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お着物Enjoy生活からバレエ・オペラ・宝塚etcの観劇日記に...

Arts and Crafts 展

2009-04-26 07:15:00 | ART
しばらくブログの更新を怠っておりました。
展示としては過去のものになってしまいますので備忘録として・・・

「生活と芸術―アーツ&クラフツ展」ウィリアム・モリスから民芸まで



ウィリアム・モリスの意匠デザインってなぜか心惹かれるのです。
「役にたたないもの、美しいと思わないものを家においてはならない」
という箴言を残したモリス。



1883年内装用ファブリック「いちご泥棒」

19世紀後半、工業化が進み、伝統的な手工芸のよさが失われつつある時代に、
手仕事のよさを大切に、自らが考案した自然と伝統を融合したデザインをベースにした
室内装飾品を製造販売するビジネスとして成功させた実業家デザイナー。

八面六臂の仕事ぶりとともに、美しき妻ジェインと親友ロセッティとの三角関係に苦しんだ話も
知られており、



1862年頃のステンド・グラス・パネルの傑作
「聖ゲオルギウス伝」(6枚)の姫の姿などに繰り返し表われる彼女の面影が・・・。



圧巻なのはフィリップ・ウェッブらとの競作、タペストリー
「The Forest」(1887)
緻密な織で動植物の息遣い、質感が伝わってくる大作です。

イギリス編としてはモリスと同時代のデザイナーの工芸品も展示されていましたが、
同様のコンセプトでもデザイン力と構成力でいかにモリス(とウェッブ)が
抜きん出た存在だったかを思い知らされました。

同時代の工芸運動として、ウィーンの分離派、ホフマン、モーザーらの
家具や食器、日本の民芸運動などにスポットを当てたコーナーもありましたが、
時間の都合上、モリスに集中しての鑑賞となりました。



東京都美術館にて。会期終了近くの4月3日の鑑賞。
上野の夕暮れどき、桜並木には提灯がともり始めて
(木の下の青いビニールシートを見なければ)
幻想的な光景も楽しめました




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