Grandma のデジカメ写真日記

折々の散歩や旅行で撮った風景、花等の写真を載せています

思い出を重ねて行く十月桜

2014年12月17日 | 庭の草花や実
庭の鉢植えの「ジュウガツザクラ」(十月桜)、このところの寒さにも負けずに
とても綺麗に咲いています。

この鉢植えの十月桜は丁度4年前の今日、次女が一級建築士の試験に合格した時のお祝いに
『十月生まれの彼女に買った桜』です。
その時は高さが1mもない苗で自転車で持って帰ってきたのですが
今は2m位の高さになっています。

今朝紅白に並んで咲いている花を見つけて嬉しくなりました。

昨日朝早くメールチェックをしたら(フィンランドでは15日夜)
娘から参加しているフィンランドのアアルト大学のウッドプログラムのコンペで一位を取ったというのです。
そのお祝いで十月桜が紅白並んで咲いてくれたように感じました
次女のFacebookを見に行くと詳しく書かれていました。
「リスキーな部分も沢山あるが、出来上がったらすばらしい空間になるだろう。
それとも失敗するか。」というのが先生のコメントで、
リスキーさと失敗の可能性もひっくるめて設計案を採用できる懐の広さに次女は感動したとのこと。
採用された設計案は来年5月末ヘルシンキ市内のフィンランド建築美術館で始まる
Exhibitionで小さな木造のパビリオンとしてを建設されるそうです。

設計した模型の形の半分の写真ですが
実際に建てるのに予算が少なく16m×8m×高さ4mが
半分の7m×7m×4m位になってしまうので写真も半分位にしたということでした。

十月桜、まだ蕾が沢山あってこれからも次々咲いてくれそうです。
建築士の試験に合格した時の思い出に、次女が立ち上げて活動している「棚プロジェクト」を
昨年12月に『読売新聞が掲載した時』も咲いていて、今回留学したフィンランドで彼女の設計した
木造のパビリオンが一位を取った記念をこの桜が思い出に重ねてくれることになりました。



コメント (10)
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