いつも散歩する北上川の反対側を車で走ったら、すばらしい景色がありました。七つ石の少し下流です。
賢治が歩いたいたのは、こういうところだったんじゃないかなあと思いました。これも今年は渇水だからこその景色かもしれません。
何枚もすみません。見ていただきたい方がいるもので。見てくださってるかな? またこんどゆっくり行こう。
*今私は東京なのですが、岩手で撮ってきた写真がたまっているので、しばらく岩手ネタ、東京ネタがいったりきたりです。
いつも散歩する北上川の反対側を車で走ったら、すばらしい景色がありました。七つ石の少し下流です。
賢治が歩いたいたのは、こういうところだったんじゃないかなあと思いました。これも今年は渇水だからこその景色かもしれません。
何枚もすみません。見ていただきたい方がいるもので。見てくださってるかな? またこんどゆっくり行こう。
*今私は東京なのですが、岩手で撮ってきた写真がたまっているので、しばらく岩手ネタ、東京ネタがいったりきたりです。
電柱のことを調べていたら、岩手の家の近くに電柱工場があることがわかりました。「東北ポール」という会社の工場です。
あたりまえのことですが、どんなものもどこかで作られているんですね。数ヶ月前だったら、なんとも思わず素通りしていた工場が、キラキラと輝いて見えました。
電柱ネタ、おもしろがってくださる方もいらっしゃり、よかったです。
電線に♪ 雀が。で、なぜ、鳥は感電しないのか。こういう初歩も、最近知りました。
からすだって。
でも、ヘビがニョロニョロのぼっていき、電線にさしかかると、感電します。
実は東京の家の真ん前に、電柱を立てたいと東京電力の方がいらっしゃいました。外灯が立っている横にということだったので、それならば、外灯を撤去して電柱を立て、そこに外灯をつけたら一本ですみませんか? と申したところ、外灯は(外灯柱)は、市の管轄なので、予算の問題があって」とおっしゃいます。でもそれはやってくれるかどうか、交渉してくださいよ。と言いました。狭い道路なので、二本柱が立つと、ガレージからの車の出し入れのじゃまになるのです。そしてなぜ電柱を立てるのかというと、近くに新築が5軒建ち、そのうちの一軒分の電気を運ぶためとのこと。余所様一軒のためにうちの前に電柱を、というのもちょっとひっかかりました。それで、他の4軒がつなぐバイパス沿いの電柱からそこへ電線をひけないことはないということもわかり、そのあたりを話し合っているうちに、うちの前への設置はあきらめてくれることになったのです。(度素人に毛がはえたくらいなので、実際の交渉は私ではありません)
言ってみるもんだなあ。と思いました。こんな感じで、けっこう闇雲に建てやすいところに建てて、共用できるところで共用しないから、あんなに林立してるんだ。電気は電力会社、電話はNTT、外灯は市町村。仕方ないといってしまえば、そこでストップしてしまうことなのでした。
明日も電柱ネタ、続きます。
以前これを「木柱」とご紹介しました。「木の柱」という意味では間違いではないのでしょうが、これは「外灯」です。よく見ると電線は一本だけで、この外灯をつけるためにだけつながっていることがわかります。まったく、電気注も電信柱も外灯柱もいっしょくたんに電柱と認識していたほど度素人でした。
この二枚は、間違いなく電柱! 木の電柱です。ここは、よく行く岩手のひなびた温泉の敷地内です。いろいろわかってきました。電線と電話線も見分けられるようになりました。(やっと)
東日本大震災後、いちはやく立ちあがった作家さんたちがいました。この本は、被災地の子どもたちを励ましたい、明るい気持ちになってほしい、という熱意で作られたものです。
執筆メンバーは、内田麟太郎さん、漆原さん、高橋秀雄さん、光丘真理さん、高橋うららさん、深山さくらさんなど。小さなペンがついていて、(別売り)本の隅をタッチすると、なんと作者本人が読んだ声が聞こえるという画期的なものです。売り上げは、被災地支援に当てられたそうです。
しかもこの中から、『わたしたち、うんこ友だち?』(高橋秀雄)と『ぽにょりぽにょり』(内田麟太郎)が、絵本としてこの秋、出版されます。「うんこともだち」……このタイトルを読んだだけで、子どもたち大騒ぎになるのが目に見えます。
近日発売!
