梅さんのかわら版.umelog

甲州市~甘草屋敷

お正月の準備(2025年)

2024-12-30 15:48:16 | 日記・エッセイ・コラム

今日は30日、親戚で恒例の餅つきがあり一人は手伝いに出かけて
umeさんは、正月飾りの準備だ
これも全く恒例となり、今ではあまり時間をかけずに準備が出来るようになった

2023年の準備の模様


各部屋に置くお供え餅を準備する
かっては、和菓子屋さんにお供え餅を注文していた
これは、時間がたつとひび割れ、黴なども生えてきた
水餅にして、食べた記憶がある

そう言えば、子どもの七五三や入学のお祝いは鶴の子餅だった
箱入れを注文し、真新しい制服を着た子供と一緒に配ったものだ
そんなことを懐かしく思い出した
今は、鶴の子餅を見なくなったなぁ

昔からの習いが癒えていくのは寂しいことだ
よい習慣だったのになっと思う

Happy birthday&Happy Christmas!K、8

2024-12-30 14:30:08 | 日記・エッセイ・コラム

KIIちゃんの誕生日は12月26日、いつもXmasと一緒にしている
今年も昨年に引き続き我が家で、4家族11名の大誕生日会
ケーキはいつものようにhiroppiiの手作り…

去年はどうだったかとブログをみてみると
12月25日のブログに丁寧に料理から、家族の様子がつぶさに載っている
何とケーキが凄い!
hiroppiが張り切って沢山作ってくれていた
今年より数段手が込んでいて、料理もいっぱい
凄く楽しそう!
用意する前にこのブログを見ればよかったかな、参考に…

今年も誕生日会はKIIちゃんの司会で始まり
後半は大人はお酒を飲みまくり
子どもと、お酒が飲めない大人はゲームだ
ビンゴがあったり、クイズがあったり
今年も楽しいひと時だった

素敵なコンサートホール&ディナー

2024-12-30 13:48:51 | オカリナ

今年のソロ発表は、素敵なコンサートホールだった
田舎の閑静な住宅街で、大きすぎず小さすぎず、居心地の良い空間だ
「好きな曲を」と言うテーマだったので、かなり高度な曲に挑戦したり
反対に、初心に戻り簡単な曲だったり

時間的に余裕がなかったこともあり、全員がどこかでつっかえていた
又、昨年のリベンジで挑戦した人は、昨年より後退していた?
これも勉強、全員の感想が「楽しかった!」

料理はXmasメニューで、音符やトナカイの粋な計らいも…

サークル活動も、会員が高齢化してきて、レッスン方法や曲の選定など難しくなってきた
ゆっくり、楽しみながら…
そんなことが望まれている…

プレバト俳句~2人の思い出

2024-12-14 13:52:00 | 俳句&短歌

冬落暉駱駝は星に膝を折り 安藤和津

題:2人の思い出
1位才能アリ73点 安藤和津&池畑慎之介
   冬落暉駱駝は星に膝を折り
2位才能アリ72点 藤本敏史&金田哲
   カクテキを摘む寒夜のメッキ箸
添削 逆鱗や冷麺喉を通らない
3位 才能アリ70点 玉森裕太&宮田俊哉
   カウコン後の弾丸登山初霞
4位 凡人60点 近藤千尋&高橋ユウ
   カフェモカを飲むきみの睫毛冬日和 
添削 カフェモカや君の睫毛へ冬日差
5位凡人50点 ゆうちゃみ&ゆいちゃみ
   初旅は白浜初のギャルメイク
添削 初旅の妹初のギャルメイク

特別永世名人ガッカリ ◆梅沢富美男
   花嫁の父となる日や冬薔薇
添削 父としていま祝婚の冬薔薇

今回は二人で一つの作品を作るという趣向
旅行やエピソードなどを題材にして作るという、これまでにないやり方だ

思い出が良いと、句も良いものが生まれるというのが一位の句
「駱駝は星に膝を折り」この中七と下五が素晴らしい
膝を折っている姿が祈りに見えてくる
この思い出は、後々までも大切にすると良いと思う

良い句を作るには言葉を多く知ることが必要だ
冬日和が冬日差し
結婚式は祝婚
想いを的確に表す言葉が無数にあり、
長い言葉を省略する言葉もたくさんある
夏井先生の添削を見ていると、それがよく分かる
そんな回だった


プレバト俳句~銭湯

2024-12-07 14:29:50 | プレバト俳句

5巻がない除夜のコインランドリー 蓮見翔

題:銭湯 

1位才能アリ70点 西岡徳馬
   雷鳴に女湯の声くぐもりて
2位凡人60点 池田鉄洋
   壁越しのドライヤーの音君待つ冬
添削 君を待つ冬かべ越しのドライヤー
3位凡人40点 松本利夫
   凍る朝湯の中にあり人の知恵
添削 湯に入れば人の知恵湧く冬の朝
4位才能ナシ10点 村重杏奈
   湯冷めしておばにおこられこたつみかん
添削 銭湯や湯冷めするなとおばあちゃん
5位才能ナシ5点 藤田憲右
   体育の日ビリになってもせんとうだ
添削 ビリもまた良し体育の日の銭湯

