみる。
その後も、いくつかのピークを上ったり下りして、簡単に下界に到着しなかったが、やっとのことで辻登山口に到着する。
辻登山口からは、舗装道路を歩き、宝殿駅に向かう。
宝殿駅では時間があったので、駅前のお好み焼屋でビールと食事をしてから解散し帰路についた。播磨アルプスは、種類豊富な登山道があるのも魅力。山頂や稜線から市街地や瀬戸内海が一望できることと、ダイナミックな眺望と高度感を初心者でも体感できる面白い山だった。
参考1.播磨アルプスの高低図&コースタイム
参考2.播磨アルプスのコースマップ
坂を下り、有馬温泉街まで来ると橋の袂に、豊臣秀吉の正室ねねの像が‥。
そして、そのずっと先には、ねねを見守るかのように、太閤秀吉が座っている。秀吉は1583年(天正11年)に有馬温泉に入湯して以降、1594年(文禄3年)までに9度有馬の湯に浸かったという大の有馬温泉好きで、有馬には正室ねねの別邸も作っていたという。
その先の有馬温泉駅から、神戸電鉄、地下鉄、JR神戸線を乗り継ぎ、曽根駅で下車する。曽根駅で地元のIさんと合流し、Iさんの案内の元、播磨アルプスの登山口に向かう。
国道2号線を渡ると、豆崎登山口だ。
豆崎登山口は、国道沿いであまり目立たない。Iさんの案内がなければ、迷いそうな場所だった。
坂を上っていくと、経塚山古墳の石室がある。4〜5世紀頃の竪穴式石室らしい。
やがて、岩だらけの道が始まる。
見晴らしがいい場所からは、姫路城が見える。
そして、進行方向には、キノコがにょきにょき生えたような形の岩山が見えてきた。
やがて、岩山の近くまで来ると、急斜面の岩盤の上を這いつくばって登っていく登山者の姿が小さく見えてきた。まさかあんなとこに行くのかとビクビクする。
百間岩という岩盤の登りだしの手前に展望台があり、そこで一休み。
いよいよ岩登りのスタートだ。
百間岩は、結構急だが滑ることはなく、グリップが効いてすいすい登っていける。
あとからあとから多くの登山者が上がってくるので、休んではいられない。
これこそ、播磨アルプスの面白さだ。低山ながら、市街地からすぐに本場のアルプスをほうふつさせる景観が簡単に味わえる。
最後の一登り。
一つのピークを制覇したところで、まだ遥か先にも同じような岩山が連なっている。最高峰の高御位山(たかみくらやま)は、まだずっと先だ。
高御位山に行くまでに、いくつもの小さな山を越えていく。それぞれ標高200m前後の低山だが、どこで見ても素晴らしい展望が広がっている。高御位山山頂のすぐ手前に、ベンチが置かれた休憩場所があるので、そこでランチ休憩する。
休憩場所から岩を一登りすると、別名“播磨富士”とも呼ばれる高御位山山頂304mだ。
山頂には高御位神社が鎮座し、絶景とあわせて神秘的な雰囲気が漂っている。旧印南郡で最古最高の神社と言われ、古くから山全体を御神体として崇めてきた山岳信仰の名残があり、古文書「播磨国印南郡高御位山略縁記」には、神がここに降臨されたと記されている加古川市を代表するパワースポットだという。
最高峰からは、一転して岩盤を下っていく。
下りもちょっと足を踏み外したら、大怪我しそうな場所だけに慎重に下る。
振り返って後ろを見ると、今まで歩いてきた播磨アルプスの縦走路と最高峰の高御位山が見える。
下っていく途中にあった岩は、太閤岩と呼ばれているらしい。秀吉が志方城を攻めた際、腰をおろして軍兵の采配をとっていたと言い伝えられている。
「太閤岩」に座り、軍兵の采配の気分を味わってみる。
その後も、いくつかのピークを上ったり下りして、簡単に下界に到着しなかったが、やっとのことで辻登山口に到着する。
辻登山口からは、舗装道路を歩き、宝殿駅に向かう。
宝殿駅では時間があったので、駅前のお好み焼屋でビールと食事をしてから解散し帰路についた。播磨アルプスは、種類豊富な登山道があるのも魅力。山頂や稜線から市街地や瀬戸内海が一望できることと、ダイナミックな眺望と高度感を初心者でも体感できる面白い山だった。
参考1.播磨アルプスの高低図&コースタイム
参考2.播磨アルプスのコースマップ