
昨日の続き…
さて、指導者は何をどう伝えるかはとても難しい。
やってはいけないこととして、次の事が挙げられた。
◆聞きかじりをそのままレクチャーすること
これはとても危険なことで、自分の身体が教えてくれることだけを伝えればいい。
例えば、ある先生がAさんの癖を直すために行った言葉を、
他の人に言えば間違いになる可能性があるからだ。
人それぞれで、体形も体力、筋力も違うので、すべて同じことが当てはまるわけではない。
初心者が一番困るのは、親切に教えてくれるのは良いが、
みんなそれぞれ違うことを言う場合があり、何が良くて何がいけないのかかえって迷ってしまう。
参加者から「最初に教えてもらった指導者によって悪い癖がついてしまうのであれば、どうやってよい指導者を選ぶのか」という質問がでた。
初心者には指導者を選ぶだけの力はない。
まったくその通りで、ダンスにおいて、指導者選びはその後のダンス人生に大きく響く。
先ずそういった観点からも、指導員は学ぶ必要があるのではないかと感じた。