とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

2024奄美ヨーリヨーリランツアー:1日目

2024-02-08 22:19:13 | 観光
先週末から奄美大島に出かけていた。奄美大島で行われるウルトラマラソンに参加するためだ。1日目は、移動のみで昼前には奄美に到着する。奄美空港で昼食を済ませ、宿の人にお迎えに来てもらう。

宿泊する宿は、奄美リゾートばしゃ山村だ。マラソンのスタート&ゴール地点となり、一番楽ちんな場所だ。


因みに、ばしゃ山とは糸芭蕉の群生林のことだという。高価な芭蕉布のもととなるばしゃ山は財力を意味し、不美人はばしゃ山をつけて(セットで)婿をさがしたということから、奄美では不美人の代名詞であったそうだ。一説では年頃の娘の謙遜語であったとも伝えられている。

ばしゃ山村でマラソンの受付を済ませ、向かいにあるケンムン村を散策に行く。ケンムン村は、シマ唄体験や塩作り体験・お菓子作り・陶芸など島にまつわる体験を楽しむことができる。


ちなみに「ケンムン」とは、奄美群島に伝わる妖怪で、容姿は河童に似ており、ガジュマルの木を住処とし、「木の精霊」とも言われているそうだ。島の精霊ケンムンにお祈りが出来るケンムン神社によっていく。


お社の下にはキレイに輝く夜光貝(やこうがい)の貝殻が敷き詰められている。


ケンムン村を出て、更に周辺を散策していく。ところどころに彼岸桜が咲いており、南の島はさすがに桜の開花が早い。


森の中を進んでいくと「薗家の庭園」と言う案内看板があったので、そちらによってみる。看板を読むと、かつて琉球の役人をもてなした由緒ある薗家住宅(国指定登録有形文化財)と庭園(奄美市指定文化財)だという。


屋敷は、雨戸が閉まっていて誰もいないようだった。この屋敷は、2018年大河ドラマ「西郷どん」のロケ地として使われたという。西郷吉之助(鈴木亮平)が、愛加那(二階堂ふみ)と共に暮らした場所だった。




庭には奄美固有の植物や希少種がたくさん植えられており、奄美大島の中でもあまり見られない珍しい木や植物が見られる。庭には池や水路がめぐらされており、水たまりの中にはアマミシリケンイモリが群がっていた。


彼岸桜の下で記念撮影。


葉っぱの上に桜の花びらが、乗っかっている。


一通り山の中を抜けると海岸に下りていく。


ばしゃ山村の前のビーチ。


ビーチの中にある大きな岩に上ってみる。


ばしゃ山村の看板前で記念撮影。


ばしゃ山の建物に向かって帰る。さすが南国のリゾート地らしい雰囲気だ。


夜は、ケンムン村のレストランでマラソンの前夜祭が始まる。挨拶は、奄美市長だ。


会場は、立食パーティ形式となり、食事の開始が始まるのを待つ。




食事の開始が始まると、一斉に人が並びだす。


奄美の食材を使った料理をいただき、イベントの開始を待つ。




地元の歌手が出演して、奄美民謡を何曲か聴かせてもらう。


最後は、南の島らしく曲に合わせて全員で踊りだす。




翌日は、マラソン本番だ。前夜祭から帰ると、早めに寝てマラソンに備える事にした。

「2024奄美ヨーリヨーリランツアー:2日目」に続く。

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