うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

名古屋めしと、三河弁

2017年12月15日 | 日記

私は、決して、

辛いモノを食べるのが、得意なわけではない。

ただ、辛いモノを、作らせれば、

地獄の一品を生み出す。

 

おはようございます。

「地獄鍋」

名古屋飯と検索すると、

赤から鍋というワードを目にする事ができる。

これは、赤からという鍋の店の事なのだが、

その赤からさんから「赤から鍋の素」が発売されており、

多くの愛知県民は、家庭でも、赤から鍋を楽しんでいる訳だ。

そして、我が家も、初赤から鍋という事で、

私は、気合を入れて、その、ただでさえ辛い鍋に、

キムチをぶっこんでやった。

そうして出来上がったのが、「地獄鍋」だ。

辛いモノが得意な、我が家のおじさんも悶絶の、地獄の辛さだった。

ある意味では大成功だが、おススメはしません。

 

しかし、ここで、ひっかかるんだよな~。

毎度、ひっかかる。

名古屋飯、名古屋飯って言ってるけど、

私は、名古屋市民ではなく、三河のじん(人)なんだに。

愛知県は、名古屋弁だけではなく、三河弁も存在する。

この2つの方言が、けっこう違うのだ。

 

三河弁といえば、

語尾に「じゃん・だら・りん」を付ければいいんだろうと

思われがちだが、

そこの素人さん?

三河弁は、そんな浅いもんじゃないんだに。

 

「まって」の品格

私は、実は、赤から鍋の素をこぼしてしまったんです。

あっ、ちょっと、トイレに行ってきます。

<三河弁> わし、素をよーけ、こぼしてまってよ。

ちょまって。トイレでまってくるで。

※待ってとまってを、並べる事で、同等の品格を感じさせる。

 

「ちょ」の優しさ

だから、丁度あった、キムチをごまかすために入れたんです。

ごめんなさい。

<三河弁> ほだで、キムチをちょっと、ちょびっと、ちょーらかして入れたった。

ゆるしてちょっ。

※とぼけた印象で、事態が和らげる優しさ。

 

「ほー」の世界観

食べ終わって、残った汁は捨ててもいいのかな?

いいですよね?

もう、捨てて、いいんですよね?

<三河弁> 残った汁、ほーる?

ほーるだら?ほーだら?

ほーれみん、ほーだらほーだに、ほーるだら?

※ほーの奥深さを感じてください。

 

「響き」の妙

辛すぎて、舌がヒリヒリするわ。

舌の感覚が、鈍くなってしまったわ。

<三河弁> でれーかれーもんで、

舌が死んでまったわ~。

舌が、やけずっとる。

もう、舌の感覚が、にっすい。

※壮絶さが、伝わってくる響きの数々。

 

こうして、次の日、

我が家のおじさんは、トイレでまって、

また、地獄を見たんだに。

地獄鍋、わやです(危険です)。

 

そんな中、猫達は?

あや「このベッドは、あやのだに」

 

おたま「オラのだに」

 

おたま「ほーだらー、おばちゃーん」

 

おたま「オラは、退かせんに」

 

あや「ほんな事いうヤツは、地獄、見せたる!」

おーっそが!(恐ろしい)

おーっそがいでかんわ!(恐ろしくてたまりません)