焦った~。
今年もというべきか、でもやっぱり焦ったのだ。
おはようございます。
のん太がワクチン接種して以来、一日半寝込んでいた。
とにかく炬燵の中でぐったりとして動かない。
飲まず食わずの一日半、私は焦った。
動物病院へ連れて行く時、
今の我が家の4頭で最も激しいのは、あやだ。
キャリーケースの中では延々、
「わおぉぉぉーーーん、わおぉぉぉーーーん」
と、それはもう、シベリアンハスキーの遠吠えより猛々しい。
本猫は、不安で鳴いているのだろうけれど、
私としたら、もはや頼もしささえ感じる力強い悲鳴だ。
しかし、診察台ではとってもよい子にされるがままになり、
針を刺されても、なんのそのだ。
家に帰って、一旦ドライフードをやけ食いして、それでおしまいだ。
通常の元気過ぎる、あやに戻るだけだ。
一応、記録として、体重6.4キロを記しておく。
おたまとたれ蔵は、なんとも切ない悲鳴をあげる。
つい、庇護欲を引き出されてしまうが、
この2匹はさらに、診察台に乗ると、どちらも、院長先生に媚を売る。
おたまなんて、院長に抱っこをせがむという作戦に打って出る。
「お願い、優しくして」と言わんばかりだ。
院長に縋りつくがゆえ、正確に測れないまま、約5.2キロを記しておく。
たれ蔵も、院長の手が寄ると、反射的に頭を擦り付けるが、
おたまのように作戦ではなく、ただマジで気のいい猫だから、
人の手が寄ってくると、どうしたって頭を擦り付けてしまうのだ。
優等生たれ蔵、5キロジャスト!
そして2匹とも、接種の予後にも不安はない。
問題は、のん太だ。
移動から接種までは、何の問題も無い子だ。
院長の診察の結果は、いつだって、
「この子は、本当に可愛い!」だ。
ただ、ワクチンの副作用と精神的疲労も相まって、寝込んでしまう。
ただでさえ3.6キロ、やせ型なのに、断食状態で寝込まれると、
かかぁは、生きた心地がしないのだ。
こうなるといよいよ、
次回はどうしようかな~っと悩ましい。
外猫チャー坊との間接接触がある以上、接種した方が好ましい訳だが、
のん太はせめて、往診型にしてもらおうかな~。
と考えていたら、昨夜、やっとこさ起きてきて、
「ねえ、かかぁ」と主張が出来るまでに回復した。
この子はいつも、何か言いたい時は、立ち上がって主張する。
やっとこさ、
のん太が立った!
のん太「かかぁ、のん食べりゅ!」
クララが、ちがっ!
のん太が、やっとこさ、立ったー!
そして、失われた一日半を取り戻すように、
甘えん坊に戻った。
のん太「のん、ちゅごい怖い目にあったんら、かかぁ」
そだね。
のんちゃん、おかえり~
のん太「たらいま、かかぁ。」