fromイーハトーヴ ーー児童文学(筆名おおぎやなぎちか)&俳句(俳号北柳あぶみ)

お知らせ・防備録。
記事および画像の無断転用はお断りいたします

Information

『そこに言葉も浮かんでいた』(新日本出版社)『アゲイン アゲイン』(あかね書房)『わくわくもりのはいくえん はる おともだちできるかな』『みちのく山のゆなな』(国土社)『ファミリーマップ』、エンタメシリーズ『家守神』1~5巻、『おはようの声』幼年童話『ヘビくんブランコくん』『オンチの葉っぱららららら♪』、短編集『友だちの木』・歴史物語『アテルイ 坂上田村麻呂と交えたエミシの勇士』他、好評発売中です。各種ご依頼は、左側のメッセージからお願いいたします。    

よく訊かれること

2015年08月10日 | 日記
 立秋がすぎ、さすがにすごしやすくなりました。
 
 さて、俳句関係者以外の友人に会うと、このごろ「あの番組はどお?」と訊かれます。
 「プレバト」。芸能人が才能あり、凡人、才能なしにランク分けされる番組の中で、特に俳句のコーナー、人気ですものね。毎回ではないけれど、私も観ています。
 先生の毒舌で人気なわけですが。
 で、どう答えているかというと、
「夏○いつきさん、すこぶるまともな添削されてますよ」
 
 一枚の写真を見て俳句を作るというやり方なわけですが、「写真を見てない人には、これじゃあわからない」とか、「助詞をひとつ変えただけで、ぜんぜん違ってくる」とか、ホントそう。
 もちろん、全部に賛成というわけではありませんが、おおむねは私が学んできたものと同じ方向性だと思います。会によっては大分違うという場合もあるのです。文学っていうのは絶対的なものではありませんからね。
 才能ありとなった俳句は、やっぱりいいものを選んでもいらっしゃる。あのベタな写真を見て句を作るのって、難しいんですが、そこからどれだけイメージを飛躍させるか。ひまわりの写真を見て、季語をひまわりじゃなく持ってくるというだけでも、力があるってことですしね。逆にたいした句ができなくても、仕方ないよなとも思います。
 この前、才能ありでべた褒めされていた句を作った方は、俳句知ってる方だなあと思いました。旧かな使ってましたもの。

 ああやって、俳句を楽しむのもありだなと思います。ひとつの座があそこにある。

  カンゾウ?