被災地の復興に関しては、安易な発言はできません。先日岩手の家にきた郵便局員の若い方は、大船渡で被災し、前年建てた家が流されたそうです。でも、一家は全員無事、職も安定しているので、こうして転勤にはなったがやっていられるとのことでした。「よかったですよね」という言葉を言っていいものかどうか。
一軒おいたおとなりは、一人暮らしのご老人でした。(女性)年々雪かきやゴミだしが大変で半年ほど前、駅前のマンションに引っ越されたのですが、その後の家には大槌で被災したご一家が入られました。その際、マンションに必要のない家具家財は全部置いていってくださいと頼まれたとのことで、これもとてもうまくいった例だなと感心しました。かつては大勢で暮らしていたそのお宅には、マンションにはとても持っていけない家財があり、普通ならば処分しなくてはならないのです。でもこれだって、被災前との比較ではよかったかどうかは、ご本人たちにしかわかりません。というか、よいはずがないのです。
やはり大槌で被災して、結婚した娘さんの近くのアパートにと越されてきていた女性は、一年後、大槌の仮説住宅に入ると、もどっていかれました。
復興支援金の使い方の問題も出ているようです。
俳句をやっていてよかったなあと思うことに、いろんな方との出会いがあります。どうしてもご年配が多くなりますが、仕事も一段落ついて、俳句を楽しもうという方でも、以前やっていたことのオーラを背中に背負っています。主婦をやって、今は自分の楽しみを、という方もまた魅力的な方ばかり。そんななかで、現役でまだまだ仕事をがんばってらっしゃる方もいます。
貴公子ならぬ気功師Sさんも、そのお一人。気功教室も何度か開いていただきましたし、句会にいらっしゃったら、合間に教えていただきます。
もっとも簡単なもので、でもこれは! と思っているのが、足の指をほぐすことです。足の骨は足首から出ている、そのことを意識して、足の指一本一本をほぐします。指と指の間を開いたり、ぐいぐいと。これが気功? と思われるかもしれませんが、いきなり上半身から体操などしてはいけないのだそうです。この足の指ほぐしをすると、じーんと血のめぐりがよくなるのがわかります。気持ちホカホカしてきて。ここ数回気温の変化が大きくて、ちょっと喉が風邪ひきそう、と思ったときがありました。私はだいたいここから風邪をひいて、長引いてしまうのです。でもここのところ、すぐに足指ほぐしをして、乗り切っています。この冬、これで乗り切りたいところ。さてどうでしょうか。
気功をやっているとよく「無心になって」「リラックスして」と言われます。ある日、おさらい的におききしたところ、「リラックスしようと思ってはいけない。リラックスというものがあり、そこに入る」あ、いや…、入るではなかったような。何か違う言葉があった。でもそれを、「人によっては宇宙といい、人によっては神という」ともおっしゃっていました。
こういうところが、人によっては敬遠するかも? と思いつつ、ときどき宇宙を感じながら、気功をやっています。ときどきね。
昆布になったり、一本の木になったり、指先からヒマラヤまでしぶきを飛ばしたり。(←意味不明? 興味のあるかたには、お会いしたときに伝授します)
宙。蜘蛛の巣と電線、そして蜘蛛
蜘蛛の糸は、電気を通さないということか……。
『ひのっ子日野宿発見』 甲州街道のページ
日野市立日野図書館は、全国で初めて市民への本の貸し出しを始めた図書館です。他市から引っ越してきたときも、なんて使いやすいんだろうと思いました。今では以前の市も他もやっているでしょうが、7年前、ネットで市内の図書館所蔵の本を予約しておくことができたのです。20冊制限だったのが、今は無制限。児童書はものによってはすぐに読み終えることができるので、一度行くと、ごっそり借りますが、いちいち棚を探さなくても、カウンターで受け取ることができるのです。(これも、いまでは普及しているでしょうが)
その図書館の方たちが、「日野宿発見隊」というものを作り、市の歴史的に貴重なものめずらしいものを探してたりといろいろな活動をしています。その方たちが中心になって作られたのが、この『ひのっ子日野宿発見』です。市内3つの小学校の3,4年生に配布し、地域を調べる学習の入り口になったらというコンセプトで作られました。そして私は文章を担当させていただきました。楽しい仕事でした。絵は広田美穂さんという画家さんです。広田さんの絵もとてもやわらかくて、いい絵です。作っている途中でこの絵を見せていただいたので、なるべく絵の雰囲気を壊さないようにと、文章はなるべく削りました。といっても物語ではないので、きちんと情報は入れなくてはいけず、でもただの知識の羅列では味気ないので、読んで五感が刺激されるようにと気をつけながら、と試行錯誤でしたが楽しく書くことができました。
目を閉じて読んでいても、情景が浮かぶ。という感想も嬉しく、老人ホームで読み聞かせるとおっしゃっていた方もいらしたそうです。
http://ehon.hinoshuku.com/#5 で、スライドショーを見ることができます。でもこのスライドショー、もう少しゆっくりだといいのになと思います。
先日図書館におじゃましたところ、日野宿発見隊では、こんどは『日野百物語』を作りたいと言っているとか。「私も混ぜてください」と申し出ておきました!
