Grandma のデジカメ写真日記

折々の散歩や旅行で撮った風景、花等の写真を載せています

9月中旬の自然教育園で (1) マツカゼソウ、シモバシラ、シャリンバイ、キンミズヒキ、イヌショウマ他

2015年09月20日 | 自然教育園
7月の中旬に行って以来2ヶ月ぶりに自然教育園へ先週行って来ました。
前回撮った花が少し残っていましたが秋の草花が咲き出し、
色々な花が実に変化し始めて居ました。
路傍植物園の入り口ではまだ「マツカゼソウ」(松風草)が咲き残っていましたが

実をつけ始めていました。

「シモバシラ」(霜柱)の花が咲いていました。
氷点下になるような寒い冬に枯れた茎の根元近くに茎が吸い上げた水分が
寒さで凍りつき『茎のまわりに霜柱のような氷柱』を作り、そのことが名前の由来です。

「シャリンバイ」(車輪梅)の実、熟して来ると黒っぽくなるのですがまだ緑でした。
『白くて可愛い花』が咲きます。

「マムシグサ」や「ウラシマソウ」の仲間の「ムサシアブミ」が茎の根元近くに
実をつけ始めていましたがまだ赤く熟していませんでした。

路傍植物園の入口からしばらく行った所では
「ヤマホトトギス」(山杜鵑)の白い花が見られました。

7月に来た時、園内のあちこちで咲いていた「ウバユリ」(姥百合)が
実になっていました。

「キンミズヒキ」(金水引)、実になっているものもありましたが
まだ黄色の花を咲かせて残っているものもありました。

「イヌショウマ」(犬升麻)の花が少し咲き始めていました。

「タイアザミ」(大薊)が丁度咲き始めたところで薄紫色がとても綺麗

「ミズタマソウ」(水玉草)はもう花が見られず、実ばかりになっていました。

「モミジガサ」(紅葉傘)の花、終りに近かったのですが葉がまだ綺麗でした。

「ヌスビトハギ」(盗人萩)の花はもう少なくなっていていました。

種を包む莢の形が盗人の足袋の形に似ているからと名前が付けられた
莢をつけた株がありました。
すぐそばにキンミズヒキとその緑の実が見えています。

「シュウブンソウ」(秋分草)キク科の小さな地味な花で秋分の頃に咲くので
名前がついたようです。
以前も調べたのですが「シュンブンソウ」(春分草)という植物はないようです。

撮影日 9月16日
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砧公園の帰りに寄った小さな公園で 彼岸花と瑠璃二文字

2015年09月18日 | 砧公園
砧公園への行き帰りに前を通る小さな公園で
草地の中で赤と白い彼岸花が咲いていました。


花壇のような所では白い花が寄り合って咲いていました。

歩道のそばのフェンス際では「ルリフタモジ」(瑠璃二文字)
別名「オキナワハナニラ」(沖縄花韮)が丁度見頃。

色が瑠璃色に近く(と言っても実際は藤色)、「ニラ」を二文字と言ったので
「ルリフタモジ」。ちなみにネギは日本書紀では「岐(き)」と
一文字で書くのでヒトモジ、ニラは「爾良(にら)」と二文字。

撮影日 9月14日
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初秋の砧公園 (3) カリガネソウ、ヤブコウジ、ホトトギス、シュロソウ、レンゲショウマ、センニンソウ他

2015年09月17日 | 砧公園
砧公園の山野草園に着くと入口の近くで
「カリガネソウ」(雁草)が咲き始めていました。
まだ蕾の方が多く来週辺りに又行ったら咲き揃っていて綺麗かもしれません。

「ヤマホトトギス」(山杜鵑)や

「ホトトギス」(杜鵑)も咲いていて秋の深まりを感じました。

「シュロソウ」(棕櫚草)の濃いえび茶色の花が倒れかかって
いましたがまだ咲き残っていました。
変わった色の花なのですが見頃の時の色の花はシックで素敵だと思っています。
名前の由来はシュロ の幹の周りに付く毛のような皮に似たものが、葉の根本の葉柄が
腐ってシュロに似た毛になることから

