梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

プレバト俳句~毛布の猫

2024-01-20 01:20:19 | プレバト俳句

どこまでが猫でどこからが毛布 呂布カルマ 

題:毛布の猫
1位72点 呂布カルマ どこまでが猫でどこから毛布かな
     添削 どこまでが猫でどこからが毛布
2位71点 新木優子 冬晴のパリの街並み猫二匹
     添削 冬晴のパリの街並み猫と吾と
3位70点 児玉智洋(サルゴリラ) 老描のいびきは父似日向ぼこ
4位60点 風間トオル 冬日向窓辺に毛布猫の夢
     添削 日向なる窓辺に毛布猫の夢
5位45点 若村麻由美 母を待つ今日も感謝の冬薔薇
     添削 通院の母待つ庭の冬薔薇

永世名人31句目に掲載決定 ◆千原ジュニア
     吾に見えぬもの見えておる炬燵猫

特別永世名人なのにガッカリ… ◆梅沢富美男
     可惜夜の猫の温みの布団かな
  添削 可惜夜の布団に猫の寝息かな
~~~~~
今回は、題が「毛布の猫」、この場合、毛布が季語になる
題の写真は毛布に包まれた猫なので、
題に一番忠実なのは1位の呂布カルマだろう
「どこまでが/猫でどこから/毛布かな」
破調のように見えるが575の調べもある
この句は夏井先生が絶賛で、その才能に期待感満載だ
umeさんもこの句はいいと思う
素直にそのままを詠んでいるが、そのままを詠むのは実は難しいのだ
作者の呂布カルマが、ラッパーで、言葉を紡ぐのが仕事…
なんか、納得だナ
こういった職業の人が俳句をやったらどうなるのだろうか
期待感が増す