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3連休の真ん中ならそんなに混まないかと思ったのですが、東京行きの新幹線ほぼ満席でした。新しい東京駅も見ず、乗り換えてきました。
こっち向いたところを撮ろうとすると、すぐぐに~っとまとわりついてきたり、お、いいぞと思って撮ろうとすると横に余計なモノがありよせようとすると、猫も動くし。敦子さんのりんちゃんたちは、いつもナイスショットだなあと今さらながら感心しています。
兄の家の猫、シュシュです。一見由緒正しそうですが、保健所に保護されていたのを引き取ったもの。この前見たときは、仔猫ちゃんで、ホントにかわいかったのに、猫は大きくなるのがはやい。(今もかわいいです)家主が家事をしていると、背中に負ぶさってくることがあり、布でくるんでおんぶしながら料理したりするそうです。その写真がほしいですよね。
あと、こっちも……。カ吉とメ吉(ウソ)
いつもこの水槽の中で泳いでるんだけど、寝るときはどうしてるんだろう。カメはえら呼吸?
表紙の写真は、合成ではないとのこと。http://non-biri.net/bijin/index.htmlで、メイキング映像が見られます。
秋田の広報誌といったらいいのか、ミニコミ誌といったらいいのか。非売品で、たぶん無料で配布されているのだと思います。県立図書館にはありました。
この1頁めに書かれている文章が、すばらしい。
(前略)そんなのんびり秋田は右肩上がりな経済成長というゴールなきゴールにむかい懸命に走ってきたニッポンにとってまるでビリを走るランナーのようにうつっていたかもしれません。けれど世の中は変わりました。順位など気にせずのんびり歩いてきたことがまさに「ノンびり」となる時代がやってきました。(中略)ビリだ一番だ。上だ下だ、と相対的な価値にまどわされることなく自分のまちを誇りに思い、他所のまちも認め合う。そんなニッポンのあたらしい「ふつう」を秋田から提案してみようと思います。
ババへらアイスや寒天づくりや、与次郎稲荷や、興味深い話題満載です。とくに2号の与次郎稲荷の特集は、感動もの。山形と秋田の2つの県にまたがっての与次郎伝説です。小さいころから何度も通りがかった千秋公園の稲荷神社伝説を今まで知らずにいた自分が恥ずかしいです。編集長を含め県外の方がかかわっていることで、意外と新鮮な目で秋田をとらえているのかもしれません。
実は兄がプロデューサーという立場にいるらしく、手に入ったのでした。(←何をしているのか、いまひとつはっきりしていません)
北上川 七つ石
榧(かや)の木
どちらも伝説がありますが、童話ネタにしたいので秘密です。榧の木に関しては、『童子』の「私の好きな季語」に少し書いています。
榧の実がたくさん落ちていました。ちょっと見はアーモンドっぽくて、手間をかけたら食べられるのだそうですが、その手間暇が……。香りは、なかなかいいです。匂いというより、香りといっていいものです。
料理が……。
熟して黄色くなったゴーヤ、赤くなってしまったピーマン(パプリカとかではありません。あくまで収穫しないでしまい赤くなってしまったピーマンです)。でもこうして炒めると色がきれいです。
旬を過ぎてしまった夏野菜ですが、もう少しがんばっていただきます。
台所の侵入者
荻窪在住Mさんから荻窪(中央線荻窪駅北口)の荻の画像を送っていただきました。薄(すすき)のような穂は出ていなかったそうです。あと株ではなく、バラバラだとか。(この見分け方は俳友のTさんからも)
ありがとうございました。Mさん、荻窪税務署前の荻の写真も送ってくださって、こちらは穂も出ていて、薄とちょっと違うのがわかりますね!