1ランク昇格 ◆蓮見翔
   5巻がない除夜のコインランドリー

名人1つ前進 ◆中田喜子
   「蛍の光」掛け湯忙しき湯屋柚子湯

今回は点数を見ても分かるように初心者の句が多い
夏井先生も、添削に難儀すると思うのだが、
この番組が評価されるのは。上級者ばかりでなく、
こういう人達も出場できるからだろう

話は変わるが、以前、ウリナリ社交ダンス部とか、
金スマの社交ダンス企画と言う番組があった
初心者が大会に出て勝ち上がっていく番組だ
ダンス関係者の中には、芸能人だから審査に忖度がある等という人もいた
しかし大概の人は、同じフロワーで芸能人と一緒に踊ることを楽しみにしていた
そして、なによりダンスを知ってもらう絶好のチャンスと捉えていた

このプレバト俳句も、夏井先生の「俳句の種を蒔く」の一環
色々な人が出て、いろいろな句を作り、いろいろな評価が有り
俳句が広まっていく…これでいいのだと思う



プレバト俳句~撮影の休憩

2024-12-01 16:50:27 | プレバト俳句

冬の暮子役がくれるガム硬し  千原ジュニア

題:撮影の休憩

1位才能アリ70点 野村麻純
   缶コーヒー壺装束の日向ぼこ
2位凡人50点 松下由樹
   足袋重ね自製みそ汁暖を取る
添削 ジャーにみそ汁 足袋重ね履く ロケ現場
3位 凡人47点 西村真二
   敵役と輪になりすする粕汁や
添削 敵役と輪になり晴れ待ちの粕汁
4位 才能ナシ37点 純名里沙
   チャルメラの湯気立つ夜空降る笑顔
添削 ラーメンの振舞い極寒のロケ地
5位 才能ナシ30点 石井正則
   江戸を出て髷でコーヒー時雨傘
添削 髷のまま珈琲飲みに出て時雨

2級へ1ランク昇格 ◆的場浩司
   冴ゆる夜や野の石拾う老殺陣師

永世名人40句目に掲載決定 ◆千原ジュニア
   冬の暮子役がくれるガム硬し

とにかく難しいお題である
出演者は全員芸能人だから、よく知っている現場ではあるが、
それを俳句に詠み,しかも季語をそれに入れるのは難しい

夏井先生とすれば、題に忠実にと句意にあった季語を使うが第一だ
そして、本人の句を大事にして、作った句意とは違う添削をしない
それをしてしまうと、本人の句ではなくなってしまうからだ
だから、いつも思うのだが句切れになったり、7.7.5など破調になる
決して調べの良い句にはならない
夏井先生は、添削に非常に苦労していると思う

umeさんの所属する句会の先生は添削をしない
どこが良かったか、どこがダメだったかはアドバイスをする
「じゃどうすればいいですか?」と言う人がいる
「自分で考えろよ!」だ。

夏井先生はかなり丁寧に駄目な点について説明してくれる
最近はそれが、凄く腑に落ちる
結果を見るだけでなく、直接アドバイスを聞くのが良いと思う。



吟行~根津記念館

2024-11-22 14:54:54 | 俳句&短歌
小春日よりの暖かな日にある句会主催の吟行に行って来た
鐡道王と呼ばれた初代根津嘉一郎の実家「根津邸」である

何と言ってもここに行ったら真っ先に目に入るのはこの黒松だ
「大磯の松」と呼ばれる立派な松だ
umeさん他、三人がこの松を詠んでいる


邸内にある茶室「燕子花」躙り口から入ることが出来る
茶室の前の蹲には水が満満と湛えられていた


「西山荘」で句会が開かれた
根津邸は現在、無料で入館が出来る
誰でも訪れることが出来るが、茶室やこの西山荘は有料である

敷地を流れる川は「笛吹川」と呼ばれ、鴨や鯉がゆったりと泳いでいる
又、山野草があちらこちらに植えられていて、まだ秋の花が咲いていたが、
この日はホトトギスが見られた
又、ガマズミの朱い実がなんとも郷愁を誘う

