きょうは特別な日です。
5年前も金曜日ではなかったかしら。
あの揺れの大きさ。外に出たときの感覚。その後のこと。
あの日のことは、忘れずに伝えていかなくてはいけないと思っています。
このところテレビでも関連番組が多く、当時幼かった子の成長など、追っていました。(今の時期が過ぎて、さーっと取材の波がひいてしまわないでほしいのですが・・・)関連本もたくさん出ていることでしょう。
一人一人にドラマがある。戦争を生き抜いた人達と同様です。
それを現場にいなかった人間が物語で伝えることができるだろうかという問題を抱えてもいます。実際のできごとをありのまま伝えればそれでよいのかとも思いつつ、でも、物語という形で描かずにはいられないものもあり、実際に何編か書いています。書いても無理だよと言われても、もう少しあがきたいと思っています。
きょうは、その作品のひとつの書き直しをしよう。
陸前高田 震災後2年目くらい
残った一本松。 この松はその後枯れてしまって、今あるのはレプリカですが、この写真は枯れる前です。
流された松で作った数珠。合掌。