うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

開けぬ扉

2017年08月04日 | 日記

放り込んだが、最後。

それ以外は、決して開けぬ扉があるのです。

 

おはようございます。

とりあえず、ここにしまっておこう。

とりあえず、この中に入れておこう。

とりあえず、放り込んでしまう、

我が家には、そんな、お助け収納棚があるのだが、

そこは、放り込む時にしか、開けないのだ。

 

開けぬ扉を、見て見ぬ振りをすること、はや5年。

ついに、機は熟した・・・先日。

 

我が家のおじさん(=仏)が、思い出してしまったのだ。

かなり前に買った猫ジャラシを。

「ねえ、おかっぱちゃん?かなり前に買いましたよね?」と、

あれこれと探し始める仏をしり目に、テレビを見ていると、

「どこにしまったんでしょうか?ここでしょうか?」と、

開けぬ扉に、無防備に手を伸ばす仏に気付いた私は、

咄嗟に叫んだのだ。

 

待てーーーーい!

 

時すでに遅し。

放り込む以外の用途で開けられた扉からは、

これ見よがしに、これでもかと言わんばかりに、

ドサドサと、雪崩のごとく、仏の頭上へと物が崩れ落ちていった。

 

「あらら。あらららら・・・」と静かに慌てる仏の元へ駆け寄った私は、

その仏の目をしっかり見据えて言ってやったのだ。

 

ちょうど、明日、片付ける予定になっていたの!

 

そんな、苦し紛れの嘘のおかげで、ようやく片付てみれば、

忘れていた新品の洋服が出てきた。

ラッキー!

今日は、この新品のTシャツを着ていこうという事で、

ウキウキ気分で袖を通して、15分後のついさっき、

脇汗、ハンパねー!

とまぁ、別の脇汗が目立たない服に着替えて参りましたが、

出社の前に気付いてラッキーでしたが、

もう一つ、

開けぬ扉から出てきた、謎はいまだ、解けずだ。

 

この袋、何のための袋なんだろうか?

うんこ「猫のための袋かしら?かあさん?」

いや、なんだろうな?

きっと、これに入れる何かのための付属品だろうけども・・・

 

うんこ「ん~、入り方、ダサくない?おたま?」

入り方に、ダサいとか、あるのか?

 

うんこ「かあさーん、見て~。うんちゃん、オシャレに着てみたわ」

着たのか?オシャレに?

 

うんこ「オシャレでしょ、かあさん」

そうなの?

 

あや「袋叩き~!ヒッヒッヒ」

 

うんこ「まったく、もう、ブツブツブツ・・・」

 

うんこ「ふう~落ち着く・・・これだわ。かあさん」

何が?

 

うんこ「うんちゃんの専用マットに違いない!」

ぜってー違うし!

この袋は、良しとして、

あのTシャツは、いつ着ればいいのだろう?

やっぱり、開けぬ扉は、開けないに越したことはない。

そう思う、おかっぱなのであった。