~おかっぱ~
霊長類ヒト科スットコドッコイ族おかっぱ
年齢:約45歳(メス)
原産地:愛知県
習性:
寝床から半径5キロ以内を縄張りと決め、
自力で動く事を好まず、基本、他力を好む。
性質:スットコドッコイ
おはようございます。
そんなおかっぱが、なんと静岡へ行きました。
「掛川花鳥園」のために。
おかっぱは、猫と暮らしているが、犬が大好きで、
鳥を愛している。
その愛する鳥に逢うために、
決死の覚悟で新幹線という乗り物に乗った。
ウロウロと挙動不審なおかっぱの引率をするは、
我が家のおじさんだ。
新幹線を待つ事20分の間、
おかっぱは、万が一の為にと、3回トイレに入り、
おじさんに
「おかっぱちゃん?車内にもトイレあるからね」と聞き、
「ん?し・し・知ってるさ」と虚勢を張った。
そして、ようやくホームに向かった。
万が一の為に、朝から飲まず食わずのおかっぱ、
若干の吐き気を覚えながらも、ついに乗車しようとするも、
おじさんに
「この車両じゃないの、おかっぱちゃん」と出鼻をくじかれた。
さて、ついに新幹線に乗り込んだ途端、
おじさんが
「バッグは、上の棚に乗せましょうね」と言うから、
「やめてー!」と、取り乱す、おかっぱ。
新幹線との信頼関係が持てない様子のおかっぱ、
完全に疑心暗鬼だ。
さて、ついに発車だ。
はしゃいでいた、おかっぱ、
数分後、座席に張り付いて無言となる。
とにかく、これまでに感じた事のない程のGを感じるおかっぱ、
小さな声で「アムロ、行きます」と、呟いてみた。
車窓からの景色など一切見る余裕もなく、
Gを感じながらの、無言の約40分間。
ついに、ついに、たどり着いたよ、掛川花鳥園!
お待たせいたしました。
入ってすぐ
ペンギンさんがお出迎えだ。
特に囲いもなく、すぐそこに居る。
まず向かったのは、屋外エリアだ。
もう、こんな感じで、放し飼い放題です。
そして、これまた、すぐ近くでは、
バードショーが行われている。
フクロウさんの可愛いヨチヨチ歩きを見て、
カッコいい鷹さんが、
ぶわーっと飛んできて、すぐ横をかすめて、
おかっぱ、思わず、
うわっと伏せたり
ヘビクイワシのキックちゃんが、
オモチャをキックキック!
まだまだ、キックキック!
キックちゃん「おやつ、ちょうだい」
おかっぱ、キックちゃんのおねだりに、萌えた。
続いて、向かったのは屋内施設だ。
屋内は、主に4つのエリアに分かれており、
おかっぱが、まず入ったエリアは
水辺のエリアだ。
もちろん、放し飼いだから
入口の看板に書かれていた、フラミンゴさんは
一定の距離が保てない。
グイグイ来るから、保てない。
そんな訳で、販売している餌をあげたい、
でも、咬むかもという恐れで、フラミンゴさんには近づけない。
そんなお客さんが多い中、
我が家の、心優しい猛者が
餌をあげてるし、上手やな・・・と思った、おかっぱ。
次に向かったエリアは、
ハシビロコウの森。
この子に逢いたいから来た、といっても過言ではない。
それほど、おかっぱを魅了する鳥とは、
さぁ、どんな鳥なのか、気になりますよね?
では、ご覧ください。
ふたばちゃーん!
ふたばちゃん・・・
ハシビロコウの詳細は、是非ネットで検索してください。
心も静まったところで、
次に行ったのは、インコのスイレンプール
スイレンの花が咲くプールの脇には、
木々が生えており、そこにインコ達が居るというエリア。
では、餌を買って、インコさんにあげてみよう!
るーるる
ぴよぴよ~、おいで~
私も、餌もってんだぞー、おーい!
おーい!私も持ってるぞ~
おかっぱ、完璧なる無視を経験したのち、
ようやく
頭頂部に、フンを被った。
と、今回は、ほんの一部をお伝えしたところで、
充分楽しんだ、おかっぱ、
再び、新幹線という乗り物で、無事に帰宅したのであった。
風邪を引き、なのに、更に出不精のお出かけを、
ご心配頂いた皆様、ありがとうございます。
風邪も治まり、帰宅も無事はたせました事を、
深く、感謝いたします。