「ヤブコウジ」(藪柑子)に実が付き始めていました。
「ヤブコウジ」は縁起物の実で「ジュウリョウ」」とも言われます。
我が家の「マンリョウ」(万両)と同じでまだ色は緑でした。
『訂正』山野草のスタッフの方が後日手入れをしにいらした時、
「ヤブコウジ」ではなく「マンリョウ」でしたと教えて下さいました。
「ヤブコウジ」は実が1~2個、「マンリョウ」は沢山実をつけます。

去年も遅く咲いていた「レンゲショウマ」(蓮華升麻)がまだ咲き残っていました。
数年前まで毎年、「レンゲショウマ」が群生する
『御岳山に8月中旬』には行っていたのに去年、今年と
行くことが出来なくて残念でした。

数が少なかったのですが「ツルボ」(蔓穂)を見ることが出来ました。

「センニンソウ」(仙人草)が山野草園から少し離れた所で綺麗に
沢山咲いていたのですが群れて咲いているのを上手に撮れていなくて
たった一輪だけのアップになってしまいました。

毎年「ヒガンバナ」(彼岸花)を見に行く場所に行ってみましたが
まだほんの数株しか咲いていなくて
又来週見に行って見ようと思っています。

 


少し先に行った所にある「コブシ」(辛夷)の実を見に行ってみると
面白い形の実が割れて中から赤い種が見えていました。

撮影日 9月14日
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初秋の砧公園で (2)ヒトツバタゴ、ムクロジ、トチノキ、オニグルミ、クヌギ、ムクノキ等の実

2015年09月16日 | 高尾
砧公園の駐車場のそばの広場で「ハンカチノキ」の実を見たり、
咲き始めたばかりの「ジュウガツサクラ」を見た後、
少し先に「ヒトツタバコ」別名「ナンジャモンチャノキ」があるので
小さな実を探すと高い所に黒い色に変化した実を見つけました。

山野草園へ向かうために少し自転車を走らせて行く途中
「ムクロジ」(無患子)の木の下で降りて実を探してまだ緑の実を撮りました。
実が茶色になった頃中の種は黒くなり、羽子板の羽の球に使われます。

「トチノキ」(栃の木)の実も見られる頃と思いそばまで行ってみると
高い枝に数個なっていました。

この後、自転車進入禁止になるので駐輪場に止めた後、
いつも山野草園へ歩く途中に脇を通る柿の木、実が色づいていました。

少し離れた場所にある、「オニグルミ」(鬼胡桃)の木の
近くに下から見上げると、
葉は虫に食われて傷んでいましたが実は多少残っていました。

山野草園の近くの「クヌギ」(橡) の木の実は茶色に変わって
綺麗な大きな実になってなっていました。

「カラスザンショウ」(烏山椒)の木を見ると花が終わって
実が付き始めているようでしたが、高すぎて良くわかりませんでした。 
冬になって『葉痕』を見るのが楽しみです。

山野草園の入り口近くの大きな木の葉の間に小さな実を見つけました。
「エノキ」(榎)の実より大きき、名前が分からないので
山野草園のスタッフの方に画像を添付して尋ねると「ムクノキ」(椋の木)でしょうと答えて下さいました。
黒く熟して柔らかくなった実をムクドリが好んで食べることから名前がついたようです。

撮影日 9月14日
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初秋の砧公園で(1) サンシュユ、ヤマボウシ、ヤマブキ、ジュウガツザクラ、ハンカチノキ

2015年09月15日 | 砧公園
7月に行って以来2ヶ月ぶりに砧公園へ行きました。
八季の坂路は木々の葉も色が薄くなり秋の気配が感じられました。

「サンシュユ」(山茱萸)の実が色づき始めていましたが
まだ「アキサンゴ」(秋珊瑚)と言われる真っ赤な色にはなっていませんでした。

少し先に行った所で葉の茂みの中に丸いオレンジ色の実を見つけ
何の実かなとよく見ると、「ヤマボウシ」(山法師)の実でした。
いつもこのそばを通っているのに花を見たことがなかったような気がして、
来年5月頃に花を気を付けて探して見ようと思いました。

