頑張って!
って、言っちゃダメなんだろうな・・・
おはようございます。
我が家の男は、頑張っている、のだと思う。
ただ、だから上手くやれてる訳ではないようで、
「仕事に行きたくない」と、また言い始めた。
そんな時、私は頑張ってとは言えない。
どっちかというと、
じゃあ、やめちまえ!と吐き捨てたくなるが、
それも言えない。
オレの背中を見ろと言わんばかりに、
無駄に張り切って見せるのだが、
オレの背中など、見本にはなり得ない。
だって、オレ、女だし。
ポンコツだし。
だから、せめて、
仕事なんて、適当にやっつけて、早く帰っといで。
と声を掛けて、外へ押し出す。
押し出そうと背中に触れた時、
なぜか、いつも、ほんの少しの罪悪感に見舞われるのだ。
あれに似てるな。
猫、特に子猫や老猫が、酷く体調を崩した時、
私は、まず、もうそっとしておくか、病院へ連れて行くか、
選択肢を2つ挙げてみる。
そして、病院を選択する時は、必ず、こう思う。
私が死ぬわけじゃあるまいし、と。
積極的に行動する時は、
なぜか、いつも、突き放した時だ。
自分から、その存在を分離して、
突き放した時、
途端に攻めてみようという心境になったりする。
助けたいのに、突き放す。
助けたいから、突き放す。
男の背中を押す時も、
その時の罪悪感と、似ている気がして、
他との距離感を、また考えさせられている。
突き放すべきか、抱き寄せるべきか、
強く押すべきか、撫ぜるべきか、
ぶん殴って、鼻フックして引きずり回してみるか・・・って、
それは、ただの暴力です!
そんな我が家の、もう1匹の男はといえば、
おい、おたま!
と呼んだところで、つれない男。
何度呼んでも、つれないくせに。
不意に
こんな事されたら、まいっちゃうよね。
通りすがりに
こんな事されたら
うんこ「うんもう、あいつったら~ん」
て、なっちゃうよね。
お前ったら~もう~。