うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

「無」

2017年08月18日 | 日記

連休というからには、

休みが続く訳ですが、

私は、今だ、連休続行中なのであります。

恐縮です。

 

おはようございます。

忙しいという字は、心を亡くすと書きますが、

では暇という字は?

日と書いて右側にちょっと立て込んだ画数を書くのですが、

これは、君は暇なんだから、手くらい動かして

暇をつぶせばいいじゃない?っという意が、

込められているのでしょうかね?

実際、暇に興じ過ぎて、ボーっとしていては、

この漢字を書くことはなかなか出来ません。

 

そんな私は、暇すぎて、心を無くしている模様だ。

テレビを観ていても、内容が脳に入って来ない中、

昨日は、ある番組で「マインドフルネス瞑想」の事を放送していた。

宗教などには関りの無い、瞑想なのだそうだ。

今の自分の呼吸だけを意識して瞑想する事で、

ストレスの解消や集中力を高めるといった効果があるらしく、

科学的にも証明されているらしい。

大手企業でも、取り入れられているとの事。

では、やってみようという事で、10分程度のつもりで、

気付けば、小1時間、無の境地で座ってる事に成功した。

 

しかし、これはもはや、瞑想ではない。

今の私は、呼吸すら意識できぬほど、

暇という魔物に憑りつかれているという状態なのだ。

だから、もちろん、こんな私には、

瞑想で集中力が高まるという、そういう効果は、望めない訳だ。

だから、その後すぐに買い物に出かけて、

スーパーの駐車場で、コンクリート製のポールに車をぶつけるという訳だ。

が、しかし、

そんな時でも、私は、「無の境地」そのものだった。

心の中の静寂が、ハンパねー。

 

決して、ぶつけた事に気付かなかった訳ではない。

けっこうな衝撃と音に、気づかない訳がない。

ポール、倒れてるし。

それなのに、

驚く→急いで車から降りる→確認する→謝る

という行動を、いっさいがっさい、

脳が、はしおろうとしている。

暇という魔物のせいでだ。

 

あの時、警備員さんが駆けつけてくれなかったら、

私は、危うく、そのまま「無の境地」で、

普通に買い物を始めるところだった。

警備員さんの、

「お客様、大丈夫ですか?お体とか車とか?」という心遣いのおかげで、

私はようやく、ちょっとだけ覚醒した。

 

申し訳ありません。

このスカポンタンの事なんて、どうでもいいんです。

弁償を、弁償をさせてください。

本当に、ごめんなさい。

 

そう謝る私に、警備員さんは、重いポールを起こし、

「はい、完了!これで、大丈夫ですよ」と笑顔で言い、

そして、やはり、

「お体は大丈夫ですか?お車もどうでしょうか?」と

気遣って下さった。

お咎めなしだった。

その時、私は、やっと、しっかりと目が覚めたのだった。

温かい心に、感謝。

そして同時に、

母さん?

あなたに借りた車をぶつけました。

でも、見た感じ、どっこも凹んでないし、

だから・・・だから・・・

内緒にしておこうかと・・・

そう思っています母さんごめん。

 

さて、我が家は?

あやとおたまは、お刺身が大好物だ。

ちゃんと、座って待っている。

 

忠犬のように、待っている。

 

ひたすら、待っている。

 

イエーイ!

 

やっほーい!

 

おじさん「はい、おしまい」

 

こうなると、おたまは、いつも・・・

この顔である。

 

この顔。