いよいよ今日から11月。
今年も余すところ2ヶ月。少しづつ冬支度に入る。
今日は、裏の大蔵経寺山で火災訓練があった。
何やら朝からにぎやかだなぁと思ったら、笛吹市の消防団が続々と集まってきた。
大蔵経寺山は、以前に、県外からも防災ヘリの応援を頼むほどの大規模火災が発生している。
山は消火活動が大変だ。その時は千代田湖から水を運んで来て消火していた。
何度も何度も往復していて、消火活動に2日を要した。
このような大規模な火災が二度発生している。
いずれも山で作業していた人の火の不始末からだ。
山にはブドウ園が広がっている。又、春には山菜が、秋にはキノコが採れる。
山に恩恵を受けていながら、あまりに山を甘く見ていないだろうか。
俳句の山に関する季語を集めてみた。
春・・・「山笑う」
夏・・・「山滴る(したたる)」「山茂る」
秋・・・「山装う」「山飾る」
冬・・・「山眠る」
この季語は、四季がある日本だからこそであり、四季の移ろいをこんなにも美しく表現していることに感心する。
山はこんなにも変身するのだ。
山々に囲まれた山梨というか、山しか無い山梨において山は宝だ。
龍太の忌の空凸凹の山ばかり ume
この句は、今年の文化協会連合会主催の山梨県俳句大会で、入選20句に選ばれたumeさんの句だ。
この凸凹の山もやがて眠りに入る…