うめと愉快な仲間達

うめから始まった、我が家の猫模様。
犬好きな私は、チワワの夢を見ながら、
今日も癖が強めの猫達に振り回される。

茶色ばっかり!

2023年03月25日 | チャー坊のこと

ちょっと、

しばらくは、

記事の内容が、茶色ばかりになるかもですが・・・

 

おはようございます。

インスタと被ることにもなるのですが、

保護記録としても書いておきたいので、お許しください。

 

一昨日(木曜日)、チャー坊がウンチをした。

月曜日に保護して以来、初のウンチだ。

下痢止めの薬を飲んでいたおかげで、見事なバナナ型のを出した。

見てください、この雄姿を!

 

これでようやく、検便ができた訳だが、

結果は、腹に2種類の虫が棲んでいることが判明した。

保護する前から下痢は確認していたから、「やっぱりね」といった感じだ。

 

駆除方法は、肩に薬剤を垂らすだけという、とっても簡単な方法。

ダニ・ノミ・耳ダニにも効き、

さらに、腹の中の虫まで駆除できちゃうという優れものだ。

チャー坊は、耳ダニをおじらせた痕跡もあるから、うってつけだ。

ということで、

昨夜さっそく、肩に垂らそうとして

手が滑って、背中に垂れてしまったが、これで大丈夫だろうか?

当のチャー坊は、そういうケアは、まったく平気なタイプだ。

 

しかし、爪切りは、まだ難しい。

だから、ここ最近、手の先を触るようにしている。

それがふわっと握らせてくれるようになったら、次は抱っこの練習となるだろう。

そこは、焦らずゆっくりだ。

 

しかし、昨日は焦った。

夕方、実家へ行くと父さんが居ない。

「母さん、父さんはどこへ行ったの?」

そう聞くと、かずこは言う。

「うんこが引っ掛かって、出て来んらしいわ。

だで、病院行くって言って出ていったわ。」

 

なっ、なんですって?

うっ、うんこが引っ掛った?

 

肛門付近で、硬い大便が詰まって、出て来ないということか?

そんなことって・・・・有り得る!

私は狼狽えた。

万が一、近所の病院でどうにもならなくなったら、

きっと大きな病院へ走らなければならなくなる。

どうしよう。

大手術にでもなったら、どうしよう。

 

私は、気もそぞろなまま、チャー坊のご飯の準備をした。

チャー坊は相変わらず、ソファー下に籠城しているが、

私が居れば、ちょっと出てきたりするようになっている。

昨夜も出てきて、私にスリスリ甘えていた。

それでも、私は心ここにあらずだった。

 

1時間ほど待っていると、玄関が開く音がした。

と同時に、横で寝ていたチャー坊が立ち上がり、歩き出した。

今までリビングに敷かれたカーペットの上しか動いた経験が無かった、

チャー坊が、ダイニングを通って、洗面場へ行く。

そこから今度は、玄関の方へと歩いて行くではないか。

父さんは玄関からこちらへ向かってきながら

「ほい、チャー坊よ。やっと(ソファー下から)出たんか?」

とすれ違いざま、背中を撫ぜた。

 

どっち?

あたしは、どっちを先に話題にあげればいいか、混乱した。

仕方ないから、しばらくチャー坊の探検を眺めてから、

父さんに話し掛けた。

「大丈夫?出たの?」

「大丈夫や。ぼちぼち、こうやって馴れていくもんだろ?」

 

いやいやいや、ぼちぼち慣れるの?

大便が肛門に詰まるって、そういう感じで慣れていけるものなの?

人って、そういうものなの?

 

「そっか。あたしゃ、手術で便を出すとなったら

どうしようかと、すごい心配だったわぁ。」

私が、そう安堵していると、父さんは

「お前は、何について言っとるんだ?」

と、怪訝な顔をしたから、

かずこさんから聞いた情報を、父に確かめた。

「ウンチが引っ掛かって出せなくなったから、急いで病院行ったんでしょ?」

「そんなこと、あるか?!」

 

という訳で、

そこで、ようやくズレが修正できた。

かずこさんは、きっと前日の見事なチャー坊のウンチの記憶が

脳裏に残っていたから、あんな発想になったのだろう。

父は、いつもより血圧が上がり、その自覚症状を感じたから、

念のため病院へ行ったということだった。

もともと血圧高めではあるが、いつもは感じない肩の重さを感じたらしい。

季節柄、自律神経が乱れやすいこともあるのだろう。

 

このやり取りをしている間、

チャー坊は、今までソファーの下からしか見たことのなかった私達を、

別の角度から、不思議そうに眺めていたのであった。

チャー「えっと、えっと。僕はどこにいたらいいんだろ?」

君の好きな場所を探せばいいんだよ。