きっと、
母さんは、79歳くらいだ。
おはようございます。
そして私は、だいたい45歳程度なんだ。
年齢も、数えるのが、だんだんと困難になってきますよね。
そんな母さんは、総入れ歯だ。
朝、実家に行くと、ちょうど入れ歯のお手入れ時で、
入れ歯を手に持ち、
わざわざ話しかけてくる。
「ほい、ひひーは、はひいっほふは、はははん、ひふんひゃ」
(訳:おい、じじーが、何言ってるか、わからん、言うんや)
ん?
「ほっほへはう」
(訳:おっこれちゃう)
うん。
「ははふはほ?」
(訳:わかるやろ?)
うん・・・
わからんわー!
と、そんな訳で、わざわざ確認してくる母さんに、
さすがに分からないよと告げながら、
普通に会話ができている自分に乾杯、な朝であった。
我が家のうんこも、
最近ちょっとダイエットできて身軽になったらしく、
今まで、登ろうともしなかった場所で、
わざわざ確認をしているよ。
うんこ「うんちゃん、行けるはずだわ、痩せたもん」
うんこ「ほい、行けたージーザス!」
うんこ「ちょ・・・ちょっと怖いけど」
うんこ「ほれ、どうよ!見た?すごいでしょ?」
うんこ「うんちゃん、できたでしょ?」
そうだな。
ちょーーーーっと痩せたからな、ちょーーーーっとな。
ちなみに、画像に写り込んでいたモノは
母さんのニットの新作品。
せっかく編んだ枕の上に、
わざわざタオルを巻いたという逸品だ。
母さんは言う。
「ほはへ、よはへ、ははふははほ~ヒッヒッヒ」
(訳:お前、よだれ、たらすからよ~ヒッヒッヒ)
わざわざ、ありがとう。
わざわざ、
タオルをしっかり縫い付けて、更に安全ピンで留めてる辺り、
ほんと、わざわざ、ありがとう・・・。