散策路の反対側では「ヤマブキ」(山吹)の花が咲いていて、
このところの気温が春に近いからなのかなと思ったりして季節外れの花を楽しみました。

八季の坂路を降りて駐車場近くの広場に「ハンカチノキ」の木があるので
そばに行って実を探すとちょっと黒っぽくなっていましたが数個見つけることが出来ました。

まだ十月になっていないのですが例年9月に咲いているのを見つける
「ジュウガツザクラ」(十月桜)、やはりもう咲いていました。

他にはないかと木の周りを巡って歩いて見ると
あと2輪見つけ合計3輪咲いていました。
『10月末から11月初めにかけて』花数が増えて見頃になります。

撮影日 9月14日

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お友達の版画展を見に銀座へ

2015年09月09日 | etc
版画をなさっている古くからのお友達が銀座で
グループ展「木版画6+1展」を
開催するという案内を頂いたので初日、7日に見に行って来ました。
+1というのは先生(朝日カルチャーセンターで講師をしていた方)のようです。

一人、2点ずつが展示されていて下がお友達の作品です。

去年は彼女の『個展』があり見に行っていました。
数年前にポルトガルの村を版画のグループの方達と訪れて
スケッチしていらした絵が版画の題材になっているようです。
作品のタイトルは「村の散歩道」

昨年から取り組んでいる海辺の風景、今年も作品になって展示されていました。
タイトルは「海辺の朝」 海の水の表情がとても印象的でした。
マストの白い線にとても苦心したと話されていました。
朝日カルチャーセンターで版画を習い始め、2004年春陽展に入選しその後も
『春陽展』に出展していてずっと版画をなさり続け素晴らしい作品を
発表している彼女に拍手を送りたいと思います。

コメント (2)
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咲き始めた庭の鉢植えの銀木犀とミニ薔薇

2015年09月05日 | 庭の草花や実
朝、洗濯物を干していてふと庭の鉢植えの「ギンモクセイ」(銀木犀)を見ると
葉の間に白い米粒のようなものが見えました。
もしかして蕾かなと思って近づいて良く見ると花が咲き始めていました。

例年花の良い香りが庭に漂って気づくのですが
今年はまだ花数が少ないのか花のそばに
顔を近づけないと香りを楽しめませんでした。

小さい丸みを帯びた4枚のクリーム色の花弁で
オレンジ色の強い香りのする「キンモクセイ」(金木犀)よりは
穏やかな感じの香りのする花です。

先月初めから咲いていた「ミニバラ」(ミニ薔薇)、ブログにアップするのを忘れていました。
その花は終わってしまいましたが又数日前から次の花が咲き始めています。
大輪のバラを育てるのは大変なので手入れの簡単なミニ薔薇を買って庭に置いています。
水やりを忘れていてもちゃんと咲いて素朴な姿を見せて
明るい色の花がない時期目を楽しませてくれます。

撮影日 9月5日
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2ヶ月用の卓上カレンダー  9月(砧公園のヒガンバナ 10月(東御苑のオトコヨウゾメの実)

2015年09月04日 | カレンダー

今月は奇数月なので2ヶ月用の卓上カレンダー9月、10月をアップしました。
9月の写真は『砧公園の奥に咲く「ヒガンバナ」(彼岸花)』です。
数は巾着田や昭和記念公園と比べられないほど
少ないのですが、我が家から比較的近くである程度まとまって見られるので毎年見に行きます。
撮影したの9月15日なのでもう2週間もすれば見られるようになります。
10月の写真は皇居東御苑の新雑木林で見た『オトコヨウゾメの赤い実』です。
『花もとても小さくて可愛い』ので大好きな木です。
砧にもそろそろ行ってみたいし、東御苑にも10月になると雑木林で
色々な種類の赤い実が見られるので出かけてみたいと思っているこの頃です。
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9月の手作り壁掛けカレンダー   皇居東御苑二の丸雑木林

2015年09月01日 | カレンダー
今日から9月です。先月末から秋の気配が感じられていましたが
雨が降り続いていて今日も朝方は雨が降り爽やかな9月と言えませんでした。
午後雨があがり3時過ぎると少し青空が見えて来てきました。
今月のA3サイズのカレンダーの写真は9月末に撮った『皇居東御苑の二の丸雑木林』
(撮影したのは9月末ですがブログには10月初旬でした)
木洩れ日が林の中に差し込んでいる風景です。
四季折々東御苑を訪ねて林の中に咲くその時々の足元の野草や目線近くにある
木々の花、果実を見ながら歩くのが何よりの楽しみです。
この時はユウガギク、ヤブマメ、マヤラン、ヒメキンミズヒキが咲いていました。
東京駅から20分程、大手町のビル街から歩いて15分程なのに緑の木々が
多くゆったりとしていて心が和む場所です。
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