24日の午前3時50分、ホテル浦島にジャンボタクシーが迎えに来てくれた。ホテル浦島に泊まったランナーをスタート地点まで送ってくれるサービスだ。玄関前まで来てくれるので非常にありがたい。
タクシーは、我々を熊野那智大社前まで送ってくれた。駐車場で手荷物を大会のトラックに預け、那智の滝まで歩いて移動する。真っ暗な参道を降りていくと、目の前にライトアップされた那智の滝が見えてきた。那智の滝は、日本一の水量と落差を誇る和歌山の世界遺産だ。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。その大きさと美しさは一見の価値がある。集まっているランナーたちも、その豪快な滝の流れに息を飲んでいた。
やはり、滝をバックに記念写真を撮る。
大会事務局から送られてきた護摩木に、各自祈願したい事を書いてきていたので、護摩壇の中に投げ入れる。何を祈願したかというと、もちろん完走である。
那智の滝は、単なる滝ではなく、飛瀧神社のご神体として崇められる対象となっていて、この先には入ることができない。
茶娘の二人も合流し、もう一度スタート前の記念写真だ。
午前5時、滝を背にして100キロの長い旅が始まった。これから約7キロ上り坂が続く。
20分もすると明るくなり、白い霧のかかる山道をぐんぐん登っていく。
5:30。那智山見晴台に到着する。天気が良ければ、熊野灘などが展望できるらしいが、辺りは真っ白で全く景色は見えない。
頂上を越え下り道に差し掛かる頃、雲が切れ山並みがよく見えるようになってきた。
山の中を、何度も上り下りしているうちに青空も出てきた。美しい棚田の間を通り抜けていく。
何回目の坂か忘れてしまったが、長島スパーランドや富士急ハイランドのジェットコースターに例えられた坂道を登る。あまりにもきつい傾斜に脹脛が悲鳴を上げそうだ。
その後も、厳しいコースが続き、写真を撮る気力もなくなっていた。とにかく前に前にと進むことだけ考えてゴールを目指した。84キロあたりからの最後の7キロの上りが特に応えた。1キロ1キロが長くて遠い。やっと頂上を越えたときは、本当にホッとする。しかし、その後の下りも早くは走れない。それでも、ゆっくりでもとにかく走ることに専念して前に進んだ。ゴールの補陀洛山寺が見えた時は、本当に嬉しかった。応援の人たちの声援も暖かく、久々に100キロのゴールに目頭がジーンと熱くなっていた。平安衣装に扮した女性の持つテープを切って13時間47分でゴールする。
この1年、関門に引っかかることばかりで100キロを完走したことがなかったので、久しぶりに制限時間内で完走できたことは、本当に嬉しい。今年になって、いろいろトレーニングを積み重ねてきた成果があがったものだと思いたい。
しかし、今回のコースは噂にたがわずきついコースだった。大会の翌日、翌々日とも筋肉痛で、動き回るのもやっとな状況でいた。三日目を過ぎ、何とか普通の状態に戻ってきたところだ。
参考1.今回のコースマップ(SUUNTOで記録:バッテリー切れのため96キロ辺りまで)
参考2.今回の高低図(SUUNTOで記録:バッテリー切れのため96キロ辺りまで)
タクシーは、我々を熊野那智大社前まで送ってくれた。駐車場で手荷物を大会のトラックに預け、那智の滝まで歩いて移動する。真っ暗な参道を降りていくと、目の前にライトアップされた那智の滝が見えてきた。那智の滝は、日本一の水量と落差を誇る和歌山の世界遺産だ。華厳滝、袋田の滝と共に日本三名瀑に数えられている。その大きさと美しさは一見の価値がある。集まっているランナーたちも、その豪快な滝の流れに息を飲んでいた。
やはり、滝をバックに記念写真を撮る。
大会事務局から送られてきた護摩木に、各自祈願したい事を書いてきていたので、護摩壇の中に投げ入れる。何を祈願したかというと、もちろん完走である。
那智の滝は、単なる滝ではなく、飛瀧神社のご神体として崇められる対象となっていて、この先には入ることができない。
茶娘の二人も合流し、もう一度スタート前の記念写真だ。
午前5時、滝を背にして100キロの長い旅が始まった。これから約7キロ上り坂が続く。
20分もすると明るくなり、白い霧のかかる山道をぐんぐん登っていく。
5:30。那智山見晴台に到着する。天気が良ければ、熊野灘などが展望できるらしいが、辺りは真っ白で全く景色は見えない。
頂上を越え下り道に差し掛かる頃、雲が切れ山並みがよく見えるようになってきた。
山の中を、何度も上り下りしているうちに青空も出てきた。美しい棚田の間を通り抜けていく。
何回目の坂か忘れてしまったが、長島スパーランドや富士急ハイランドのジェットコースターに例えられた坂道を登る。あまりにもきつい傾斜に脹脛が悲鳴を上げそうだ。
その後も、厳しいコースが続き、写真を撮る気力もなくなっていた。とにかく前に前にと進むことだけ考えてゴールを目指した。84キロあたりからの最後の7キロの上りが特に応えた。1キロ1キロが長くて遠い。やっと頂上を越えたときは、本当にホッとする。しかし、その後の下りも早くは走れない。それでも、ゆっくりでもとにかく走ることに専念して前に進んだ。ゴールの補陀洛山寺が見えた時は、本当に嬉しかった。応援の人たちの声援も暖かく、久々に100キロのゴールに目頭がジーンと熱くなっていた。平安衣装に扮した女性の持つテープを切って13時間47分でゴールする。
この1年、関門に引っかかることばかりで100キロを完走したことがなかったので、久しぶりに制限時間内で完走できたことは、本当に嬉しい。今年になって、いろいろトレーニングを積み重ねてきた成果があがったものだと思いたい。
しかし、今回のコースは噂にたがわずきついコースだった。大会の翌日、翌々日とも筋肉痛で、動き回るのもやっとな状況でいた。三日目を過ぎ、何とか普通の状態に戻ってきたところだ。
参考1.今回のコースマップ(SUUNTOで記録:バッテリー切れのため96キロ辺りまで)
参考2.今回の高低図(SUUNTOで記録:バッテリー切れのため96キロ辺りまで)
普段の練習からして違うんだろうな!
ただただ、感服するばかりとっちーさんの周りには超人がいっぱい!
こんなウルトラには付き合いきれないな~。
もっと優しいのでお付き合いをお願いします。
走りを本当に楽しんでる様子が伝わってきますよ
80歳いや90歳になっても走ってるよね静岡のモンスターズ
やはり100キロのゴールは嬉しさが違いますよ。
80歳、90歳になっても走れるといいですねえ。
おかげさまで、道中楽しかったです!
体調不良の中でもきっちり完走。
さすがです。
ほんとにトレーニングの成果ですね。
でも、とっちーさんには珍しく、そうとうお疲れだった様子。
次の楽しみに向けて、養生してくださいませ。
このところ、いろいろお付き合いいただきありがとうございます。
また、いろんな面白そうな大会を見つけてきますので、よろしくお願いします。
後半、いろんなところで声かけしていただき最後まで頑張ることができました。
このあと、ずっと休養してましたので、5月からは再トレーニングに励みますよ。
また予定が合ったら、一緒に行きましょう。