この日は三句出したうちの二句が特選を頂き、一句は最高得点だった
久しぶりの吟行だったが、嬉しい句会となった

プレバト俳句~うっかりミス

2024-11-20 14:13:48 | 俳句&短歌


題:うっかりミス

1位 才能アリ72点 矢柴俊博
   網棚に置きし卒論冬の朝

2位 才能アリ71点 IKKO
   帯留に選ぶ翡翠や返り花

3位 才能アリ70点 川島如恵留
   ズレているマークシートや虎落笛
添削 マークシートずれてる虎落笛の窓

4位 凡人60点 水田信二
   ごみ捨て場両手見つめる冬の朝
添削 ゴミ袋手になく冬のゴミ置き場

5位 才能ナシ37点 大友花恋
   裸木や露天にマスクつけ浸かる
添削 冬温しマスクのままで露天風呂

名人1ランク昇格 ◆森口瑤子
   おでんは玉子逞しき口内炎

永世名人掲載ボツ ◆村上健志
   雑巾にガラス破片と今朝の冬
添削 雑巾にガラスの破片冬来る

今回は才能アリが3人いた
1位の「網棚に置きし卒論冬の朝」は、1位ではあるが類句は多い
永世名人の横尾渉が以前にこんな句を作って才能アリだった
  夏帽子夜行列車の網棚に 横尾渉
俳句としては成り立っているが、あるある俳句である

3位の「ズレているマークシートや虎落笛」も才能アリだが、
これもよく見る俳句だ
umeさんの友人もある試験でこれをやらかして失格したことがある
又、ズレたマークシートと虎落笛はどうだろうか…

自分の言いたいことを俳句にすると、散文的になるし
俳句的に作ると違った句意になるし
上手く出来たと思ったら以前にも似たような句があったり

今回勉強になったのは、村上の句の添削で
「今朝の冬」を「冬来る」に変えただけで数段よくなった
しっくりいかなかったら、
季語を入れ変えて見る、これも一つ方法だと思う

プレバト俳句~大観衆

2024-11-08 14:47:50 | プレバト俳句


題:大観衆

1位才能アリ70点 清春
   良夜なりフロアを包むアルペジオ

2位凡人60点 MINMI
   万人の歌声ひとつ名残の月
添削 万人の歌は一つに月のぼる

3位才能ナシ35点 黒沢薫
   秋風や歓び舞台へ運びゆく
添削 歓びを舞台へ金風の歌を

4位才能ナシ30点 山口智充
   ゆれすすきいつかはフェスと夢見る日
添削 いつか我が歌を大観衆へ秋

5位才能ナシ25点 水森かおり
   ペンライト振れども散らぬ照紅葉
添削 ペンライトのごと夜を照らさるる紅葉

永世名人28句目に掲載決定 ◆横尾渉
   星月夜六万人の大合唱

永世名人38句で掲載ボツ ◆村上健志
   靴音にライブの余韻月の坂
添削 靴音に余韻ライブの月の坂

今回は散文的について書いてみよう
散文的とは、文章のように作る事だ
今回は、村上がこれで先生に痛烈に批判された

 靴音にライブの余韻月の坂
これは、靴音にライブの余韻が残っていますよがないだけの文章だ
いろいろ分かっている村上にしては、どうした?というような初心者的ミス
他の3位以下の句もこれで才能無しとなっている

1位の句と横尾の句を参考にすれば良い
横尾はいつもの破調ではなく、定型句で成功した
こなれて来たと言う感じだ




プレバト俳句~外食

2024-11-03 16:42:08 | プレバト俳句



題:外食

1位才能アリ70点 山﨑ケイ
   良夜なりすっぴんママのワイン会

2位凡人67点 三倉茉奈
   吾子抱えつまむ秋刀魚は骨多し
添削 吾子抱きつ食むや秋刀魚は小骨ごと

3位凡人60点 すみれ
   秋の宵ビブとあなたと白ワイン
添削 ビブの子と夫と秋夜の白ワイン

4位才能ナシ30点 菊地亜美
   ランチ寿司ひとりで頬を赤く染め
添削 寿司つまむ一人の昼や一献す

5位才能ナシ15点 松丸友紀
   ママ友会エンドレスなる夜もみじ
添削 夜の紅葉ママ友会はエンドレス

永世名人38句目に掲載決定 ◆村上健志
   秋爽の皿やオリーブオイルの黄

永世名人39句目に掲載決定 ◆千原ジュニア
   二軒目へ行く汝帰る吾薄月夜

今日は文化の日
あちらこちらで、文化祭が行われた
umeさんも会場に足を運で、ぐるり一回り
俳句を見る機会があった
笛吹市は何と言っても飯田蛇笏・龍太の故郷なので、
どの会場にも俳句が展示されている

皆さんベテランで、才能アリ70点以上の句ばかりだ
だが、よく見ると無難な句が多く新しさが見られない

村上の句はどうだろうか
オリジナリティーがあり、おしゃれで新しい
千原ジュニアについても、工夫がある

これからはこういった句にも挑戦したいものだ