梅さんのかわら版.umelog

我が家の琉球朝顔~オーシャンブルー

梅雨入り

2021-06-14 15:13:34 | 日記・エッセイ・コラム

今も、豊富な水が流れる疎水
ゆったりと水車が回っている
この水は田んぼへと流れて行く

一年前のこの日は、隣保組の葬儀の日だった
家族も少なく、セレモニーホールではなく、
檀家の寺でひっそりと営まれた
コロナ禍で、こういったセレモニーも変わるのかな…?
とその時は思った

しかし、一年経ったが田舎では、コロナ対策はしているものの、
内容は以前と何ら変わらることはない
大勢の人に送ってもらいたいという、施主の願いだろうか
どう変えたらいいのか…ということも考える間もなく式は進行する
みんなセレモニーホールにお任せになってしまうのだろうな

通夜の返礼に頂く「香典袋」は、いったい幾人の人を送るのだろう
という位溜まった
香典返しも必要ない

今日、関東が梅雨入りになったらしい
又ゆっくり考えよう…








プレバト~雨宿り

2021-06-11 23:50:32 | プレバト俳句


 題:雨宿り                                                                                                                                                                                                                                              
1位 才能アリ伊集院光  濡れ鼠せめてどこぞの喜雨であれ
2位 凡人 高島礼子 夕立にぬれて行こうかウォーキング
 添削後 夕立も楽しウォーキングの歩幅
3位 凡人 二階堂高嗣(Kis-My-Ft2) 集め汁忘れ去られる片頭痛
 添削後 味噌汁は熱し入梅(ついり)の片頭痛
4位 才能ナシ 若槻千夏 梅雨冷えで足元みたら靴ぴえん
 添削後 タクシーは来ず梅雨冷えの靴ぴえん
最下位 才能ナシ 橋本直(銀シャリ) 夕立に軒下誘われ知るパン屋
 添削後 夕立の軒よパン屋と知る香り

名人へ1ランク昇格 ◆三遊亭円楽
  夕立や尻っぱしょりを犬が追う
永世名人 掲載ボツ  ◆梅沢富美男
  紫陽花の蒼きはぜるや雨しとど
 添削後 紫陽花の蒼きよ雨にはぜる蒼


今回のお題の雨宿りは、季語ではない
そこで、季語を入れながら雨宿りの風景を詠むことになる
ここで、お題に忠実に作っているのは最下位の銀シャリ橋本だけだ
 『夕立に軒下誘われ知るパン屋』
最下位ながら、その取り組む姿勢に好感が持てる
上手くなるような予感がする

こんな句がある
 驟雨来ぬマグドナルドに雨宿り 高澤良一
とても簡潔だ
 かたつむり葉っぱの下で雨宿り 
なんていうのもある、分かりやすいしお題にとても忠実!

1位の伊集院の句は、いいと思うが、ちょっといい子ぶっているような、
雨宿りというお題からも離れすぎているように思える
邪心も見え隠れするような…

 頬近く藤房垂るゝ雨宿り 高浜年尾
高度になると、こういう句がある
自然あふれる、高浜虚子の花鳥諷詠の世界だ
NHKの小さな旅の音楽と映像が流れてくるようだ

今回は、「お題」について書いて見た



東京2020オリンピック聖火リレー山梨県出発式・セレブレーション

2021-06-10 15:49:02 | 日記・エッセイ・コラム

聖火リレーの出発式・セレブレーションの観戦決定通知が届いた
座席指定番号があるので、きっちり人数制限をして、
厳戒な中での観戦となるだろう

ギリシャ・オリンピア遺跡で太陽光から採火され、
ランタンに収められた東京五輪の聖火だ
宮城から出発し、全国を巡りようやく山梨にやって来る

オリンピックの開催については、連日その行方について、
やる、やらない、やめろ、辞退しろetc大騒ぎだ

コロナ感染症が、この時期に蔓延しなければ、
世紀の祭典として、全国民挙ってお祝いをしただろう
昭和39年の東京五輪の開会式当日は、学校が休みになり、
家でテレビ観戦だった

