マラソン当日、福江港からシャトルバスでスタート地点の遣唐使ふるさと館に向かう。参加者はフル、ハーフ等を合わせて400人ほどだという。かつては1000人ほどの参加者があったそうだが、コロナ後の初めての大会となり、参加者の数はまだ戻ってこないようだ。
今年は当日受付となり、受付でナンバーカードをもらいスタート地点に向かう。ご当地キャラクターのつばきねことスタート前の記念写真。
開会式が始まり、主催者からの挨拶だ。
午前9時。遣唐使ふるさと館をスタートする。
スタート早々、トンネルを3回ほど通過する。
田園地帯を進む。
海岸沿いの道を走る。
初日に立ち寄った水ノ浦教会の横を通り過ぎる。
魚津ヶ崎公園で10キロだ。
魚津ヶ崎公園の先端で折り返す。
楠原牢屋跡。明治の始め、キリシタン迫害のために牢屋として使われた建物(復元)の横を通る。
スタート地点の遣唐使ふるさと館が見えてきた。ここで約21キロ。ほぼ半分まで来た。
沿道には、椿の木が多数あり、花びらがいくつも落ちている。
各エイドには、コーラ、スポーツドリンク、水の他、バナナ、梅干し、トマト、チョコレート、やきいも、かんころもちが用意されている。我々のように遅いランナーが来る頃は、エイドの人も暇そうで、たまにランナーが来ると大いに歓待してくれた。
30キロ過ぎから、再び海岸沿いの道となる。
スケアン(石干見漁法遺跡)の前を通る。スケアンとは、潮の満ち引きを使った世界最古の漁ともいわれる古代漁法だ。詳しくは下記の通り。
(1)遠浅の海岸の、潮が満ちると海面下になるような場所に石垣で堤防を作る
(2)潮が満ちたときに魚介類が入り込む
(3)潮が引くと石垣の内側に水たまりができ、そこから出られなくなる
(4)それを獲る
灯台みたいな塔が見えてきた。
海岸沿いに遊歩道がまっすぐ延びている。天気が良ければ、青い海を見ながらの気持ち良さそうな道だ。
海岸沿いにはキリシタンの墓が建ち並んでいる。十字架とマリア像が特徴的だ。
コースから少し外れたが、三井楽半島の先端、柏崎公園内にある「辞本涯の碑」を見に行く。この碑は、遣唐使ゆかりの柏崎と第16次遣唐使船(804年)で唐に渡った空海の深い関わりを知った有志の方々が建立したものだ。姫島を背に立つ記念碑には、「日本の最果ての地を去る」という意味の「辞本涯」という文字が刻まれている。空海が書物に残した言葉だ。
坂を登り切ると、再び海に向かって走り出す。
白い砂浜の海岸が美しい。
37キロ地点には、展望所のような場所があったが、梯子の下の方が外されていて登れそうにない。鯨でも見張る場所なのか?
再び遣唐使ふるさと館に戻ってきた。これでゴールだ。アップダウンが小刻みにあって結構大変だったが、なんとか無事に帰ってこられてホッとした。
他の仲間たちも全員完走し、無事宿に帰ってきた。4日目は、福江島から中通島に移動して観光する予定だ。
参考1.フルマラソンの高低図
参考2.フルマラソンのコースマップ
「2023五島つばきマラソンツアー:4日目」に続く。
今年は当日受付となり、受付でナンバーカードをもらいスタート地点に向かう。ご当地キャラクターのつばきねことスタート前の記念写真。
開会式が始まり、主催者からの挨拶だ。
午前9時。遣唐使ふるさと館をスタートする。
スタート早々、トンネルを3回ほど通過する。
田園地帯を進む。
海岸沿いの道を走る。
初日に立ち寄った水ノ浦教会の横を通り過ぎる。
魚津ヶ崎公園で10キロだ。
魚津ヶ崎公園の先端で折り返す。
楠原牢屋跡。明治の始め、キリシタン迫害のために牢屋として使われた建物(復元)の横を通る。
スタート地点の遣唐使ふるさと館が見えてきた。ここで約21キロ。ほぼ半分まで来た。
沿道には、椿の木が多数あり、花びらがいくつも落ちている。
各エイドには、コーラ、スポーツドリンク、水の他、バナナ、梅干し、トマト、チョコレート、やきいも、かんころもちが用意されている。我々のように遅いランナーが来る頃は、エイドの人も暇そうで、たまにランナーが来ると大いに歓待してくれた。
30キロ過ぎから、再び海岸沿いの道となる。
スケアン(石干見漁法遺跡)の前を通る。スケアンとは、潮の満ち引きを使った世界最古の漁ともいわれる古代漁法だ。詳しくは下記の通り。
(1)遠浅の海岸の、潮が満ちると海面下になるような場所に石垣で堤防を作る
(2)潮が満ちたときに魚介類が入り込む
(3)潮が引くと石垣の内側に水たまりができ、そこから出られなくなる
(4)それを獲る
灯台みたいな塔が見えてきた。
海岸沿いに遊歩道がまっすぐ延びている。天気が良ければ、青い海を見ながらの気持ち良さそうな道だ。
海岸沿いにはキリシタンの墓が建ち並んでいる。十字架とマリア像が特徴的だ。
コースから少し外れたが、三井楽半島の先端、柏崎公園内にある「辞本涯の碑」を見に行く。この碑は、遣唐使ゆかりの柏崎と第16次遣唐使船(804年)で唐に渡った空海の深い関わりを知った有志の方々が建立したものだ。姫島を背に立つ記念碑には、「日本の最果ての地を去る」という意味の「辞本涯」という文字が刻まれている。空海が書物に残した言葉だ。
坂を登り切ると、再び海に向かって走り出す。
白い砂浜の海岸が美しい。
37キロ地点には、展望所のような場所があったが、梯子の下の方が外されていて登れそうにない。鯨でも見張る場所なのか?
再び遣唐使ふるさと館に戻ってきた。これでゴールだ。アップダウンが小刻みにあって結構大変だったが、なんとか無事に帰ってこられてホッとした。
他の仲間たちも全員完走し、無事宿に帰ってきた。4日目は、福江島から中通島に移動して観光する予定だ。
参考1.フルマラソンの高低図
参考2.フルマラソンのコースマップ
「2023五島つばきマラソンツアー:4日目」に続く。