うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

転ずる時

2017年12月17日 | よねの事

よねという猫は、

食事時間も惜しんで、

寝ている。

だけど、どういう訳か、

我が家では、最も、

見た目が若々しい気がする・・・

 

おはようございます。

究極のアンチエイジングは、

とにかく、体を使わない事だと言われるが、

全く、その通りかもしれない。

なまくらも、極めると、健康に転ずるのかもしれない。

 

そういえば、私も、

たまに、スーパーポジティブと呼ばれる。

自覚はないのだが、人は、そう呼ぶ。

自覚がないから、私のどこを見て、

そう呼ぶのか定かではないが、

いわば、私は、ネガティブの権化なのだ。

 

嬉しい時だって、内心浮かれたりはしない。

「こんな素晴らしい事が起こったんだから、

絶対、次は、地獄だ」っと、心の準備に入るし、

よぼよぼのお爺ちゃんが、ごく軽い気持ちで、

飴玉1個程度をくれる時も、

「体だな、私の体が目当てなんだな」っと、覚悟を決める。

これは、ただの自意識過剰だ!

 

とにかく、ネガティブありきで、物事を考えてしまうから、

ネガティブな事が起こっても、

比較的、あっさりと受け入れるという訳だ。

 

そもそも、おっちょこちょいな私には、

痛い事や恥ずかしい事が、よく起きる。

転ぶなら、まだいい。

転ぶなんて、誰にだって起こりうる事だ。

しかし、先日は、包丁の使い方を間違えて、

左手に、迷いなく刺してしまった。

その時の、私の発言は、

「あっ、ハサミと間違えた」だ。

どんな状況なんだ?

信じらんない!

 

また、転ぶが、

転んで、パンツが見えた程度、慣れたものだ。

「やっぱり、そうなると思ったし」っと呟いて、

普通に起き上がって、普通に歩き出せばいい。

ただ、

またまた転ぶが、

その時、パンツを履き忘れている事に気付いたら、

それは事件です。

しかし、そこで気づくなら、まだいい。

その後、店に入って、ジーパンの試着をするため、

試着室に入った時に、ようやく気づいた時の、あの衝撃。

思わず、天を仰いで「助けて~」と叫んだ。

しかし、それも一瞬だ。

試着は諦め、普通に帰った。

その時の時刻は、もう昼過ぎだった。

だから、私は、

「今から履いたって、勿体ないじゃん」という理論のもと、

ノーパンで、過ごした。

 

そして、今、こうしてネタにしている。

私は、人生は、コントだと諦めている。

しっちゃかめっちゃかになればなるほど、

そのコントは、面白いモノとなる。

とはいえ、その時は、いつも真剣で、苦しい。

ネガティブにしか考えられない私などは、

苦しみもがいて、更に深みにはまり、

涙さえ枯れてしまう事もある。

例えば、靴下の穴に気付いて、

どうにかこうにかごまかそうと、

穴を足指でつまみ続けて、足がつった状態だ。

違うか?

 

そうなると、もう、解決策も見失い、

自分の思うようなオチになるかなんて、

私の知る所ではなくなってしまう。

追い詰められて、だったら、こうしてやる!っと

穴を広げて、レッグウォーマー風にして、

大けがしてる状態だ。

そうなると、揃えるために、穴が空いてない片方も、

あえて破る!

 

しかし、

この苦しみの行方は、解決か失敗かだけが大事ではない気がする。

その数日後か、はたまた数年後か、

どれほど面白いコントに仕上がっているかと、

そう思い返せる、様々な経験自体が、

人生の糧になるのではないだろうか。

そして、面白いコントに仕上げるのは、

どれだけ真剣に向き合えたかにかかっている。

 

私は、いつも、

これは波乱の幕開けか?と思った時、

そんな思いを、心の片隅に置いて、

波へ乗りに行き、溺れている。

サーフボードを、置き忘れちゃうからだ。

 

ネガティブな事も、

ある意味では、いつかポジティブに転ずる時が、

来るのかもしれない。

 

そして、私のドM気質も、時々、どSに転ずる。

「私なんて、もっと雑に扱えって言ってんの!」

「私を、もっと直角に、上から見下せ!」

「こらー、私の意見を尊重すんなー!」ってね。

もはや、ドSだよね。

 

そんな、よねさんは、炬燵の精のわりに、

お昼間は、炬燵から出てる事が多いんだよね。

眠そうですね。

 

あっ、毛づくろい、しなさるのね?

 

いや、ちがっ!

 

そこ、よねじゃないよ!

 

大丈夫かな~?

 

よね「だいじょうび~」

そうだな。

ただのなまくらかと思いきや、

昼は、ちゃんと太陽に浴びてるんだよね。

この時、よねは、きっと、ほぼ無意識。

さすが、極まってこそ、転じてるよね~!