連休というからには、
休みが続く訳ですが、
私は、今だ、連休続行中なのであります。
恐縮です。
おはようございます。
忙しいという字は、心を亡くすと書きますが、
では暇という字は?
日と書いて右側にちょっと立て込んだ画数を書くのですが、
これは、君は暇なんだから、手くらい動かして
暇をつぶせばいいじゃない?っという意が、
込められているのでしょうかね?
実際、暇に興じ過ぎて、ボーっとしていては、
この漢字を書くことはなかなか出来ません。
そんな私は、暇すぎて、心を無くしている模様だ。
テレビを観ていても、内容が脳に入って来ない中、
昨日は、ある番組で「マインドフルネス瞑想」の事を放送していた。
宗教などには関りの無い、瞑想なのだそうだ。
今の自分の呼吸だけを意識して瞑想する事で、
ストレスの解消や集中力を高めるといった効果があるらしく、
科学的にも証明されているらしい。
大手企業でも、取り入れられているとの事。
では、やってみようという事で、10分程度のつもりで、
気付けば、小1時間、無の境地で座ってる事に成功した。
しかし、これはもはや、瞑想ではない。
今の私は、呼吸すら意識できぬほど、
暇という魔物に憑りつかれているという状態なのだ。
だから、もちろん、こんな私には、
瞑想で集中力が高まるという、そういう効果は、望めない訳だ。
だから、その後すぐに買い物に出かけて、
スーパーの駐車場で、コンクリート製のポールに車をぶつけるという訳だ。
が、しかし、
そんな時でも、私は、「無の境地」そのものだった。
心の中の静寂が、ハンパねー。
決して、ぶつけた事に気付かなかった訳ではない。
けっこうな衝撃と音に、気づかない訳がない。
ポール、倒れてるし。
それなのに、
驚く→急いで車から降りる→確認する→謝る
という行動を、いっさいがっさい、
脳が、はしおろうとしている。
暇という魔物のせいでだ。
あの時、警備員さんが駆けつけてくれなかったら、
私は、危うく、そのまま「無の境地」で、
普通に買い物を始めるところだった。
警備員さんの、
「お客様、大丈夫ですか?お体とか車とか?」という心遣いのおかげで、
私はようやく、ちょっとだけ覚醒した。
申し訳ありません。
このスカポンタンの事なんて、どうでもいいんです。
弁償を、弁償をさせてください。
本当に、ごめんなさい。
そう謝る私に、警備員さんは、重いポールを起こし、
「はい、完了!これで、大丈夫ですよ」と笑顔で言い、
そして、やはり、
「お体は大丈夫ですか?お車もどうでしょうか?」と
気遣って下さった。
お咎めなしだった。
その時、私は、やっと、しっかりと目が覚めたのだった。
温かい心に、感謝。
そして同時に、
母さん?
あなたに借りた車をぶつけました。
でも、見た感じ、どっこも凹んでないし、
だから・・・だから・・・
内緒にしておこうかと・・・
そう思っています母さんごめん。
さて、我が家は?
あやとおたまは、お刺身が大好物だ。
ちゃんと、座って待っている。
忠犬のように、待っている。
ひたすら、待っている。
イエーイ!
やっほーい!
おじさん「はい、おしまい」
こうなると、おたまは、いつも・・・
この顔である。
この顔。