小石川植物園のツバキを見た後、大きな木がある道を歩き始めました。
少し花が咲くのには早いのすが「アテツマンサク」(阿哲満作)の木を探すと
蕾から黄色い花弁が出ているのを見つけました。
牧野富太郎博士が岡山県の阿哲郡で見つけた「マンサク」で
「シナマンサク」等と違って
『中心も黄色い』のです。
花弁が長く出て来ているのが見つかりました。
モミジバスズカケ等大きな木が立ち並ぶ中に「ユリノキ」(百合の木)もありました。
木の根元に綺麗な形の実が落ちていたのでいたずらして(?)
友達と2人で幹にさしてみました。
いつもこの辺りを冬から早春にかけて歩く時は「サンシュユ」(山茱萸)の
花が咲いていないか探します。枯れた枝に一輪だけ
花が咲きだしているのを見つけて嬉しくなりました。
巨木か並んでいるので必然的に目線は木の幹に行きます。
「シマサルスベリ」の木は通る人が木の肌の感触を確かめたのか
白い肌がはげて薄茶色になっていました。
道の真ん中に「オモト」らしき植物があり赤い実ができていました。
少し変わった松の枝がありました。濃い緑ではなく白っぽい色でした。
幹につけられた札には「シロマツ」(白松)と書かれていましたが
幹の感じが松と全く違いマダラ模様でした。
そばに沢山ある「カリン」(花梨)の幹に少し似ていました。
下は「カリン」の幹の様子、「シロマツ」はマツ科、「カリン」はバラ科なので違う種類なのですが
幹のまだら模様は似ていました。
地面に沢山変わった皮のようなものが落ちていて上を見上げると
不思議な形の枯れたものがまだ残っていました。
「サイカチ」という札があったのでスマホで調べるとマメ科とわかり、大きな莢のようなものが
枯れて残っているようでした。緑の実と花がどんなのか知りたくなりました。
撮影日 1月28日