題:人生ゲーム
1位 東国原英夫永世名人 片襷硬し四日の身を通す
2位 千賀健永(Kis-My-Ft2)名人 地球史の恐竜遠し炬燵の夜
3位 森口瑤子名人 嚔してスペードの位置忘れたり
4位 千原ジュニア名人 雪吊や登校拒否の吾と祖母と
5位 梅沢富美男永世名人 冬旱地図から消えた村の数
6位 横尾渉(Kis-My-Ft2)名人 雪晴の転勤ミニマリストの棚
添削 もの少なき転勤雪晴の街へ
7位 小倉優子 裏濾す蕪やアドベントカレンダー
添削 離乳食煮てアドベントカレンダー
8位 藤本敏史(FUJIWARA)名人 あざ笑う鬼の顔ある歌留多かな
添削 あざ笑う鬼の絵赤き歌留多かな
9位 村上健志(フルーツポンチ)名人 寅の尾を目指す迷路よ年賀状
添削 寅の尾がゴール年賀状の迷路
10位 犬山紙子 箱の角亡き犬の毛や垂り雪
添削 亡き犬の毛が双六の箱の隅
番外(番組内での発表無し&添削無し)
11位 北山宏光(Kis-My-Ft2)3級 ルーレット回せど止める炬燵猫
12位 立川志らく名人 顕微鏡の蠢めく人生ゲーム
13位 IKKO 幸せの尺度疫禍のちゃんちゃんこ
14位 堀未央奈 駒進め人生を知る年始め
2021年の冬麗戦の王者は森口瑤子名人だった
今年はみんな数段進歩しての参戦なので、期待が持てた
俳句は何時も言っているが、水物で何が出るか分からない
ベテランが撃沈し、新人が躍り出るということもある
やっぱりというか、期待通りの句が出てきた
これを待っていたのだ
東国原永世名人には、隠し玉というか誰にもない宝がある
冬麗戦を制したのは、選挙に出た時の句だ
片襷硬し四日の身を通す
ずっと以前、東国原永世名人が特待生2級だった頃、
宮崎県知事時代のことを詠んだ句がある
歴史的事実を句に残す
これは今から5年半も前のことだ
いまだにこの記事は、多くの俳句愛好家に読まれている
どれだけ多くの引き出しを持っているかが大きなターニングポイントだ
今回ミニマリストとかアドベントカレンダーなどのカタカナ語が出てきた
夏井先生はこういう新語も認めているので、
プレバト俳句の世界では、流れが変わっていくのかナ…