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我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

"ルートヴィヒ・コレクション ピカソ展in山梨"

2015-10-01 18:00:50 | 山梨の町歩き

 県立美術館で開催されるピカソ展を楽しみにしていた。
今回は、主にルートヴィヒ美術館のコレクションの中から選ばれたものが展示されている。
ルートヴィヒ美術館は、ドイツのケルン市にある近現代美術を集めた美術館で、
世界で3番目に展示数が多いと言われている。

展示場は写真NGは当然だが、物音をたてずに静かに見る…と言うのはちょっと緊張する。
(上の写真は、通路で展示場ではない)
ピカソはとても多才な芸術家で、油彩、ブロンズ、版画、陶器等も素晴らしい作品を残している。
今回とても楽しみにしていたのは、その中の陶器だ。
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ピカソは、終戦直後の1940年代後半、南仏の陶芸の町ヴァロリスを訪れたことをきっかけに、
陶芸の魅力にとりつかれる。
絵画や彫刻の要素も備えながら、土、水、火という自然の力が創り出す陶芸に魅了されたピカソは、
皿、水差、花瓶、壺、陶板など、3000点を越える陶芸作品を生み出した。
既存の手法にこだわらず、自由な発想で制作されたそれらの作品は、
のびやかな感性とユーモアの精神にあふれ、ピカソの創作の喜びを生き生きと伝えてくれる。
 (ピカソの陶芸より)
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期待に違わず、ピカソの造る陶芸の世界は、とても面白い。
絵と同じように本当に自由な発想で、枠から飛び出せなでいる普通人には羨望の的だ。
これだけの数の作品を日本で見られるのは滅多に無いチャンス。
もう一度行ってみようと思う。