ツンツンしている。
そっかー。いつも荻かなあ、薄かなあと思って見ているのは、薄だ。私的には、お月見のときに供えたいなあと思うような形がススキという感覚的な判断はダメ? 秋田から岩手へもどるとき、秋田道の両側が、薄と萩(すすきとはぎ)がすごくきれいでした。でもなぜ荻(おぎ)と萩(はぎ)は文字が似ているのでしょうか。
ところで、画像があったつもりなのになかったのが、赤い薄。これ、「ますほのすすき」というそうです。「真」に糸編に赤です。また散歩していて見つけたら撮ってきますね。きれいなんです!(Mさんに、アップするからとメールしたのに)
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昨日は雨で、稲刈りは順延となりました。
Tさんへ。メッセージありがとうございました。すまっこ(隅っこ)は、田植えのときも同様で、人がしないといけないのです。
*MさんとTさんがあちこちにいらっしゃいます。メッセージをくださったTさんと荻の見分け方を教えてくださったTさんは別人。荻の写真を送ってくれたMさんと、ススキの約束をしたMさんは別人。こういう混乱もコメント欄があれば解消できるのかなあと思いつつ、このままでご容赦ください。でもメールやメッセージをいただくのは、嬉しいのです。
出来秋です。豊年です。 今日明日稲刈りです。
写真は数日前のご近所。うちはもう何年も前から、農協の知り合いの方にやっていただいています。その方は自分ちのほか、うちのような老人独居農家の助っ人を何軒かかけ持ちしているそうです。
すまっこ刈り(隅っこ)
四隅は、稲刈り機ではできないので、手で刈るのだそうです。
掛稲
掛稲のすぐそこにある湯呑かな 波多野爽波
伊達藩以南は、襖のようにズラーっと掛けます。南部はこの形。岩手県は、北上市相去というところで伊達と南部が分かれるので、この時期、はっきりとそれがわかるということを聞きました。あ、うちはこれももうやっていません。機械乾燥も、このごろは悪くないとのことです。
小さな町や市には、必ずといっていいほど歴史資料館があり、なるべく訪れたいと思っています。象潟の資料館は、行ったら初めて館内の電気を点けるという案配でした。そういうところ、初めてではありません。でも中身は、なかなかなもので楽しめます。
えさし藤原の郷という観光地が岩手にあり、こでは平安時代のロケ用の郷。時代劇のロケがよく行われています。セットなので、そこはまあまあという程度なのですが、隣にあった歴史資料館に行ったところ、江戸時代の和算の大きな額があり、「おっもしろい」と思いました。その内容がすばらしくって! で、早速歴史物を書いている友人Kさんにメールをしたところ、あっさりと「ああ、それがね『天地明察』の冒頭なのよ」と返ってきて、当時ベストセラーになっていたその本を買いに走ったのでした。私はでも本を読んで、この和算の図式を思い浮かべることができたかなあと、そのとき思いました。でもとにかくここに目を付けて、調べて、書いた作者に敬服。江刺にあったのは、映画のような絵馬ではなく、畳一畳くらいある板の額でした。
あのとき、和算の図がたくさん載っていたパンフレットも買ってきたんだけど、どこにしまってしまったかなあ。あまり感動して、
蛙鳴く和算むづかしおもしろし あぶみ
なんて俳句も作ってました。
写真は、映画で使われていた歩数計です。「天地明察」の脚本家加藤正人さんは、秋田出身だそうで、秋田県立図書館で、「天地明察」コーナーがあり展示されていました。これを使って日本中を歩数を数えながら歩く場面が一番感動的でした。笹野高史さんと岸辺一徳さん演じる北極出地隊のお二人が年下である算哲(後の渋川春海)が北極の高度を的中させると、子どものように喜ぶ姿。その二人と算哲が歩きながら、これで歩数を記録していたわけです。
映画になることになって、渋川春海が岡田くんということで、ちょっとイメージではないと思ったものの、岡田くん、よかったです。でもラストの京でのシーンは、少々大げさで、どうでしょうか。最後、字幕に妻と同じ日に死んだと書くのも、それがまとめかいと思ってしまいました。(岡田くんは、木更津キャッツアイ以来のファンです)
数日前に、気象庁が二十四節季の見直し云々の記事もあり。でも映画のエンディングにこの二十四節季が出てきて、中国との距離で実際の感覚と確かにずれがあるけれど、日本の文化は中国から伝わってきているのが多いわけだし、日食の予想がはずれるというのとは違うのだし、その少しのずれもまたよしと思うのです。そういえば今年の秋分は、22日でしたね。天体観測と計算とで出しているのでしょうが、私の頭ではとうてい理解できません。