梅さんのかわら版.umelog

甲州市~甘草屋敷

令和四年歌会始

2022-01-18 17:47:09 | 俳句&短歌

甲州市塩山 甘草屋敷のお雛飾りです

ことしの「歌会始」のお題は「窓」です
今日その歌が披露されました。
一般の方からは全国と海外から合わせて1万4000首近くの短歌が寄せられました
今日はその一部だけ
全部は明日の新聞を見て下さい

天皇陛下
 世界との往(い)き来難(がた)かる世はつづき窓開く日を偏(ひとへ)に願ふ

皇后さま
 新しき住まひとなれる吹上の窓から望む大樹のみどり

両陛下長女愛子さま
 英国の学び舎(や)に立つ時迎へ開かれそむる世界への窓

◆選者
三枝昻之さん
 夕映えの町が暮らしの町となり窓にひと日の灯が点(とも)りゆく
◆選者
今野寿美さん
 廃校の窓の下にもこの春の花あり土地の人が植ゑにき

三枝昂之さんは、山梨県立文学館館長です
文学館でも短歌講座を開催していて、昨年はその指導を受けました
東京在住ですが、この夕映えの町は山梨でしょうか…

又、今野寿美さんは三枝さんの奥さんです
山梨にも縁があり、山梨学院大学の短歌講座の講師として何度か来県しています
その佇まいといい、講義の内容といい素晴らしい歌人です


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。