うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

おかえりなさい、のんちゃん!

2023年03月13日 | のん太の事

焦った~。

今年もというべきか、でもやっぱり焦ったのだ。

 

おはようございます。

のん太がワクチン接種して以来、一日半寝込んでいた。

とにかく炬燵の中でぐったりとして動かない。

飲まず食わずの一日半、私は焦った。

 

動物病院へ連れて行く時、

今の我が家の4頭で最も激しいのは、あやだ。

キャリーケースの中では延々、

「わおぉぉぉーーーん、わおぉぉぉーーーん」

と、それはもう、シベリアンハスキーの遠吠えより猛々しい。

本猫は、不安で鳴いているのだろうけれど、

私としたら、もはや頼もしささえ感じる力強い悲鳴だ。

しかし、診察台ではとってもよい子にされるがままになり、

針を刺されても、なんのそのだ。

家に帰って、一旦ドライフードをやけ食いして、それでおしまいだ。

通常の元気過ぎる、あやに戻るだけだ。

一応、記録として、体重6.4キロを記しておく。

 

おたまとたれ蔵は、なんとも切ない悲鳴をあげる。

つい、庇護欲を引き出されてしまうが、

この2匹はさらに、診察台に乗ると、どちらも、院長先生に媚を売る。

おたまなんて、院長に抱っこをせがむという作戦に打って出る。

「お願い、優しくして」と言わんばかりだ。

院長に縋りつくがゆえ、正確に測れないまま、約5.2キロを記しておく。

 

たれ蔵も、院長の手が寄ると、反射的に頭を擦り付けるが、

おたまのように作戦ではなく、ただマジで気のいい猫だから、

人の手が寄ってくると、どうしたって頭を擦り付けてしまうのだ。

優等生たれ蔵、5キロジャスト!

 

そして2匹とも、接種の予後にも不安はない。

 

問題は、のん太だ。

移動から接種までは、何の問題も無い子だ。

院長の診察の結果は、いつだって、

「この子は、本当に可愛い!」だ。

ただ、ワクチンの副作用と精神的疲労も相まって、寝込んでしまう。

ただでさえ3.6キロ、やせ型なのに、断食状態で寝込まれると、

かかぁは、生きた心地がしないのだ。

 

こうなるといよいよ、

次回はどうしようかな~っと悩ましい。

外猫チャー坊との間接接触がある以上、接種した方が好ましい訳だが、

のん太はせめて、往診型にしてもらおうかな~。

 

と考えていたら、昨夜、やっとこさ起きてきて、

「ねえ、かかぁ」と主張が出来るまでに回復した。

この子はいつも、何か言いたい時は、立ち上がって主張する。

やっとこさ、

のん太が立った!

 

のん太「かかぁ、のん食べりゅ!」

クララが、ちがっ!

のん太が、やっとこさ、立ったー!

 

そして、失われた一日半を取り戻すように、

甘えん坊に戻った。

のん太「のん、ちゅごい怖い目にあったんら、かかぁ」

 

そだね。

のんちゃん、おかえり~

のん太「たらいま、かかぁ。」