2020五輪に罪はない
そして、選手にも罪はない
しっかり見届けたいと思う


紫陽花~悼む句

2021-06-05 16:25:00 | 俳句&短歌

 
地に紫陽花天に青空肉親焼く  廣瀬直人

紫陽花の季語で、この句を見た時軽い眩暈を覚えた
こんなに直接的に悲しみを表現する句を、見たことが無い
いったいこれは…

2020年5月、廣瀬直人全句集と言う分厚い本が出版された
この本を引っ張り出して、この句の背景を調べてみることにした

「帰路」の昭和39年

「昭和三十九年六月 
妹京子結婚後一年あまりにして、産児と共に急死
西宮火葬場にて荼毘にふす(十句)」
と言う前書きがあり、この句も含め十句が載っていた

この前がきの通り、
直人氏は、この年に妹さんと、
その産児(生まれたばかりの子)を無くされていたのだ

 紫陽花の藍喪主に沁む火葬場  直人

その時、直人氏の庭には、紫陽花が咲いていたのだろうか
それとも、葬場の庭か…
紫陽花の青色の花言葉は、冷淡 無情

 青嵐葬場に満ち母と子焼く 直人 
 薔薇の風一陣生死なまなまし 直人
 煙となりて夏空に舞ふ妹よ  直人

直人氏の妹とその産児を悼む句は、
筆舌に尽くしがたい程、哀しみに溢れている
人生の無常、やりきれなさ…
胸が痛くなってくる

桃の花は直人氏を代表する句だが
この紫陽花の句も、
直人氏の句を越えるものはないだろう
 とumeさんは思う
直人氏の庭にもきっと
紫陽花が綺麗に咲いていることだろう…

ボランティアの活動は何時になったら?

2021-06-05 06:47:43 | 日記・エッセイ・コラム

いつも、ボランティアで行っている障がい者施設「夢ふうせん」
ここで作っているジャムはとても美味しい

新しい施設に移転したと聞いていたが、
高齢者の通いの場(デイサービス)と
障がい者の通いの場(生活介護・就労継続支援B型)の
複合福祉施設となっていた

この日は、苺ジャムが品切れだったので、
葡萄と林檎にした
昨日、皆で収穫したというじゃがいもと玉ねぎが庭に乾してあり
それも、頂いてきた

担当者に、
「感染症が収まるまでは、ボランティアはして頂けないが、
今度は、ディサービス、障がい者の通いの場、近所の人たちも含めて
みんなのボランティアをお願いします」
と、お願いされた
早くその日がくればいいなぁと思う

夏野菜~狭庭

2021-06-03 20:21:04 | 日記・エッセイ・コラム

 青青と朝日に透けて夏野菜 ume

あれやこれやと植えた夏野菜
順調に育っている
茄子は既に収穫した

 野菜苗植ゑて幸福な日と云はむ 瀧春一

家庭菜園の楽しみは、育てる過程だ
朝な夕な、見ているだけで幸せな気持ちになる

 子の為に朝餉夕餉のトマト汁 星野立子

星野立子さんの子ども句は秀句が多い
トマトは、独特の匂いがあるので嫌いな子も多いが、
食わず嫌いをなくすために、ジュースを飲ませたのだろうか

桃太郎のような大きなトマトは、育てるのが難しい
以前、育てたことがあるが上手くいかなかった
それ以来、ミニトマトにしている
今年もたくさん実ってくれるかナ

ものづくり~魅惑のオカリナ

2021-06-01 17:04:06 | オカリナ

素朴な音色~魅惑のオカリナ
今朝のあさイチにこんな見出しが出ていた
誰か知っている人が出るかなと、思っていたら
何と、懐かしいトム バノップヘム君が出てきた
トム君は「Youは何しに日本へ?」で、有名になったが
2014年当時は山梨にいて、トム君に演奏をお願いしたことがある
とっても若かりし頃だ

東京都北区でものづくりをしている大塚楽器製作所
トム君はここのスタッフなのかな

ここの製作所では、オカリナを作っていて
その行程が見られた
先ず,土を型にいれる

片方づつ作り、両方を合わせる
その時、印をつけておいて穴をあける
その後、窯で焼く

焼きあがったものは、音がちゃんと出るか試奏し、調節する
なんと、音のでない穴があり、削って音を出していた
この後の行程は省かれていたが
多分、本焼きまでにいくつかの行程があると思う
とにかく驚いたことに、すべて手作りで
本当に、「ものづくり」職人技ということを感じた

umeさんのオカリナは中国で作られているが
日本のこういったものづくりも大切だなと感じた
大塚楽器さんのオカリナも、どんな音色か
今度試奏してみようかな…