今まで2回くらいビクのお腹が大きくなったことがありましたが、
子猫が育つことはなかったようで、見ることはありませんでした。
ところが先月、長屋の隅の紙袋の中に子猫を発見、びっくりしました。
あの暑いさなか、そう大きくはない紙袋の中でビクが育てていたのを、時々ちらっと見ていたら、
ばあちゃんが猫の夏の子供は育たないというので、かわいそうなようなほっとするような・・・。
そのうちにビクは子猫を連れて家の周りを転居していき、お稲荷さんの裏にいたかと思ったら、
今度は家のすぐそばに積んであるブロックとの間に連れてきてしまいました。
ビクは小柄な猫なのに、3匹も産んでいました。
お稲荷さんの社の裏から、子猫をくわえて移動してきたのでしょう。
何という可愛さ、近くで子猫を見るのは初めての経験です。
ビクは私が子猫を取り上げて捨ててしまうことは無いと、判断しているのが分かります。
見えなくなったのでまた引っ越したかと安心したら、ブロックの空洞の中に入っていたので、
ここは子猫によっても安全な場所なんだなと納得。
ビクがいないと決して声を出さない子猫たちですが、次第に行動範囲を広げていきます。
猫の母親はすべて一匹で子育てをしていきます。
偉いなあと思いますが、これからどうするんだろうと気がかりでもあります。
お盆の棚経に見えたお坊さんから、近くの集落の方が5月に亡くなったことを聞きました。
複雑な事情があって、いまだにお寺でお骨を預かっているそうです。
その方には子供さんが3人いらっしゃるのですが、それぞれに事情があるようです。
これからこういう問題も増えていくのでは?と、思いました。